女神のクシャミで死んじゃって、異世界で新しい人生を☆

ちゅうたむ

23話 新たな商売☆1

スキル 【成長】

スキルを使い、野菜を成長させて、またトムさんの従業員さんに収穫を任せて、トムさんの所に戻る。

『お待たせしました。』

『いやいやお待たせって、一瞬だったじゃないですか(笑)』

『アハハハハ、確かにそうですね。話を戻しますが、ハイポーション・ハイエーラル・スタミナポーションだと、いくらで買い取れるのでしょうか?』

『そうですね、まずスタミナポーションは、相場は、大銅貨5枚ですね。ハイポーションとハイエーラルは、粗悪品で大銀貨1枚、普通なら大銀貨2枚、良品なら大銀貨5枚ぐらいですね。
ハイポーションは、部位欠損も治せますし、ハイエーラルは、相当魔法使いでもなきゃ、魔力をほぼ全回復できる、凄い品物ですよ。それに、ハイポーションとハイエーラルは、なかなか素材が取れなくて、それに作れる錬金術師もなかなかいませんので、市場で見かける事も滅多に有りません。これを量産出来るのでしたら、領都や王都に持って行けば、熟練の冒険者や貴族達が喜んで買いに来るでしょうね。ユウト様、お野菜以上の収入は間違いないですよ。』

と、トムさんは、目をキラキラした顔で、こっちを見ている。(^_^;)

『じゃ〜何本か作りますから、買取ってもらえますか?』

『はい!!お任せ下さい!ポーションを仕入れられるだけでも、商人としての評価が上がりますし、ましてや、ハイポーションやハイエーラルまでも仕入れられるとなったら、私の商会の評価は、凄い事になりそうですよ♡私は、ユウト様に、頭が上がらないようになっちゃいますね(*´∇`*)』

『いやいや、頭が上がらなくなるだなんて、やめて下さいよ( ̄◇ ̄;)
今まで通りに、お願いしますよ。』

『はい、宜しくお願いします。』

『今回は、何を何本ぐらい、ご用意していただけますでしょうか?』

『そうですね。材料は、沢山有るので何本でもいいですよ。ただ、初めての商品なので、いきなり大量に出さない方がいいですか?』

『いえいえ、ポーションなどは、どちらかと言えば、品薄状態ですから、有ればある程売れるので、いくらでも作って貰えたら、あっと言う間に全部売り切って見せますよ(*´꒳`*)
私にお任せ下さい。』

『ポーションとハイポーションだと、どっちが多い方がいいですか?後、普通に作っちゃうと、良品になっちゃうんですけど、全部良品のままでも良いですか?』

『そうですね、もちろんポーション類の良品の方が沢山有ると、王都の軍や貴族やそこそこの冒険者の方に売れますので大丈夫なのですが、一般家庭や、料理屋の見習いやランクの低い冒険者なんかの方達には、高価でなかなか購入出来ないので、安価な粗悪品を、怪我した時に買いに行って、あったらいいなぁ?
っといった感じなんですよ。
ですので、安価な粗悪品もあると喜ばれるのですが、ここから持って帰るには、領都まででも3日も掛かってしまうので、粗悪品は、4日程しか持ちません。』

『トムさんのアイテムBOXに入れたら、時間経過しないから、運べるんじゃないですか?』

『そうなのですが、私のアイテムBOXは、取引き用の資金や、大事な取引きな書類などがしまってあり、此方にくると、お野菜を買ってアイテムBOXにしまって帰るので、余りスペースが無いんです。(^◇^;)』

『そうなんですか。じゃ〜余り沢山作らないで少しずつにしましょうか?ボクは、いくつでも構わないので、少量の取引きでも構いませんよ。』

『ユウト様、それはないですよぉぉ〜〜。
(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)』

『えっ、それは無いんですか!!
工工エエェェ(゚Д゚;ノ)ノェェエエ工工』

『ありませんよ!!こんな、商人としての評価を上げられる、大切なチャンスを、そう簡単に、諦められると思いますか!!』

『Σ(,,゚∀゚︎,,;)アララ…そうなの?
じゃ〜どうやってもってかえるんですか?』

『そこでユウト様にお願いが有るんですが。』

『お願いですか?』

『はい。実は、少し小さめの木箱を5つ程今回持って来ているのですが、宜しければ、また容量を増やして頂けませんか?前より、容量は少なくて良いのですが、出来れば、時間経過を無くして欲しいのです。勿論、料金は、支払わせていただきます。木箱を1つに大金貨5枚でお願い出来ないでしょうか?』

『工エェェェ━︎━︎━︎Σ(○︎・Д・○︎)━︎━︎━︎ェェェエエエ工
大金貨5枚!!それに、5つもですかぁぁぁぁぁぁぁ!!』

『はい。もともと領都の店と、王都にある店用の、お野菜の保管用に、2つお願いするつもりだったのですが、まさかの、ポーションとの出会いが有りましたので、ポーションの運び用に1つと、領都と王都のポーション保管用に1つずつ欲しいので、合計5つです。本当は、お野菜用に、もう1つ欲しいのですが、木箱の余裕が無いので、これは、次回お願いしたいです。』

『アハハハハ(^-^;もう金額が凄すぎです。
わかりました。じゃ〜まずは、木箱をからやっちゃいましょうか?』

『あのぉぉぉ〜〜お話中に申し訳無いのですが、お野菜の次の準備が出来ましたのでお願いしたいのですが、宜しいでしょうか?』

また従業員さんが申し訳なさそうに話しかけてきた。

『あっ!!はい。わかりました。本当に皆さん、仕事が早いですね。助かります(*´艸`)』

『ユウト様に、喜んで頂けると嬉しいですね
⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾最後の収穫も頑張りますぞぉ』

『トムさん、ではちょっと野菜を成長させてきますので、しばらくお待ちくださいね。』

『はい、私も、木箱の準備とお支払いするお金の準備をしてきますね。』

『はい、わかりました。』

そう言って俺は、また従業員さんと一緒に、畑に向かった。

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