無限の銃弾《ミステットバレット》

ガブさん愛好会会長

第2話 初勝利


あれから拳刃と剣悟に銃を手に入れたらくれとお願いしたらすんなり了承をしてくれた。友達を持つっていいことだな…。

「おーい!銃夜!」

「拳刃?どうした?」

「ほら、例の。」

「これはハンドガン?もう手に入れてくれたんだ。早かったね。」

「友達のためだからなけっこー頑張ったぜ?ちなみにそれは学園の宝物庫から見つかったものだからおそらく神器か魔装かもな。」

「こんなものを…。ありがとう!あと無限化の使い方がわかったかもしれない。訓練付き合ってくれるか?」

「もちろんいいぜ?剣悟にも言っとくな!」

「また後で!」

ついに来た…か。さて、始めよう。訓練見返しを…。




「まずはこの銃とリンクしなきゃな。ふぅ。リンクッ!」

《適合しました。神銃コアトルを夢幻銃夜の所有物として登録します。》

「これがリンク…か。神銃コアトル?神器だったか…。銃弾は何故か一個だけ入ってるし、丁度いいな。銃弾を"無限化"!そして、セットッ!ふぅ。これで…大丈夫だよな。技とかも色々考えなきゃ行けないし。魔弾についてもどうにかしないと…。ん?」

「おーい!銃夜!」

「拳刃!剣悟!」

「今日は虐められてないか!?」

「アハハ…。今日は大丈夫。拳刃がくれたこの銃。やっぱり神器だったよ。」

「まじでか。よかったな!」

「で、技とかどうするのか決まってるの?」

「それを今考えてる。」

「なるほどな。まぁよかったよ。俺たちの所まで早く追いつけよ!」

「いやいや、1年なのに10位以内に入ってるやつに追いつけないって。」

でも追いつくならまずはこれまで虐めてきた奴らを倒さなきゃな。

「銃夜なら追いついて来る気がするから気長に待っとくよ。」ハハッ

「そうだね。頑張ってね!」

「またな!拳刃、剣悟!」

さて、考えますか。

「おいおい。銃夜じゃねぇか!今日も虐めてやろうか?」

「まぁ最弱異能のあんたは私たちに歯向かうことすらできないからね。我慢しな!」

今このタイミングで来るのは流石に辛い!逃げるか?いや、今日叩きのめす!

「もう虐められるのは嫌なんだ。だから今日は歯向かわせてもらうよ!」

技とかも決まってない状態でやるのは危険だけど、勝たなきゃこれからもずっと虐められるだけだ!

「歯向かうとかいい度胸してんなぁ!剛腕ッ!」

「援護するよ!強化30倍!」

「フッ!」

ドーンッ!

相手は5人。その中で手だれは2人。1人は拳闘士、もう1人は魔道士。まずは…!

「来いッ!コアトル!貫け、サイクルドローッ!」ドドド

「うぎゃぁぁぁぁ!」

「チッ!下っ端がやられたか…。」

「前から思ってたんだけど、君たちこの学園の生徒じゃないよね?」

「…知ってたのか?」

「薄々と気がついてただけだよ。君たちを倒して生徒会に引き渡す!」

なにができるか瞬時に考えろッ!相手はどのように動いて来るか。しっかり考えて…。

〔身体能力を無限化を使って強化しろ。〕

!?異能がアドバイスをしてくれた!?取り敢えずやってみよう!

「無限化ッ!」

力が漲って来るッ!これなら!

「仕掛けてこないならこっちから行くぜ?豪波ッ!」

「怯めっ!パラライズッ!」

「フッ!喰らえッ!」バンッバンッ

「クッ!うぉぉぉぉぉ!剛腕ッ!」

「防壁ッ!」

「させないよッ!エアロショットッ!」

「ぐぁぁぁぁぁぁ!」

「リーダーッ!このッ!ロックブラストッ!」

「もう負けないッ!サイクルドローッ!」

「ぎゃぁぁぁぁ!」

「ふぅ。初めて…勝った。生徒会に引き渡さなきゃな。」

「銃夜!どうしたんだ!?ってこいつらは!」

「拳刃、剣悟。こいつらは僕を虐めてた人たちで他校の生徒だよ。恐らくスパイだったんじゃないかな。」

「俺たちが生徒会に連れて行こうか?」

「僕も行くよ。この件について話さないと行けない感じがするしね。」

「わかった。それにしても初勝利、おめでとう!銃夜!」

「よかったね!勝てて!」

「ありがとう!これも2人のお陰だよ。この件で自信が少し持てたよ。」

「そっか。俺らに追いつくのは案外すぐかもな、剣悟!」

「そうだね。その時が楽しみだね。」ハハッ

「なに言ってんだよ。まだまださ。これからも強くなってやる!」

そうさ。強くなって周りを見返してやる!













コメント

コメントを書く

「ファンタジー」の人気作品

書籍化作品