話題のラノベや投稿小説を無料で読むならノベルバ

合同籠球マネージャー

さばりん

第45話 秘密兵器登場!

相手チームがタイムアウトを要求し、一度ベンチに戻ってくる合同チームのメンバーは、活気に満ち溢れた表情をしていた。
俺は梨世と静にハイタッチをしてベンチに迎え入れた。

「よし、やっとうちのペースになって来たぞ!」

全員が嬉しそうに頷く。

「第二クォーター残り二分、なんとか一桁差で前半を終えるぞ!」

ここでやっと本当の秘密兵器の登場である。

「小林!準備しろ!」

俺が小林を呼ぶと、小林は一瞬自分のことを呼ばれたとは思っていなかったみたいでキョトンとしていたが、呼ばれたことに気づき慌てふためく。

「え!?ほんとに!?」
「あぁ、お待ちかねの出番だぞ!」

小林は目をきらきらと輝かせながらこちらを見ている。

「渡辺に変えて小林を入れる。簡単にノーマークで相手にシュートを打たせないようにしろ。リバウンドが勝負だ!リバウンドを静が取ったところで、小林が一気に走りだす。速攻を狙うぞ!」

俺は作戦盤を使って残り時間での攻撃の説明をする。

「よし、しっかり戦って来い!」
「はいっ!」

そして、新しいメンバーを加えた五人をコートへ送りだした。

「渡辺お疲れさん。ナイスディフェンスだったぞ!」
「ありがとう」

嬉しそうに両手を前に持ってきてこぶしを作ってガッツポーズをして見せた。
その時、胸がプルンと跳ねた。

「後半もタフなゲームになるからしっかり休んどけ~」
「わかった!」

俺はいいものを拝めたと思いつつ持ち場へ戻った。

前半残り2分、勝負の時間帯が始まった。

「合同籠球マネージャー」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「恋愛」の人気作品

コメント

コメントを書く