雪物語

スノウ

第7話 豚野郎を狩ります

森に来て数分が経ち、休憩していた雪。
まだ時間もたっぷりあるので草原に座りのんびりしていた。

「風が気持ちいいな。気温もちょうどいい。すごく眠くなるな。」

そう言うと、背中を草原に倒した。瞼が重くなり目を閉じる.........。

数時間後

「ん...はっ!?寝てた...。チノよ、チノさんよ、俺が寝てからどれくらいの時間が経ったんだい?」

『はい、2時間程は経っています。そろそろオークを狩る方が良いかと思います。』

「あ、オーク狩りにきてたんだな。忘れてたわ。...それよりも2時間か〜結構寝てたな。にしても凄いな。異世界なのに2時間も外で寝てて何も無いとは、治安がいいのか?」

『いえ、単に運が良かっただけですね。』

「運も持ってる男、それが俺ってわけですな。」

『ハイ』

ちょっとチノさんよそんな冷たい返しなんて泣きたくなるよ。「さっさとオーク狩れや」と言わんばかりの態度。まぁ、2時間も寝てた俺が悪いんだけどね。

「よーし、オーク狩るか〜近くにいるか?」

『はい、ここから数分北に歩けばいると思います。』

「りょーかい」

チノの話を聞き、来たに数分歩く。歩いてから少し経つと...。体長は180cmくらいの毛がモサモサの豚顔が5匹いた。

「ねぇ、1匹どころか5匹いるぞ」

『はい、マスターなら余裕かと。』

え、なに?もしかしてさっきのこと怒ってる?2時間も放置したから怒ってるのねえ?余裕でも5匹はだるいよぉ〜。1匹のところ5匹はだるいってぇ〜。

「俺の武器は刀よ?ねぇ5匹だるいよ?動きたくないよ?」

『マスター、お忘れですか?マスターは魔法が使えます。それで殲滅すればいいんですよ。』

「魔法...。あぁ、そういや光と雷使えるな。一応かっこよさの為に重力も作ったっけか?それで、一気に殺すのはどうしたらいいの?」

『はい、素材のためにも光魔法使うのがいいかと思います。マスターの能力ならイメージだけで魔法を発動することができると思いますよ。』

「え、なに、そう言うのって唱えないとダメなんじゃないの?俺はイメージするだけで使えるの?」

『魔法の名前や詠唱句言ったところでマスター覚える気ありませんよね?それに転移者補正もあるのでイメージで大丈夫ですよ。』

でた、転移者補正。テンプレだな。まぁチノの言う通り名前も詠唱句も覚えるつもりないからこれは嬉しい誤算ってやつだね。

「じゃあ一体適当にイメージした魔法使ってみるわ」

『はい』

う〜ん、光かぁ。前世のイメージで光と言うと某海賊漫画の大将さんのイメージが一番良さそうだな。あんな感じに人差し指から光速で発射されるイメージが良さそうかな。
イメージを固め、オークに人差し指を向ける。

「発射」

ピュン!

光速で発射された光はオークの眉間を撃ち抜いていた。急に倒れたオークに周りのオークが驚いた様子で倒れたオークをみていた。

「おお!こりゃあ便利だな!一瞬だ一瞬!火も水も風も要らんな。光が強いのはどの世界も同じなようだな!」

そう言うと何が起こったかわかっていない残りのオーク4匹に同じ攻撃をし眉間を打ち抜いた。
倒したオークを無限収納に入れ、街に戻るために森を出て歩き出した。

「楽だね〜!こんなに楽な仕事あっていいの?ってくらい楽。これは神様様々ってやつだね。」

『普通ならこんなこと出来ません。光魔法はレア魔法です。使える人もいますが使えない人の方が圧倒的に多いです。それに本来なら詠唱から魔法名、そしてイメージを固めていないと魔法は発動しません。マスターは特別です。転移者補正で無詠唱で発動出来るのでしょう。マスターのイメージ力に勝てる人もいません。よって今した攻撃方法はマスターにしかできないと思われます。』

「発想力が大事ってことが今ので分かった。魔法適性に関しても問題なさそうだし良かったよ。」


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