雪物語

スノウ

第3話 無事に異世界

「......ん?...んあぁ〜、ここどこだ?」

周りを見るとそこは木々が生い茂っており太陽の光が葉っぱと葉っぱで遮られているが所々木漏れ日があった。

「あぁ〜、転移先の森か。とりあえず森を出て南のアンファング王国に向かうか」

重い腰をあげて立ち上がる。背伸びをし深呼吸をする。
森が歓迎しているみたいだ。清々しい。最高の気分だ。
森を少し歩く、すると目の前の草むらからなにかの鳴き声が聞こえる。

「グギャギャ!」

あいつは異世界の定番!ゴ・ブ・リ・ン!!
本当に異世界なんだなと実感する。

「いや、普通ならここで異世界転移した主人公は戦うんだろうけど俺は戦わん!
なぜなら、戦い方もわからんうえに武器もない。俺自身の強さもわからん!だから俺は逃げる!逃げる!」

雪はゴブリンに背を向け走り出した。ゴブリンもゴブリンで人間に遭遇してなのか逃げ出した。

5分後

「元いた場所に戻ってきちまった...。
そもそも強さってどういうふうに確認するんだ?ステータスって言えばいいのか?テンプレだけど言ってみるか『ステータス』」


【ステータス】
【名前】白銀 雪 【性別】男 【年齢】16
【称号】転移者
【種族】人族
【レベル】1
【体力】200/200
【魔力】300/300
【攻撃】220
【防御】200
【知性】200
【精神】250
【俊敏】250

【魔法】
雷魔法Lv.7
光魔法Lv.5
創造魔法Lv.2
【スキル】
剣術Lv.5、鑑定(極) 
【ユニークスキル】
無限収納 言語理解
【究極スキル】
叡智之神
【加護】
創造神フィーネの加護

「強いのか弱いのかさっぱりわからん。しかも雷魔法と光魔法のLv高いの皮肉かなんかか?ほかの魔法は覚えてないみたいだけど別に使わなくても雷と光あるだけで充分強力だと思うしいいか。」

この叡智之神って絶対強力なんだろうな。何が何だかさっぱりわからんがどうやったら使えるんだ?声に出して言ってみるか。

「叡智之神!」

『はい、マスター何でしょうか?』

「うお!頭に直接聞こえてくる!お前は一体なんなんだ?」

『はい、私はマスターの旅の手助けになるように情報を与えることが出来ます。他にもスキルの統合やマスターが所持しているスキルを自動で使用することが出来ます。』

「なるほどなるほど、聞きたいことが複数あるんだがいいか?」

『はい』

「俺の他に転移者っているか?それと武器が欲しいんだがどうしたらいい?」

『はい、マスター以外に転移者はまだ居ません。武器なら無限収納にいくつかあります。』

「まだ、ね。てことはどっかの国が勇者召喚とかするテンプレもありそうだな。無限収納はどうやって使用すればいいの?」

『はい、無限収納と心の中で言うか口に出しで言えば大丈夫です。』

「りょーかい!『無限収納!』」

【無限収納】
ロングソード

大剣
双剣
銅貨100枚
銀貨50枚
大銀貨30枚
金貨20枚

「お!金もあるんじゃん!フィーネのやつ有難いねぇ!武器はやっぱり男のロマン、刀だよな!」

そう言うと無限収納から刀を取り出して右手に持つ。

「初めて刀を持つがこんなにしっくりくるとは...これも剣術Lv5のおかげか?技と流とかないけどなんとかなるかな。
叡智之神、金は前世と価値がどれくらい違うんだ」

『はい、銅貨1枚が日本円で100円に相当します。
銀貨1枚が1000円、大銀貨が10000円、金貨が100000円相当になります。その上に白金貨と黒金貨があります。白金貨1枚で100万円、黒金貨になると1枚あたり1億円に相当します』

「ほぇ〜、てことは俺は今なかなかの小金持ちってやつだな!」

『ハイ』

呆れられてるのか?なんかそういう感情的なのが流れてきた気がした...。

「あ、叡智之神って呼びにくいしさ、名前とかないの?あとさ俺のステータスってどうなの?」

『はい、名前はないです。マスターの強さは冒険者で比べるとCランク相当ですね。ある程度強いくらいです。』

「なるほどな。名前を付けようか。あった方が呼びやすいし!名前は...えいちのかみ...えいち...えい...ちの...!チノ!いいね!君は今日からチノだ!」

『チノ...。はい!私は今日からチノを名乗ります!』

嬉しいのかそういう感情が流れてくるのがわかった。これから先1番の相棒になるのは間違いないだろうから嬉しく思ってくれるのはとても嬉しい。

「よろしくな!チノ!」

『はい!よろしくお願いします!マスター!』

チノと話をし森を抜けるために南に向かう。これからが本当の旅の始まりだ。
目指すはアンファング王国!

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