冒険者パーティー【黒猫】の気まぐれ
ゆっくりする
ニジュールについたラウール達は、キソ様の誘いもあったが、宿屋わかばにてゆっくりと休むことにした。
 「これからどうするラウール?しばらくこの街にいる?」
 「ん~~、どうしようか?ロムヒドの冒険者ギルドにも依頼を受けるだけで、何も言ってこなかったし。1度冒険者ギルドに行って話をしてみよっかな?依頼修了の報告も必要だし。」
 「そうね、ラウールはAランクになってるしね。居場所を明かしておいたほうがいいかもね。」
そう言って疲れていたラウール達はそれぞれの部屋に戻った。
そんなに力を使ったわけでもないけど、人を攻撃するのは疲れるよ・・。
2人はそれぞれの部屋に戻った。疲れているのか、すぐに眠りについていた。
 ~~~~~~~~~
いつもより遅い起床だったが、2人は朝食をとっていた。
 「サクラ?今日はどうする?」
 目の前の眠そうなサクラにラウールは聞いてみた。
 「最近ちょっと疲れが残ってる気がするのよね。少しゆっくりしたいかな?」
そう言って目をこすり、目の前の野菜を口に含んでいる。
 「じゃあ、久しぶりに教会にでも行く?他のところに行く予定は立てないで。」
 「ラウール?それは何かを踏んでないかしら?」
ラウールは考えた。教会言った場合に何がるか?
 光の神関連?創造神関連?才能の神関連?神には近づかないほうがいいかな・・・。
 「買い物にする?」
 「何を買うのよ?今必要な物はないんでない?」
そうパンをほうばりながらサクラが答えた。
 「じゃあだらだらしてる?」
 「だらだらどこでどうやって?」
そうスープをすすっている。
 「じゃあ何がしたいの?サクラに任せる。」
 目の前の食べ物を平らげたサクラは、
 「なんでもいいんだけど、その中だと光の神のことが気になるかな?」
 「じゃあやっぱり教会?」
 「そうね、教会にでも行ってみようか?」
そう話し合った2人は教会の場所を聞き、教会に向かった。
さすがに首都なのか、街並みはきれいで、服装もみんな小ぎれいだ、
どの人種も明るい顔をしており、貧しそうな人がいない。
いい政策をしているのか?
そう考えたり、サクラと会話したりしているうちに教会についた。
 ~~~~~~~~
 教会の中に入り、出迎えてくれたシスターに促され、光の神の像と思われる物の前に導かれた。
ここで断るのも不自然なので、2人は片膝をつき、両手を合わせた。
ピカッ~~~!!
と2人は光に包まれた。
そして目を開けると、目の前には中世の茶室といった部屋が見えた。
 『久しぶりだねサクラ。どうだい調子は?』
そう、サンタクロースのような見た目の老人が目の前に現れた。
・・・・・・
 ・・・・・
「・・・・こんにちは創造神様。お久しぶりです。私は元気に過ごしてますよ、ちょっと初めはハードモードでしたけど。」
そうサクラは驚いた顔をしていたが、目の前の神に返事を返していた。
 「初めましてソウゾウゾウ様。僕はラウールと申します。僕も一緒にここにきていいのですか?」
 『いいのじゃよ。加護があるじゃろ。儂は才能の神とは友好的な関係じゃから。』
そう言って目の前にラウールとサクラが座るための椅子を何もなかったところの出現させた。
 神は王座のような椅子に座り、その前にラウールとサクラが普通の椅子に座るという、アンバランスな対面となった。
 『すまなかったのじゃサクラ。お前に注意するのを忘れていたのじゃ。地球の知識はこの世界では貴重なのじゃから、あまり話しはしないことじゃ。今注意しておくのじゃ。』
 項垂れたサクラは、
 「おそいですよ・・・。もうトラブルが起きた後ですよ・・・。もう少しで自由がなくなるところでしたよ。せっかく創造神様からこの世界に生まれ変わらせていただいたのに。」
 『すまんかったのじゃ。あまり言わないでくれなのじゃ。何かお詫びでもするから許すのじゃ。』
 「お詫びを頂けるので?」
 『何がいいのかななのじゃ。それと、口調は普段通りでいいのじゃ。神は色々できるけどもじゃ、そこまで敬う必要もないのじゃ。神も好き嫌いがあって、同じ神同士でも争いもあるのじゃ。人間と一緒なのじゃ。神の間にも格差もあるから、人間の世界と似たようなものなのじゃ。この世界ではとつくけれどもなのじゃ。』
 「そうなの?人間臭いからこんな口調でもいいの?」
 『それでいいのじゃ。あちらの世界の人間は簡単に言葉も崩してくれてうれしいのじゃ。』
そこにラウールも入って来て、
 「じゃあ僕もこんな口調でいいの?ソウゾウゾウ様?」
 『いいのじゃ。けれどもソウゾウゾウ様とは何のことじゃ?」
 『初めにサクラが創造神様を誤魔化すために、ソウゾウゾウ様と言う人の世話になったように僕に話をしてきたから、そのまま呼んでみました。」
 『面白いことを言うのじゃ。けれども呼び方は創造神で頼むのじゃ。神が名を魂に刻むことは、争いがある時には不利になることもあるのじゃ。何とは教えないのじゃ。』
そう創造神様とサクラ、ラウールは話をして、お詫びは何にするか決めていた。サクラは今のままでも十分なスキルをもらっているからいらないと話していた。しかし、神が一度言い出したという事で、一生懸命神も提案していた。
 『スキルでは、何でもできるようになるわけではないけれどもじゃ、便利なスキルや、魂か肉体を強化することはできるのじゃ。何も浮かばないのであればじゃ、体を強くするかじゃ?』
 「そうね、それがいいのかな? あっ、私もラウールと一緒で、自分の強さとかスキルを見ることはできない?」
 『それはできると思うのじゃ。ただ、ラウール?少し君の能力を深く見せてほしいのじゃ。」
それを了承したラウールと神が話をして、ラウールに神が触れ、自分のステータスをラウールが見た。しばらくすると創造神は手を放し、サクラに触れた。
 『これで見ることが出来るはずじゃ。今度ラウールと一緒に見てみるのじゃ。』
そういったやり取りをした後は、光の神について2人は聞いてみたが、光の神はいない・・・・、なんてこともなく、創造神と仲が良い神で、しっかりとこの国を見守っていると言う。
その情報を聞いた後は時間と言われ、お別れをした。
 ~~~~~~~~~~
 教会に意識が戻った2人だったが、やはり時間は進んでいなかったようで、周りにいた人たちは何も気づいていなかった。
お祈りをした後は、何もしないと言いながらも冒険者ギルドに、ラウールが移動したことを報告した。
 冒険者ギルドでは、報告をしないで移動することや、急に移動しないといけに事もあるため、行った先で報告してもらえたらそれでいいそうだ。その先は冒険者ギルド同士で情報を交換すると言う。
その後は夕方まで街を2人でぶらぶらしながら過ごしていた。
ここまで一緒に旅をしているだけあって、はたから見ると仲の良い恋人に見えたり見えなかったり・・・。
 友達ですけど。
 「これからどうするラウール?しばらくこの街にいる?」
 「ん~~、どうしようか?ロムヒドの冒険者ギルドにも依頼を受けるだけで、何も言ってこなかったし。1度冒険者ギルドに行って話をしてみよっかな?依頼修了の報告も必要だし。」
 「そうね、ラウールはAランクになってるしね。居場所を明かしておいたほうがいいかもね。」
そう言って疲れていたラウール達はそれぞれの部屋に戻った。
そんなに力を使ったわけでもないけど、人を攻撃するのは疲れるよ・・。
2人はそれぞれの部屋に戻った。疲れているのか、すぐに眠りについていた。
 ~~~~~~~~~
いつもより遅い起床だったが、2人は朝食をとっていた。
 「サクラ?今日はどうする?」
 目の前の眠そうなサクラにラウールは聞いてみた。
 「最近ちょっと疲れが残ってる気がするのよね。少しゆっくりしたいかな?」
そう言って目をこすり、目の前の野菜を口に含んでいる。
 「じゃあ、久しぶりに教会にでも行く?他のところに行く予定は立てないで。」
 「ラウール?それは何かを踏んでないかしら?」
ラウールは考えた。教会言った場合に何がるか?
 光の神関連?創造神関連?才能の神関連?神には近づかないほうがいいかな・・・。
 「買い物にする?」
 「何を買うのよ?今必要な物はないんでない?」
そうパンをほうばりながらサクラが答えた。
 「じゃあだらだらしてる?」
 「だらだらどこでどうやって?」
そうスープをすすっている。
 「じゃあ何がしたいの?サクラに任せる。」
 目の前の食べ物を平らげたサクラは、
 「なんでもいいんだけど、その中だと光の神のことが気になるかな?」
 「じゃあやっぱり教会?」
 「そうね、教会にでも行ってみようか?」
そう話し合った2人は教会の場所を聞き、教会に向かった。
さすがに首都なのか、街並みはきれいで、服装もみんな小ぎれいだ、
どの人種も明るい顔をしており、貧しそうな人がいない。
いい政策をしているのか?
そう考えたり、サクラと会話したりしているうちに教会についた。
 ~~~~~~~~
 教会の中に入り、出迎えてくれたシスターに促され、光の神の像と思われる物の前に導かれた。
ここで断るのも不自然なので、2人は片膝をつき、両手を合わせた。
ピカッ~~~!!
と2人は光に包まれた。
そして目を開けると、目の前には中世の茶室といった部屋が見えた。
 『久しぶりだねサクラ。どうだい調子は?』
そう、サンタクロースのような見た目の老人が目の前に現れた。
・・・・・・
 ・・・・・
「・・・・こんにちは創造神様。お久しぶりです。私は元気に過ごしてますよ、ちょっと初めはハードモードでしたけど。」
そうサクラは驚いた顔をしていたが、目の前の神に返事を返していた。
 「初めましてソウゾウゾウ様。僕はラウールと申します。僕も一緒にここにきていいのですか?」
 『いいのじゃよ。加護があるじゃろ。儂は才能の神とは友好的な関係じゃから。』
そう言って目の前にラウールとサクラが座るための椅子を何もなかったところの出現させた。
 神は王座のような椅子に座り、その前にラウールとサクラが普通の椅子に座るという、アンバランスな対面となった。
 『すまなかったのじゃサクラ。お前に注意するのを忘れていたのじゃ。地球の知識はこの世界では貴重なのじゃから、あまり話しはしないことじゃ。今注意しておくのじゃ。』
 項垂れたサクラは、
 「おそいですよ・・・。もうトラブルが起きた後ですよ・・・。もう少しで自由がなくなるところでしたよ。せっかく創造神様からこの世界に生まれ変わらせていただいたのに。」
 『すまんかったのじゃ。あまり言わないでくれなのじゃ。何かお詫びでもするから許すのじゃ。』
 「お詫びを頂けるので?」
 『何がいいのかななのじゃ。それと、口調は普段通りでいいのじゃ。神は色々できるけどもじゃ、そこまで敬う必要もないのじゃ。神も好き嫌いがあって、同じ神同士でも争いもあるのじゃ。人間と一緒なのじゃ。神の間にも格差もあるから、人間の世界と似たようなものなのじゃ。この世界ではとつくけれどもなのじゃ。』
 「そうなの?人間臭いからこんな口調でもいいの?」
 『それでいいのじゃ。あちらの世界の人間は簡単に言葉も崩してくれてうれしいのじゃ。』
そこにラウールも入って来て、
 「じゃあ僕もこんな口調でいいの?ソウゾウゾウ様?」
 『いいのじゃ。けれどもソウゾウゾウ様とは何のことじゃ?」
 『初めにサクラが創造神様を誤魔化すために、ソウゾウゾウ様と言う人の世話になったように僕に話をしてきたから、そのまま呼んでみました。」
 『面白いことを言うのじゃ。けれども呼び方は創造神で頼むのじゃ。神が名を魂に刻むことは、争いがある時には不利になることもあるのじゃ。何とは教えないのじゃ。』
そう創造神様とサクラ、ラウールは話をして、お詫びは何にするか決めていた。サクラは今のままでも十分なスキルをもらっているからいらないと話していた。しかし、神が一度言い出したという事で、一生懸命神も提案していた。
 『スキルでは、何でもできるようになるわけではないけれどもじゃ、便利なスキルや、魂か肉体を強化することはできるのじゃ。何も浮かばないのであればじゃ、体を強くするかじゃ?』
 「そうね、それがいいのかな? あっ、私もラウールと一緒で、自分の強さとかスキルを見ることはできない?」
 『それはできると思うのじゃ。ただ、ラウール?少し君の能力を深く見せてほしいのじゃ。」
それを了承したラウールと神が話をして、ラウールに神が触れ、自分のステータスをラウールが見た。しばらくすると創造神は手を放し、サクラに触れた。
 『これで見ることが出来るはずじゃ。今度ラウールと一緒に見てみるのじゃ。』
そういったやり取りをした後は、光の神について2人は聞いてみたが、光の神はいない・・・・、なんてこともなく、創造神と仲が良い神で、しっかりとこの国を見守っていると言う。
その情報を聞いた後は時間と言われ、お別れをした。
 ~~~~~~~~~~
 教会に意識が戻った2人だったが、やはり時間は進んでいなかったようで、周りにいた人たちは何も気づいていなかった。
お祈りをした後は、何もしないと言いながらも冒険者ギルドに、ラウールが移動したことを報告した。
 冒険者ギルドでは、報告をしないで移動することや、急に移動しないといけに事もあるため、行った先で報告してもらえたらそれでいいそうだ。その先は冒険者ギルド同士で情報を交換すると言う。
その後は夕方まで街を2人でぶらぶらしながら過ごしていた。
ここまで一緒に旅をしているだけあって、はたから見ると仲の良い恋人に見えたり見えなかったり・・・。
 友達ですけど。
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