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合同籠球マネージャー

さばりん

第48話 第三クォーター開始

第三クォーター開始3分前。
俺は梨世と本田に締め付けられた首を手で押さえながら、指示を出す。

「後半、この第三クォーターでどれだけ粘れるかが勝負だ…攻撃はさっきと同じように静中心に攻めていけ。静にマークが集中したところで倉田、梨世はシュートが打てる場所にポジション取りをすること。」
「わかったわ」
「ぐぬぬぬ…」
「りょうかい」

約一名はまださっきの出来事を怒ってるみたいだけれど…まあいいや・・・

「よし、もう一度気合い入れ直していけ!」

俺は手を叩いて再びスタートの五人を鼓舞してコートへと送りだした。

後半の第三クォーター、相手はスタートのメンバーから二人選手を変えてきた。
梨世は同じくらいの身長で、一人がショートカットのスポーツヘアの髪型で、もう一人は長い黒髪をポニーテールに結んだその二人の女の子は、じぃぃぃっとこちら側の様子を見つめていた。つり目に丸いスっとした鼻に小さなプクっとした唇をしている小顔の彼女たちの顔だちはそっくりなことから、どうやら双子のようであった。
その双子は、殺気立ってはいないが、何か自身に満ち溢れたようなそんな感じの視線でもあった。

俺は、その二人の不気味な視線がこの後の試合展開を予想だにしない展開へと持っていくとは、この時全く思ってもいなかった。

ハーフタイム終了の音がビビビっと鳴り、審判がコートの真ん中のサイドラインに立ち、ボールを渡辺に手渡した。
渡辺が黒須にパスを出して、黒須がボールを受け取り、第三クォーターが始まった。

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