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合同籠球マネージャー

さばりん

第42話 おまじないその2??

俺たちが体育館に戻ると、12対34とリードをさらに広げられていた。

「やっと帰ってきた。タイムアウト取ったほうがいいのかスゲー悩んでたんだぞ!」

航一が立ち上がり俺に強めの口調で言ってきた。

「わりいわりい」

俺が平謝りを航一にする。コートに目を向けると、本田がぜぇ…ぜぇ…と女の子とは思えないおっさんのような息を吐き、バテバテの状態になっていた。

「静いけるか?」
「うん、任せて」

静はコクリと頷いて、軽くストレッチをすると、交代のためにスコアラーの元へ向かっていった。

「静のあの様子。普段の姿に戻ったんだな、なんかあったのか??」

航一に聞かれると、俺は先ほどのことを思い出す。
静がキスをした感触が、まだ頬に残っている感じがして、俺は顔を熱くしつつ、頬を手で抑えながら、

「なんもねぇよ・・」

と答えたのだった。





本田がファールをしたところでプレーが切れた。本田に変わり静を投入する。

本田がぜぇ…ぜぇ…と大きく肩で息をして、汗をだらだらと掻きながらベンチに戻ってきた。

「遅いぃぃ!なんでぇぇぇ、はぁ…ベンチにいなかったのよぉぉ。し、死ぬところだったじゃない…」
「お疲れさん、よく頑張ったな本田」

俺はバテバテの本田の頭をガシガシと撫でてやった。
すると本田は驚いた様子だったが、バテているためか反応が鈍かった。

「べ、別に…はぁ…頭撫でられただけで…はぁ…許す…わけ…ないんだからね…」

本田はそう言い残すと、そのままベンチに戻り、朽ち果てた。

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