雪物語
第8話 テンプレだけどテンプレじゃない
「発想力が大事ってことが今ので分かった。魔法適性に関しても問題なさそうだし良かったよ。」
そんなことを話しながら歩くと前方から喧騒が聞こえてきた。
「前が騒がしいな。うるせぇのは嫌いだ。何が起こってんだ?」
段々とその喧騒が大きくなっていく。よく見える位置まで行くとオーク7匹、ゴブリンが10匹の集団が馬車を襲っていた。
馬車の護衛なのか鉄で出来てるだろう鎧をつけた8名の騎士っぽい人達がオーク達から馬車を守るために戦っていた。
「おいおい、テンプレもテンプレじゃねーか!あの馬車の見た目もめちゃくちゃ豪華っぽいしとうとうきたなこのイベント!無視なんか出来ねぇ!俺は助けるぜ!待っててくださいね可愛い姫様!」
そう言うと雪は腰から刀を抜き、全速力で騎士たちの元に向かった。
騎士side
「また味方がやられた!なんでオークとゴブリンが一緒になって襲ってくるんだ、しかも集団で...。くそ!!絶対に馬車に近付けさせるな!死んでも守れ!わかったか!!」
「「「「「「はい!!」」」」」」
既に騎士は3人やられていた。だがオーク達の数は減らない。
どうしていいか分からないと思ったとその時、
「助太刀致しましょうか?」
白髪黒目の170cmくらいの男の子が声をかけてきた。
「協力を頼む!!今は猫の手も借りたい状況なんだ!よろしく頼む!」
そう言うとその男の子は一気にオーク立ちを殲滅していった。
雪side
「よーし、騎士も手伝って欲しいって事だしちゃっちゃとやりますかー!さっき魔法だったし次は刀をメインに使いましょ。」
雪は素早い動きで的確にオーク達の首を切っていった。騎士とオークが対峙している隙にオークの後ろに素早く周り、一閃。次から次へとオークの首が落とされていく光景にゴブリン達は恐怖を抱いたのかすぐさま森の方へ逃げていった。
数分後
馬車の周りはオークの死骸で囲まれていた。
亡くなった騎士は4名だった。
「こんなもんでしょ。
おーい!護衛の人ー終わりましたよ。」
雪は最初に話しかけた騎士に終わったという報告をした。だが、騎士たちは疲れからなのか恐怖から救われたからなのか黙っていたままだった。
「おーい!終わったぞ!黙りしてないでなんか言ってくれよ」
「......。あ!あぁ!助かった!本当に助かったありがとう!」
「おう、いいってことよ。それよりもあの馬車はなんなんだ?誰かいるのか?」
誰が乗ってるのか気になった雪は馬車に近づいた。
「あ、あぁ、大事な人が入ってるん...おい!勝手に馬車に近づくな!!」
「いいだろう?少しくらい見ても?俺が助けた相手が誰なのか把握くらいしてもさ」
(これは期待大だな!あー待っていてください姫様!!今その恐怖から俺が救ってみせます!!)
「だめだ!近づくな!助けて貰った恩はあるが何者かわからない者に教えることなどできん!!」
「えーだめなのー?いいじゃんいいじゃん〜」
「だめだ!貴様、これ以上言うなら確保す...「よい、会おうではないか」国王様!だめです!何者かわからない者似合っては危険です!」
「良いと言ってるではないか!命を助けて貰ったのに感謝せん王族など魔物以下じゃ!我に恥をかかせる気か!!」
「い、いえ!申し訳ございません!!」
「お前が我を救ってくれた人か、我の名はグレイグ・ヴィン・アンファング。アンファング王国の国王だ!此度は魔物共から命を救ってくれて感謝する。」
雪はそれ聞き口を開けて固まっていた。それもそのはず、馬車に乗ってるのは100%姫様だと思っていたからだ。
王の感謝の数秒後...
「いや、王様かよぉぉおおおおお!!!!!!」
雪は天に向かってそれはそれは大きい声を出していた。
そんなことを話しながら歩くと前方から喧騒が聞こえてきた。
「前が騒がしいな。うるせぇのは嫌いだ。何が起こってんだ?」
段々とその喧騒が大きくなっていく。よく見える位置まで行くとオーク7匹、ゴブリンが10匹の集団が馬車を襲っていた。
馬車の護衛なのか鉄で出来てるだろう鎧をつけた8名の騎士っぽい人達がオーク達から馬車を守るために戦っていた。
「おいおい、テンプレもテンプレじゃねーか!あの馬車の見た目もめちゃくちゃ豪華っぽいしとうとうきたなこのイベント!無視なんか出来ねぇ!俺は助けるぜ!待っててくださいね可愛い姫様!」
そう言うと雪は腰から刀を抜き、全速力で騎士たちの元に向かった。
騎士side
「また味方がやられた!なんでオークとゴブリンが一緒になって襲ってくるんだ、しかも集団で...。くそ!!絶対に馬車に近付けさせるな!死んでも守れ!わかったか!!」
「「「「「「はい!!」」」」」」
既に騎士は3人やられていた。だがオーク達の数は減らない。
どうしていいか分からないと思ったとその時、
「助太刀致しましょうか?」
白髪黒目の170cmくらいの男の子が声をかけてきた。
「協力を頼む!!今は猫の手も借りたい状況なんだ!よろしく頼む!」
そう言うとその男の子は一気にオーク立ちを殲滅していった。
雪side
「よーし、騎士も手伝って欲しいって事だしちゃっちゃとやりますかー!さっき魔法だったし次は刀をメインに使いましょ。」
雪は素早い動きで的確にオーク達の首を切っていった。騎士とオークが対峙している隙にオークの後ろに素早く周り、一閃。次から次へとオークの首が落とされていく光景にゴブリン達は恐怖を抱いたのかすぐさま森の方へ逃げていった。
数分後
馬車の周りはオークの死骸で囲まれていた。
亡くなった騎士は4名だった。
「こんなもんでしょ。
おーい!護衛の人ー終わりましたよ。」
雪は最初に話しかけた騎士に終わったという報告をした。だが、騎士たちは疲れからなのか恐怖から救われたからなのか黙っていたままだった。
「おーい!終わったぞ!黙りしてないでなんか言ってくれよ」
「......。あ!あぁ!助かった!本当に助かったありがとう!」
「おう、いいってことよ。それよりもあの馬車はなんなんだ?誰かいるのか?」
誰が乗ってるのか気になった雪は馬車に近づいた。
「あ、あぁ、大事な人が入ってるん...おい!勝手に馬車に近づくな!!」
「いいだろう?少しくらい見ても?俺が助けた相手が誰なのか把握くらいしてもさ」
(これは期待大だな!あー待っていてください姫様!!今その恐怖から俺が救ってみせます!!)
「だめだ!近づくな!助けて貰った恩はあるが何者かわからない者に教えることなどできん!!」
「えーだめなのー?いいじゃんいいじゃん〜」
「だめだ!貴様、これ以上言うなら確保す...「よい、会おうではないか」国王様!だめです!何者かわからない者似合っては危険です!」
「良いと言ってるではないか!命を助けて貰ったのに感謝せん王族など魔物以下じゃ!我に恥をかかせる気か!!」
「い、いえ!申し訳ございません!!」
「お前が我を救ってくれた人か、我の名はグレイグ・ヴィン・アンファング。アンファング王国の国王だ!此度は魔物共から命を救ってくれて感謝する。」
雪はそれ聞き口を開けて固まっていた。それもそのはず、馬車に乗ってるのは100%姫様だと思っていたからだ。
王の感謝の数秒後...
「いや、王様かよぉぉおおおおお!!!!!!」
雪は天に向かってそれはそれは大きい声を出していた。
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