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合同籠球マネージャー

さばりん

プロローグ

7月31日午前9時、新横浜駅の待合室に集まっている川見高校男子バスケットボール部員は二人の到着を待っていた。

「すいません!!」

申し訳なさそうに遅れてやってきたマネージャーの内浦梨世と松葉杖姿の男、瀬戸大樹。

「おぜーぞ!」

そんな二人に声を掛けるのが、俺川見高校男子バスケ部所属の2年大塚航一。二人とは小学校時代からの幼馴染だ。

「はぁ…なんとか間に合った…」
「もう、大樹が松葉杖で歩くの遅いから…」
「その前に、なんで目覚ましセットしてくれなかったんだよ!起きたのが出発の時間5分前で心臓飛び出るかと思ったんだぞ!!」
「え?何お前ら…また一緒に寝てたわけ…」

俺が半分驚き半分呆れたようにいうと二人は顔を真っ赤にしながら顔を逸らした。

「相変わらずラブラブみたいだなお前らは」

先輩たちが二人を冷やかす。

「なんでお前ら付き合ってないのに一緒に寝れるわけ…」
「そんなのは今どうでもいいだろ!」

大樹が真っ赤にしながら反論してくる。

「え…大樹私と一緒に寝るの、そんなにいやだったの??」
「え?いや…別にそういうわけでは…」

また二人はお互いに顔を赤らめ目をそらしてしまう。マジこいつらなんで付き合ってないの??

「お、やっときたかぁ」
「相沢さん、ご迷惑をおかけしてすいません」
「いいよいいよ。新幹線の時間には間に合ってるわけだし…」

そういいながら二人をなだめているのが、男子バスケ部の監督である相沢さんだ。

「よし、じゃあホームへ向かおう」
「はい!」

相沢さんの一言で全員が荷物を持ってホームへと向かう。
そう、今日俺たちはインターハイが行われる愛知へ向かうために移動する日であった。
ついにやってきたインターハイ本番、俺は楽しみにしながら新幹線乗り場のあるホームへとエスカレーターを登っていくのであった。

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