〖真実の愛〗エピソード③~最後の恋人S子編~

YUTAKA

第四章 彼女がくれた愛のカタチ

第四章 彼女がくれた愛のカタチ

少しだけ彼女との楽しいエピソードを話すけど
『恋は盲目』って恋をすると誰の言葉も入ってこなくて
自分だけの世界になって他人の忠告が聞けなくなるんだよね!

彼女は私と付き合っている時に沢山の『言葉』をくれたんだ。
愛っていろんなカタチがあるけど
本当の『愛のカタチ』なんて誰の目にも見えないでしょ?
でも彼女は私にその『愛のカタチ』を分かり易く語るんだ!

『貴方が浮気をしたって、それはただの浮気だから私は許すから』
『この世の中のすべての人を敵に回しても貴方のことを信じてる』

そういう真面目で勇気があって朗らかな女性って
異性じゃなくて同性でも好きになるタイプだよね(笑)
ましてやそれが好きな人だったら尚更嬉しいに決まってる!

もちろん浮気なんてする気もさらさら無かったし
その『愛のカタチ』を自分も彼女へ表現したくなった!
だから私は愛車の助手席ダッシュボードに
『S子専用』ってステッカーを貼ったんだ(笑)

それは友人だろうが家族だろうが
何人たりとも『S専用の助手席』には座らせなかった訳だよ(笑)
両親からは恥ずかしいから止めてくれって言われたけど
その当時は人を愛することの何が恥ずかしいのかって親に反抗だよ(爆)

S子と会えない日は毎晩電話で話してね
『じゃあーまた明日ね』って電話を切ろうとするんだけど
彼女は絶対に先に電話を切ろうとしなかった。

『TETSUOが電話を切るのを私は待ってるよ♫』

文章にしても恥ずかしいけどこれも嬉しい『愛のカタチ』だよね(笑)
実はフリーの女性と初めてお付き合いをした自分。
過去の自分は彼氏が居る人しか好きにならなかったけど
今は全てが新鮮でピチピチフレッシュな訳ですよ♪

週末の計画を立てたり旅行のプランを考えたり
S子との何気ない毎日が楽しくてしょうがなかった。
そんな幸せな日々は永遠だと信じていた自分がそこには居た。



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