勇者召喚……されたらしい

鮭なベィベェィ

第一章 一幕 プロローグ

第一幕  プロローグ

「っはー疲れたぁーやっと授業終わったー。
なぁーお前らー帰りにゲーセンよろーぜー」
「お、そうだな、よるべよるべ」
と、こいつぁ、小森 拓海(こもり たくみ)
中学時代剣道部で、しかも全国二位とった、現在も剣道部。成績若干高め、黒髪、平均身長、顔普通
「俺は部活じゃけぇパス」
んで、こいつは山田 太郎(やまだ たろう)
こいつの名前初めて聞いたときマジで?!って思った、マジらしい、ちなみに中学時代柔道部で現在空手を習っている、成績は若干低め
あと、地毛が茶髪の高身長でちーと顔怖い、ハードボイルドなかんじじゃ、ぱっと見ヤ〇ザの若頭
ん?あれなーんか私以外戦闘力高くね?気のせい?
あ、私は相野 正(あいの ただし)
姓は相野   名は正
現在帰宅部、中学時代アーチェリー部
顔普通、成績普通、ラノベ大好きで変わったところはない、強いて言うなら悪知恵が少し働く程度のただの男子高校生だ。
あ、でも一つ普通の男子高校生と違う所がある
学校のアイドルと幼馴染ってこと、幼馴染ってだけだけどな!
まぁ、普通に友達みたいな感じです、時々一緒に登下校するけど。
「おけーじゃっ!小森ーゲーセン行こうz「正君一緒に帰ろ!」
おっとびっくり学校のアイドル白沢 美月(しろさわ みつき)さんじゃん
黒髪清楚な美少女、成績も常に学年上位、胸も人並み以上の大きさ
ラノベヒロインかな?
まぁこれがラノベであっても主人公は俺じゃねぇだろうけど
そんでもって、クラスの男子の視線がとても痛い!
やべぇどっかに逃げたい異世界とかでもいいから逃げたいよし、ここはとりあえず教室から逃げる
「白沢さん彼は友人どゲームセンター行くみたいだし僕と帰らない?」
あ、こいつは
桝井 龍星(ますい りゅうせい)
正義感がとても強く、成績は学年トップ、運動神経抜群さらにイケメン、茶髪、高身長。
何このハイスペック、ラノベ主人公?
神に好かれてんな
「ごめんね桝井君今日、正君と一緒に帰りたいの」
のぁ?!さらに視線が痛い!それに殺意がこもってる!しかも何か、視線で人を殺せたらとか、今ならこの憎しみで世界を、何であいつがどうして!……とか聞こえるんだけど!何?!恐い!!ヤバイマジで逃げたい気付いて白沢さん!
と視線を向けて見つめるが
ん?と言う感じで白沢さんは微笑み返した
あ、可愛い。
じゃなくて、あーやっべ、さらに視線が痛ぇ………
「途中で買い物するから荷物持って貰おうと思って駄目かな?」
「そ、それなら僕も一緒に行こうか?」
「ありがとう、気持ちだけ受け取っておくね、でも別にいいよ、迷惑だろうし、それに買い物する場所も帰り道が一緒の所から先だし…」
「そっか……気を付けてね。」
「スマン小森、先帰るな……」
はぁゲーセン行きたかったけどしゃーなし
ここで断ったら夜道で刺されるかもしれんし
「おういいよ、じゃーな」
「誘っておいてホンマスマンじゃーなー」
そして、逃げるように教室から出ようとして、
あーマジで異世界でもいいから逃げたい
そう思った次の瞬間教室が光った………え?何事?
何か教室の地面に魔方陣みたいなのあるんだけど?
「きゃっ!なに?!」
「わっ!なんじゃこれ!」
「何?!何?!何?!」
「わわ!何これ魔方陣?」
「う、うわぁー!」
教室が騒がしくなる、そして今までよりも強い光が放たれた。



それで、次に目が覚めたときには
そこは確実に日本とは言い難い場所であった。


第一幕  プロローグEND



コメント

コメントを書く

「ファンタジー」の人気作品

書籍化作品