転生して猫?猫又ですか?

居眠りブチ猫

第21話 わたしはチートが確定しました

「さてと、話は長くなったがそろそろ神界にもどらないと」
アレルガン様はなごりおしそうに言うと
「そうじゃの、そろそろ戻らんと煩いからの」
アスラ女神様もなっとくしてもどることになった
「では、わたしは結界の方にいきます」
ノアールもいっちゃうんだ・・・ちょっと寂しい
アスラ女神様はなにかをおもったのか
「ノア、これをやるぞ」
と一個のタブレット?、タブレットみたいなのを渡してきた
「これは?」
「これはあちらの知識をまとめたと言うタブレットじゃ」
て、むかしどっかの本の厚みの幅が10センチ以上だった百科事典みたいな
ですか?」
「うむ、これで多少は貢献せい、わたしの信徒としての使命じゃ」
とにこにこと、あっ、ノアールは頭を抱えていた。
アレルガン様は欲しそうにしていた
「アスラ女神、わたしの分は・・・」
とアレルガン様がいうと
「あれは地球の神たちからの選別じゃ、だからダメ」
とにべもなく、にこにこと言い切ったし
「う~、そこをなんとか、ダメ?」
「ダメじゃ、それを欲しくば仏に3000年くらい帰依してもらわんと」
「うっ、それは出来ない、こっちの管理が・・・」
「なら無理じゃの、まっ諦めるしかないの、それにあやつを守り切れなんだ謝罪もあるしの」
とアスラ女神様はナデナデと撫でていった
「えっ、でもいいの?」
「構わん構わん、基本知識は使うもの次第じゃ、かのアルベルトもあやつも苦しんだ位だ」
「アルベルト・・・て相対性理論の?」
「うむ、あやつも苦しんだみたいだ、自分を超えるものを根絶やしにしたのではとな」
「あ~、かもしれませんね」
ちょっと有名な話だ・・・苦しんだから、笑う写真がないのはそれが原因と言われている
でもわたしは思った
(使えると言って使う場所を欲しがる事と使うために場所を《《わざ》》と作る人たちを嫌悪していいと)
「ふむ、耳が痛い話ですね、権力者の立ち位置にいる私には」
ファームおじ様はいまは現場には居ないが居た立場だったんですね
「まっ、ノアなら大丈夫じゃろ、精々料理レシピくらいじゃろ?」
「あはははは、ですね、これでレパートリーが増えました」
「うんうん、その程度でいいんしゃ、平和に暮らせるなら、あとそれはノア以外は開かなくしておるし」
へっ、わたし専用?
「でないと、色々とな、せめてノアがこっちで生活している間だけのものと、あと本当に継がせたいものがお主からわしに言わない限りは、ノアが亡くなったら消えるようになっているしの」
セキュリティーは万全ですね
「それを心して使ってくれ」
「はい、こころして使います」
「うむ、あとの一応ノアールにも渡しておるので顔を見たいときは使うがいいぞ、わしも持っているからいつでも使っていいからの」
「ありがとうございます」
アスラ女神様には本当に助けてもらっていますので感謝してます
「うむ、その顔を見ていると・・・連れて行きたくなったの」
「ダメですよ、ノアにはこっちでの生活からいつ結界をあけるかの時期を見てもらわないと・・・わたしだって、娘のつもりなんだから寂しいのに・・・ブツブツ」
なんか後半は聞こえないけど・・・ありがとうノアール
「では、それそれもどりますか」
アレルガン様は確認で言うと
「そうじゃの、またのノア、ファーム」
アスラ女神様も名残惜しそうに
「またそれで、連絡をしなさい、ノア」
ノアールも
「はい、大丈夫です。また相談したいときは連絡をします」
「では戻りましょ」
アレルガン様はいうと、みなが薄れて消えていった・・・
「なんとも嵐のごとくだったの」
ファームおじ様が椅子にすわると一息ついた
「ですね、でも大変ですね、この世界はこれから」
「じゃの、いまさらまた中央に戻ってこいと言われそうな案件じゃ」
「ですね・・・あっ!!」
「どうした!!ノア」
「ファームおじ様!!」
「なんじゃ!!」
「米を売っている商会を教えてください」
「・・・・なんじゃ、そんな事か・・・まったく老人をびっくりさせるな」
あきれて頭を抱えた
「それ程度ならこっちで用意して置くから・・・まったく」
「あと・・・・」
「なんじゃ、まだなんかあるのか?」
「えっと・・・」
「うむ」
「鍛冶場作ってもいいでか?」
「うむ、あの屋敷にか?」
「はい、防音、火災、危険防止は万全にしますから」
「かまわんよ、あれはわしの物件じゃし、いずれはメイファ用とおもったがノア用でも構わんし」
「はい、ありがとうございます・・・よし魔改造しよう」
「こらこら、自重しような?ノアちゃん」
地下に錬金術室と裁縫部屋で換気はあ~して、あっあと、あれも・・・とブツブツと言っているノアであった
ファームは頭を抱えた
神の使徒相手では無理かと思ったが・・・あっ、自分もそうだったなと今更思った
屋敷の変形だけはしないで欲しいとおもった・・・できそうだから

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