懐しき80's

江戸川ばた散歩

まえがき・考えてみれば80年代って

1967年生まれの自分にとってはちょうど中学・高校・大学時代にあたるんですね。
基本インドアなワタシはもの凄く音楽は聴いていました。
無論当時の中学生なんぞそうそうレコード入手できないからエアチェック→カセットが基本です。
もの凄く例外なものは「ミュージックテープ」で買いましたが……
基本はFM放送をチェックして、時間になればちゃんとラジカセの前に鎮座して、曲が始まるタイミングで録音しました。
例外は「ひるの歌謡曲」の様に、「正午から~時間」とかいちアーティストの特集する場合。誰も居ない時にはてんとう虫タイマーで逆算したり、親が居る時には「スイッチだけお願い!」ということをしてました。
それがまた凝り性なので、塵も積もれば山となる……
歌詞カードが無い分はカセット巻き戻しで聞き取りをする……
こんな時代の最後辺りに佐野元春のコンサートに最初に行けたのはある意味象徴的かも。



高校になるとレンタルレコード屋というものが学校の近くにあったことで、アルバムごとに音源を入手することが容易になりました。歌詞カードもその店でコピーすることで正確な歌詞を知ることもできたし。
安いけど! ダブルカセットのついたレコードプレーヤーを頼み込んで買ってもらい、これまたしこたまカセットを貯め込みました。
コンサートのほうはさほど行ってません。正直会場が遠いんですよ。街中というのは。そしてワタシはとっても受験生でした。
ので、やっぱりインドアな音楽リスナーだった訳です。
ただその受験勉強の際には散々流していました。聞き慣れた曲というのは、下手に静かな時より耳栓代わりになります。集中するのに良かったんですね。



ただまあ、それで受かった大学に行くとそこまで強烈に聞かなくなりまして。
この時期、CDレンタルが始まるんですよ。そして大学の近くにはそういうショップがあって。家を離れたりバイトができたり、自由度が広がると、案外執着は減るんですな。
それに寮に住んでいたので、家に居た時の様な音量では聞けません。
住む処も変わってFMの電波は綺麗に入らなくなったし、テレビは当初寮に一台、途中から階に一台、という共有ものでしたから、見る時間も寮生をやっている時にはずいぶん短かったです。ちょうどイカ天とかでバンドブームが来ていた時代だったのに。
とはいえ、ライヴには少しだけそれまでよりは行きやすくなりました。
今となっては大御所さまさまのライヴにも割と簡単に行けたもんです。



まあそんなことをつらつらと書けたらなー、と。
時系列は不同で何なんですが。



コメント

コメントを書く

「エッセイ」の人気作品

書籍化作品