雪物語

スノウ

第16話 トカゲを追って三千里

2話更新マン








(なぁチノ、なんかないか?アルフ山に早くつく方法)

『はい、身体強化の魔法を最大出力で3時間かけ続けたら良いかと思われます。』

(それって俺の魔力大丈夫?足りる?ドラゴンに会った時戦えないじゃ意味ないよ?)

『はい、大丈夫です。大丈夫だからこそ私は提案したんです。』

(あっごめん、そうだよなチノだもんな!ありがとう!)

『いえ、わかってもらえればそれでいいです。』

「じゃあちょっと作ってみようかその身体強化ってやつをな」

10分後


【ステータス】
【名前】白銀 雪 【性別】男 【年齢】16
【称号】転移者 女好き メイド好き
【種族】人族
【レベル】51
【体力】28000/28000
【魔力】25000/30000
【攻撃】26000
【防御】26000
【知性】30000
【精神】25000
【俊敏】35000

【魔法】
光雷の魔法Lv.MAX
重力魔法Lv.8
創造魔法Lv.4
【スキル】
 鑑定極 隠蔽極 縮地 殺気 身体強化
【ユニークスキル】
無限収納 言語理解 神剣術 能力値UP極
【究極スキル】
叡智之神 
【加護】
創造神フィーネの加護

「よーし!身体強化できた!ん?なんか殺気っての追加されてんだけどなにこれ?」

『多分ですがグロリアがゴロツキ3人に襲われそうになった時、マスターから微弱な殺気が出ていました。それの影響だったのではないでしょうか?』

「あー、あの時に追加されたのか。まぁ、なんか使えそうだしいいか!チノ、身体強化と殺気統合出来る?」

『はい、可能です。......統合しました。』

「ありがとう、ステータス見せる時にスキル多いと何言われるか分からないからチノに統合できるのほんとに助かる。
あとさ俺の持ってる刀って絶対にドラゴンに通じないよね?創造魔法で刀とか作れるの?」

『はい、作れます。今のマスターならSランク相当の刀は作れると思いますよ。』

「よーし!じゃあ俺のイメージの強さで真のドラゴンキラーと呼ばれるような刀を作ってやる。
創造魔法」

(切れる刃の部分は赤く、上の峰部分は黒く、だな
ほかの部位は持ってる刀をイメージ、そしてドラゴンを軽くキレる切れ味を...)

そんなことを考えながら5分。

「できた!これはいい出来じゃないのか!!鑑定!!」

【武器名】タケミカヅチ
【ランク】S
【ステータス】
対ドラゴン極 装備時攻撃力上昇大 自然治癒 
【説明】
白銀雪によって造られた刀。
対ドラゴンに置いて絶対の切れ味を誇る。

「これぐらいでいいかな〜。初めて刀を作った割にはいい出来だと思うし早速使いたい!
武器もできた事だし、王都を出て身体強化をかけてアルフ山に向かうとしますか」

刀ができた雪はテンションがあがり、スキップ気味にこの王都を出た。
王都から出た雪は人目につかない所で魔力を使えるだけ使い、MAXで身体強化をかけた。

「おおおおお!!!これはすげぇな!」

雪は身体全体から力が湧き出る感覚に感動し、大きな声が出た。

『マスター、身体強化を全体にかけたあとは脚に更に身体強化をかけることを意識してください。』

「りょーかい! ...と、こんな感じか?」

『そうです。では向かいましょ。』

チノの合格を貰い、走るモーションに入る。右足を若干浮かせ、左足の裏、指の付け根辺り体重をかけ、全力で地面を蹴る。

バゴォン、とバカでかい音を出して雪はものすごいスピードで走っていった。

(ちょっと!!これはやすぎない!?怖いんだけど!!)

雪は走りながら訴える

『はい、スピード的にマスターは今150キロは出ていますね。この分なら1時間半くらいでつくと思われますよ!頑張ってください!』

(チノさんや、あなためちゃくちゃ言ってますよ。普通の人間こんなスピード生身で受けたら気絶しちゃうよ。)

『マスターは普通ではありません。走ることに集中してください。転んだり木にぶつかってしまいますよ。』









走ること1時間と20分、目的のアルフ山に雪は到着していた。
アルフ山の周りにおかしいことはないか、魔物の強さをチノの敵感知で調べていた。

「特段おかしいことは何もないな。」

『はい、大丈夫だしょう。あと、山の中腹辺りに冒険者数人確認できます。』

「そうか、そいつらを抜かして行きたいし中腹に近づいたら気配遮断使ってくれ」

『はい、かしこまりました。』

雪はチノにそう頼むと身体強化を先ほどかけた時よりも弱く使用した。
速度として30〜40キロのスピードで雪は山を昇っていく。

(中腹にいる冒険者達のおかげか魔物も出てこない。これからドラゴンは俺が横取りするのに頑張ってて可哀想だな。フフ、めちゃくちゃウケる)

ニヤニヤしながら山を走ること数分。
先程話していた冒険者達が見えてきた。
6名で編成されたパーティー。
パッと見だが、前衛3の後衛3だろうと判断できた。
1度、身体強化を消して早歩きで冒険者達を抜かしていく。
走った時にでる風圧で怪しまれるのが嫌だったからだ。
冒険者達との距離が充分になったことを確認し再度身体強化を使用する。

走り続けて10分程度たった頃だろう。頂上が見えてきた。
山の大きさから頂上は広いと思っていたが、想像の倍は広かった。

(ここを寝床にする理由は大きいからなのと、お手ごろか魔物がいて食事に困らないからなんだろうな。それも今日まで!俺の糧にさせて頂きやす!)

そう思いながら調子に乗った雪はコークスクリューで頂上に着地した。

シュタッ 着地と共にドラゴン、もとい羽がついたトカゲを見ると

「おいおい、思っていた大きさの倍は大きいぞ...。これはあんまり使いたくなかったんだが...使うか。『鑑定』」  

雪は相手の能力が分かると戦いは面白くないと理由で今まで人、もちろん魔物にも鑑定を使わなかった。だが、今回は思っていた以上に大きくやばそうだと思い使用することを決意した。

そこで鑑定使うのかよ?ヘタレめ!と雪は聞こえてきたのだろうか、何も無いところを睨んでいる。


閑話休題


【ステータス】
【名前】ーー【性別】 【年齢】452
【称号】アルフ山の主
【種族】ドラゴン
【レベル】153
【体力】24000/24000
【魔力】15000/15000
【攻撃】30000
【防御】30000
【知性】5000
【精神】20000
【俊敏】15000

【魔法】
火属性Lv.6
風属性Lv.7
【スキル】
 殺気 ドラゴンクロー ブレス
【ユニークスキル】
ーー
【究極スキル】
ーー
【加護】
ーー


「ありゃりゃ、これは...化け物だな。この世界に来て初めての同格と対面か。攻撃防御の値普通に負けてるし、下手したらやられるかもな。タケミカヅチ装備しよ...!?!?なんだ!?」

タケミカヅチを装備しようとした時、雪の身体全体に重く冷たい恐怖を感じる何かが襲った。

『マスター、これは殺気ですね。殺気をぶつけられています。ステータス的には互角ですがレベル差の影響で少しだけ殺気を受けてしまっています。』

「なるほどな、久しぶりの恐怖を味わった気がする。トカゲ如きにコケにされるとはムカつくなぁ絶対に殺す。タケミカヅチ初陣だ。さくっと終わらすぞ。」

雪は少しの怒りを持ち、タケミカヅチを装備する。グリーンドラゴンは口に火をためて今にもブレスを放ってきそうだった。

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