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合同籠球マネージャー

さばりん

第21話 練習試合!?

梨世たちが本田の鼻血の手当てをしている間に、俺はスマホの画面を確認する。
するとメッセージが一件届いてた。俺は内容を確認するためにアプリを起動させる。

アプリをが開くと相沢さんからの連絡だった。

「?」

何か用事かなと思いトーク画面を開く。

「…!」

俺はスマートファンを一瞬落っことしそうになったが、なんとか耐え、再びトーク画面に目を移す。

そこには、

『練習試合のお誘い』

と書かれた内容がかかれていた。

実戦形式の練習が出来ない女子バスケ部にとって練習試合はもってこいの話しだった。
俺は休憩を終えた全員を呼び出した。

「集合!」

鼻血の手当てを終えた本田たちを含め8人全員が俺の元へ駆け寄ってきた。

「次の練習に入る前にいい知らせだ」
「いい知らせ??」
「なんですか??」

静と黒須が聞いてくる。

「それはだな…」

俺は含みのある笑みを浮かべながら相沢さんからきたメッセージの内容を話した。





「練習試合!?」

全員が驚きながら俺を見てくる。

「あぁ、そうだ、隣の区にある浮島高校と今度男子が練習試合を行うんだが、女子バスケ部の話を相沢さんが話題に上げてくれたらしくて、『それじゃあぜひ女子の方も練習試合を行いませんか?』って向こうの方が提案してくれたらしい。」
「練習…試合・・・」

梨世は練習試合という言葉をかみしめながらまた言葉にする。

「俺は悪い話じゃないと思っているんだが、みんなはどうだ?」
「いいんじゃない?今の私たちの実力を試すチャンスだし」

静が賛成してくれる。

「そうね、私も試合をしてみたいと思うわ」
「高校生になって初めてだよ!」

倉田と渡辺も嬉しそうに答える。

「練習試合ってことは5対5でバスケ出来るんだよね??やったぁ!」
「私なんかが・・・練習試合の相手になっていいんですかね…」

小林は楽しそうに待ちわびたていたという表情をしており、形原の方は不安そうに小声で何かつぶやいている。

「ふっふっ、これでようやく本田香凛様の実力が高校バスケット界に広まっていくわけね…!」

本田は鼻にティッシュを詰めながら両腕を腰に当てて、高々と自分の妄想に浸っていた。

「練習…試合・・・」

梨世は再び同じ言葉をゆっくりと口にする。

「梨世達にとっては高校になって初めてのちゃんとしたゲーム・・・だな」

俺が梨世に言葉を優しく告げると、梨世は俺の方を見て、嬉しそうに目を輝かせる。

「やっと、試合出来るんだね!」

その表情は本当に楽しみでいっぱいという感じであった。

「よし、じゃあみんな練習試合を行うって言う方法で相沢さんに連絡していいか??」
「はい!」

全員が一斉に返事をする。

「時間は来週の水曜日の午前中。場所は浮島高校の体育館だ。集合時間などは追って連絡するそうだ。」

俺は、間伐いれずにすぐに空気を変える。

「だが!このチームはまだまともに試合が出来るレベルに達しているとは思っていない」

俺は少し彼女たちを突き飛ばすような発言をする。

「特に小林と形原、お前たちはこの一週間の練習はそれ相応の覚悟をしておくように!」
「ラジャー」
「は、はい!」

二人が返事をする。

「試合で足を引っ張らないようにしっかりと練習しなさいよね」
「お前もだ本田!」
「えぇ!!?」
「今日の練習だけでバテてる様子じゃ1分も使えない、この1週間は相当な基礎体力向上の個別トレーニングを覚悟しておくんだな…」
「そ…そんなぁ…」

本田が頭を抱えながら倒れこむ。

「他のやつにも体育館が使えない日は、個人的な技術向上トレーニングを行っていく予定だから覚悟しておくように!」
「は、はい!」

残りの五人も生唾を飲みこんで返事を返してきた。

「よし、じゃあ練習を再開するぞ!」

こうして、俺たちは浮島高校との練習試合に向けて1週間の過酷なトレーニングを始めるのであった。

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