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イカれたやつらがやってきた!!

れんたろう

第8話魔狼のちんちんと森の温泉街

「――ん~・・・あれ?」

俺は、戦いの後眠っていたらしい。
視界が横になっていて、上を向くとユウナの姿があった。
どうやら、膝枕を寝ている間していてくれたようだ。

「おはようございます」
「悪い、疲れただろう」
「いえ、ほんの10分ぐらいですよ」

俺は、起き上がると冒険者たちが魔狼の素材をもってこちらに駆け寄ってきた。

「起きましたか、タイチさん。これ、回収しておきましたよ」
「あ、さっきの冒険者」
「先ほどは、ありがとうございました。僕の名前はヤスです。こいつはマコ。いや~まさかボスがいるとは思いませんでしたよ」

そういって渡す袋には、律義に素材ごとに分けて入れられていた。
ヤスは、残ったものは売り物にならないものばかりで放っとけば魔物たちが引き寄せられてきてしまうから燃やしてしまいましょうと火炎魔法を放ち勢いよく燃えている時、炎の中から光がふわっと飛び出し俺の方に飛んでくる。

「ヤス!あれ、まさか、おち、おちん」
「うわ!魔狼のちんちんが浮いてる!」

ヤスとマコは飛んでくるちんちんをよけ、俺のちんちんに吸い込まれていく様子をジーッと見ていた。
マコは目を隠していたがヤスが吸い込まれたちんちんに対して興味津々だった。

「今、何が起こったんですか!?体は大丈夫なんですか?」
「体は何ともないよ、気分は最悪だけど」

脱着可能になったばかりか、ボスを倒すと協力なアイテムが手に入るとかゲームでは定番だけど。
まさか、俺は他人のちんちんで力を得ることにもなるのか・・・
想像したら、吐きそう・・・
暫くすると、いつもの音が鳴りスキルの獲得を知らせる。

固有アイテム獲得

魔狼のちんちん:バーサークウルフに変身することが可能になり全ての状態異常無効化

スキル獲得

マーキング:自分より弱い魔物は逆らわなくなる。(獣系に限る)

狂犬:攻撃を受けた者は弱体状態になり、強化魔法が無効化される。


新たなちんちん獲得により、モンスターに変身することが可能になったようだ。
ヤスとマコは、俺の説明を聞いてドン引きしていたがユウナだけはキラキラした目で凄いです!とほめてくれた。
この子、頭おかしいんじゃないだろうか。

「タイチさんの力はちんちんを使ったものなんですか・・・あの・・・僕のちんちん取らないでくださいね」
「ヤス!はっきり言わないで!ち、ちん・・・ゴニョゴニョ」
「まあまあ、いいよ、マコちゃん。それよりもマジックストーン知らない?」
「ああ!それでしたら、私持ってますよ。この坑道、昔はマジックストーンたくさん取れたんですけどね。今となってはもう・・・冒険者の狩場として利用されてるだけなんですよね」

助けてくれたお礼ですと、マコが1個しかないマジックストーンをくれた。
こちらもお礼だと、マコに魔狼の素材を分けてダンジョンを出ることにした。
帰り道の道中、すれ違う冒険者が何故かびっくりした顔で凝視していた。
俺の顔に何かついているのか?

「なんで、みんな俺を見てくるんだろう。ユウナ、何かついてる?」
「タイチ様の顔は綺麗ですよ?」

マコがモジモジしながら、指をさしている。
俺の顔ではなく体のようだ。

「服を着ていないからだと思います・・・」
「え?・・・あ、ほんとだ」
「タイチさん、まさか気付いてなかったんですか?そういう趣味なんだと思って言わなかったのに」
「タイチ様の体・・・?何か変な所ありますか?」

俺とユウナは、常識の道を外れてしまったらしい。
服を着て外に出ると、もう夜になっていた。
この時間では、ギルドの買い取りも締め切っているので明日にすることにし、初勝利祝いで近くの温泉宿に泊まることにした。

「悪いね!ヤス君!奢ってくれるなんて」
「いえいえ、魔狼の素材でお釣りが出てますからね。パーッと行きましょう!」

森を抜けると橋があり、近くの島とつながっていた。
島一つを温泉街にし、観光客や冒険者で賑わっていた。

「ここは、観光地にもなっていて海にかこまれているから露天風呂から見える景色は最高ですよ!」
「タイチ様!私、温泉初めてです!」
「私、マッサージ予約しちゃお~っと。ユウナさんもどう?」
「是非!」

マコとユウナは、美容に今日があるようだ。
お肌がプルプルになる石鹸とか買い漁っていたし、コラーゲンが~と異世界でもそこらへんは変わらないみたい。

マコたちが夢中になってるときに、ヤスが急に肩を組んでヒソヒソと小声で何かを囁いている。

「タイチさん、後で良いスポット教えますよ」
「スポット?」
「わかってるくせに~露天風呂があるっていったらアレしかないじゃないですか~の・ぞ・きですよ~」
「・・・・・・」
「いや、わかります。言いたいことはわかりますが、見たいと思いませんか?ユウナさん、あんな小柄なのにこう~ボーンってもう、マコなんて相手にすらならないですよ」

ヤスが手で大げさなくらい表現しているユウナの胸は確かに、小柄な割には大きかった。
マコも別に小さくはないのだが、ユウナに比べるとどうしても小さく見えてしまうがしょうがない。
俺は、ため息をつきながらヤスにハッキリといってやった。

「たくっ、ヤス、行くぞ。露天風呂に」
「兄貴!」

そんな二人のやり取りを、柱の陰から見つめる男がいた。

「あいつら、まさか・・・あの場所が知られるようなことがあってはならない。そうなる前に・・・・・・」

男は、気配を消しタイチ達の後を追った。

「ママ~あの人、変な恰好してるよ~」
「しっ!見ちゃいけません!」




          

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