女神のクシャミで死んじゃって、異世界で新しい人生を☆

ちゅうたむ

47話 ただいま!!家族に報告!! 2

『ユウト、おかえりなさい。あら?この辺じゃ見かけない子たちね?ユウトのお友達かしら?』

『お母さん、ただいま(^ω^)この子たちは、近くの村で住んでいた子たち何だけど、皆んな、身寄りが無くて村の人達に育ててもらっていたんだけど、村の生活も大変らしいから、うちで住み込みで雇う事にしました。』

『ちょっとユウト!!何の相談も無しに勝手に決めちゃダメじゃない!!急に言われても、お母さんが困っちゃうじゃない。』

『確かにそうだね。突然、子供達を雇いました。今日からお願いします、何て言われてもこまるよね。お母さん、勝手に決めてごめんなさい。』

『うふふ(*´艸`)いきなり、こんなに沢山子供が出来ちゃった( ⸝⸝⸝¯  ¯⸝⸝⸝ )何だか賑やかになりそうでいいわね(*≧∀≦*)みんな、これから宜しくね。
ユウト、皆んなの食事とかはどうするの?』

『うんそれなんだけど、これからは、皆んなで一緒に食事をしたいと思ってるんだ。』

『あっ!!そう言えば、家の向かいに大きな建物があったけど、やっぱりあれは、ユウトがやったのね。』

『家を出たら、朝に無かった建物がいきなり建ってるからビックリしたわよ!』

『あの建物は、前の村で子供が住んでいた建物なんだ。せっかくだから、その建物を綺麗にして持って来たんだ。あの建物の中には、皆んなで食事が出来るぐらいの広い食堂があるから、これからは、そこで皆んなで食べようと思うんだ。キッチンもちゃんと広めに作り直してるから、お母さんと子供達も一緒に料理も出来るよ。女の子達は、料理のお手伝いが出来るから、お母さん、皆んなにお料理を教えてあげて。』

『あら、それは楽しみね。ふふふ、じゃ〜早速夕食のお手伝いをお願いしちゃおうかしら。』

『はぁぁぁぁい!!』

女の子達は、声を揃えて大きく返事をした。お母さんと料理をするのが、とても楽しみなようで、ニコニコしながら、お母さんの方に集まって行った。

『あらあら、皆んな大きく返事が出来てお利口ね。今日は、皆んなの為にご馳走を作らなきゃね。皆んな、お手伝いをお願いね。』

『任せて下さい。これから、毎日お手伝いします。沢山、料理を教えて下さい。』

子供達は、お母さんの役にたてるのが嬉しいみたいで、ずっとお母さんについて回っている。

母さんと姉さんと女の子達は、夕食の準備をしに、子供達の家に歩いて行った。

残った俺は、男の子達に、毎日畑でする仕事の内容を説明をした。


◇◆◇

『毎日の畑仕事は、だいたいこんな感じです。男の子には、販売の方も頑張って貰いたいので、少しずつでいいので、覚えていって下さいね。』

『はい!分かりました。頑張って仕事を覚えて、ユウトくんの役にたてるように頑張るよ。』

『はい、ありがとうございます。でも、無理はしないで下さいね。』

返事をしたのは、男の子達の中で1番年上の、9歳のニコルだ。とても真面目で、仕事に対してのやる気も凄く、きっと年下の男の子達の手本になってくれるだろう。

『約10日に一度、領都の商人さんが来るので、今度来た時に、紹介しますね。』

『あっ、はい。でも、お手伝いの僕たちを、わざわざ領都の商人さんに紹介するのですか?』

『何を言ってるんですか!ニコルくん達は、お手伝いさんじゃ無くて、ぼくの家族でしょ。大切な家族が増えたんです!大事な取引き先の方には、ちゃんと紹介しないとだめでしょ。』

『ユウトくんは、本当に優しい子なんですね。今日出会ったばかりの僕達何かを、住まわせてくれるだけじゃなく、子供の僕達に、仕事をくれたり、毎日の食事を約束してくれて、それだけでも、十分すぎるのに、お給料まで出してくれるなんて。』

『食料は何時でも用意出来ますし、それに家の仕事を手伝って貰うのですから、お給料を支払うのは当たり前ですよ。まあ、うちで生活していたら、あまりお金を使う機会も無いので、貯まるばかりかも知れませんけどね(*^◯^*)』

『そうなんですか?』

『リムル村は小さな村ですから、お店も少ないので、本当に生活に必要な物の店しか無いんで、あまり子供達がお金使うようなお店は無いんですよ。あっ!!でも、領都からの商人さんが来る時は、色んな商品を持って来てくれるので、もしかしたら、皆んなの欲しいと思う物があるかも知れませんね。』

『そうなんですね。僕達も、自分のお金を貯めて、食料以外を買うって事を、あまりした事が無いので、領都から商人さんが来るのが、何だか楽しみです』

『それは良かったです。後数日で来てくれるので、楽しみにしていて下さい。
じゃ〜そろそろ、僕達も家に入りましょうか?実は、少し皆さんの家を改造してあるので、その説明をしなきゃいけないので。』

『家を改造?どう言う事ですか?』

『実は、皆さんの家に、トイレとお風呂を作ってあるんですよ。その使い方の説明をしていなかったので、説明をしておかなきゃなと思いまして(^^)』

『えっΣ(・□・;)!家にお風呂があるんですか!!貴族さまの家にあるって言う、あのお風呂がですか!!』

『そうなんですよ。畑仕事をすると、どうしても汗をかいてベタベタして気持ち悪くなったり、土で汚れたりするので、仕事の後に、お風呂で綺麗に汚れを落として、さっぱりしてもらって、気持ちよく過ごしてもらえるように、お風呂を作ったんですよ。きっとお風呂に入ってみたら、皆んな気に入ってくれると思いますよ。』

『そんなに気持ちよくなるんですか!今まで、桶に水を入れて、布で体を拭くだけだったので、お風呂って言うのが想像出来ませんが、凄く楽しみです。ユウトくんに、出会ってから、楽しみばかりが増えて、ワクワクが止まらないよ。』

『(*´艸`)フフフ、じゃ〜家に入って、色々説明しますね。行きましょう!』

俺と男の子達は、家に向かって歩いていった。


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