女神のクシャミで死んじゃって、異世界で新しい人生を☆

ちゅうたむ

52話 絶対私の事、忘れてるでしょ!! 2

アクア様が部屋を出て行き、俺は一人で部屋で待っていた。


『さっきから気になっていたんだけど、相変わらず部屋が散らかっているなぁ。まだ、アクア様が戻って来るまで時間も有りそうだし、少し片付けておこうかなぁ。』


まず俺は、ベッド前にあるコタツのようなテーブルの上を片付け始めた。お菓子の食べた後のゴミや、飲み物のゴミや、何やら神様の世界の雑誌のような本が、グチャグチャに置かれてあった。明らかなゴミはストレージにしまい、雑誌類は、一ヶ所に集めておいて置く。
床にも、飲み終わったゴミや食べた後のゴミや衣類に下着に雑誌が散乱している。
良くこんなに散らかっていて、平気で生活出来るなぁ。
ゴミをしまい、衣類と下着をたたみ、雑誌をまとめて、部屋全体に、クリーンの魔法をかけて、部屋をピカピカにした。


『ふぅー!!これで綺麗になったなぁ。まぁ〜アクア様の事だから、また直ぐに散らかるんだろうけどね。』


すると、部屋の外から、足音が聞こえて来た。


ガチャ!!


『ユウトくんおまた・・・せ・・
工エェェェ━︎━︎━︎Σ(○︎・Д・○︎)━︎━︎━︎ェェェエエエ工
部屋が綺麗になってるぅぅぅぅ!!!!』


『ちょっと、目が覚めた時から、部屋が散らかっているのが気になってて、アクア様が飲み物の準備をしに行ってくれている間、時間があったので、片付けてしまいました。
勝手に片付けちゃってごめんなさい。』


『いや、気にし無いで良いのよ。むしろありがとう(^^)実は私、片付けるのが苦手で、いつも片付けようと思うんだけど、何から片付けたら良いのか考えていたら、頭が痛くなって、片付けるのを辞めちゃうのよね。だから、ユウトくんが片付けてくれて、本当に助かっちゃうわ。』


『アハハ、喜んで貰えたのなら良かったです。』


『ユウトくんは、片付けが上手なんだね。私が少し離れてる間に、あの部屋をこんなにピカピカにしちゃうなんて。』


『ゴミをインベントリにしまって、雑誌をまとめて、衣類をたたみ、最後に、クリーンの魔法を使っただけですよ(*^◯^*)』


『これからは、この綺麗な状態を維持するように頑張るわね。』


『はい。でも、また散らかってしまったら、呼んでくれれば、片付けてますよ。』


『えっΣ(・□・;)!!片付けに来てくれるの!!ユウトくん、ありがとう♡じゃ〜もし散らかったら、お願いじゃうかも(ノ∀︎\*)キャ』


(まぁ〜これだけ綺麗にして有れば、暫くは大丈夫だろうけどな。)


『あっそうだ。紅茶を用意してきたんだった。はい、ユウトくん。』


『あっ、ありがとうございます。』


俺はアクア様から、紅茶の入ったカップを受け取り、一口飲んだ。


『うわっ!!この紅茶美味しいですね。こんなに美味しいの、初めて飲みました。』


『そうでしょ☆最近、神界で今凄く人気の紅茶なのよ。イライラしたり、不安になったりしている時に、この紅茶を飲むと、心を落ち着かせてくれる効果もあって、私も最近ずっと飲んでるの・・あっ!!別に、ユウトくんに忘れられてるんじゃ無いかと不安だったとかじゃ無いからね:(;゙゚'ω゚'):』


『あっ、何かすみません
( *・ω・)*_ _))ペコリン
この紅茶、本当に美味しいですよね。持って帰って、家族達にも飲ませてあげたいですね。』


『そうかぁ☆じゃ〜魔力を使うけど、ユウトくんの創造で作れるようにしてあげるわ☆』


『本当ですか!!ありがとうございます。お母さんや姉さん達が、とても喜んでくれると思います☆』


『あっ、そうだ!!ついでだから、ユウトくんの創造で、前のユウトくんの世界の物を作れる用にしてあげるわ。後は、合成魔法ね。たまにユウトくんを見ていると、ゴブリンを良く倒してる見たいだけど、魔石が小さいでしょ。だから、魔石同士を合成して大きな魔石に変えられる用にしてあげるね。魔石が大きいと、ユウトくんなら、もっと色々な事が出来るようになると思うのよ。だから、また色々試してみてね。』


『工エェェェ━︎━︎━︎Σ(○︎・Д・○︎)━︎━︎━︎ェェェエエエ工
前の世界の物を作れるんですか!!
凄いです!アクア様ありがとうございます♡』


俺は、前の世界の物が作れる喜びで、興奮して、アクア様に抱きついて、感謝をした。
すると、アクア様は、顔を真っ赤にしてモジモジしながら照れていた。
俺は、興奮してアクア様に抱きついている事に気が付き、抱きつくのをやめ、アクア様に謝った。


『アクア様、すみません。嬉しすぎて、興奮して思わず抱きついてしまいました。本当にごめんなさい。』


『いや、全然平気だから、気にし無いで。』


っとアクア様は、真っ赤な顔で、俺から目を逸らしながら答えた。


『そうだ、せっかくだから、試しに、何か前の世界の物を作ってみたらどうかしら。』


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