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合同籠球マネージャー

さばりん

プロローグ 

明日は練習試合、練習着などを用意して鞄にしまう。
対戦相手は川見・城鶴高校合同チームとのことだ。合同チーム程度では恐らく私の出番はあまりないのではないかとつい考えてしまう。だけど、どんなチームが相手だろうが、いつものプレーをして勝つだけ。

しかし、それよりも一番気になっているのはお兄ちゃんのこと…明日は川見高校の男子バスケ部も来ると聞いている。お兄ちゃんは元気にしているだろうか…

県大会決勝で怪我をしてしまったお兄ちゃんを見て、私は驚きを隠せなかった。
コートを去るお兄ちゃんを見て、気付かぬうちに涙が出ていた。
あぁ…お兄ちゃんが・・・私は頭が真っ白になり。それ以降のことはよく覚えていなかった。
唯一覚えているのは、航一君が、スリーポイントシュートを決めて川見高校が逆転で全国大会出場を決めたということだけだった。

その日ぶりにお兄ちゃんの顔を私は見る。お兄ちゃんはプレーできないだろうけど、一言でいいからおしゃべりしたい。向こうが覚えてなくてもいいからあの時のように変わらないお兄ちゃんを見たいな…そんなことを思いながらベットに入り、部屋の明かりを消したのであった。

          

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