イカれたやつらがやってきた!!
第3話授かった力が判明
おニューのズボンを手に入れた俺は、ウッキウキで歩いていると、門が見えた。
鎧をつけた人が二人立っている。
俺の前にも、人が歩いているので少し観察しているとカードみたいなのを見せているかお金を払ってカードを貰い通っている。
自分から番が来ても、両方持ってない俺は困り果てた。
「すみません、両方持ってなくて・・・」
「お前、どんな田舎から来たんだよ。たくっ・・・じゃあ、これに手を置いて」
石版みたいなものに手を置くように言われると、自分のステータス画面が表示された。
「うん、犯罪履歴なし。お、なんだ、お前。あの賞金首倒したのか。どこで会った」
すぐそこの茂みで倒したことを伝えると、ギルドに転送しておくから、賞金を受け取ったらギルドで払えば良いと許可を貰い門をくぐった。
門から少し歩くと出店が並んでおり、賑わっていた。
串焼きやら焼きたてのパンなど旨そうな物が並んでおり腹がぐーぐー鳴って仕方がない。
「よし!すぐに報告して食べにこよう!」
ギルドは、この出店ゾーンを抜けた先にあるみたいなので足早に向かった。
ドアを開けると、すぐ側に立っていたお姉さんが話しかけてきた。
「いらっしゃいませ、御用は何でしょうか?」
「あの、登録がしたくて」
衛兵に言われたことを伝えると「承っております。どうぞ、こちらに」と案内された。
「はい、下根 太一さんですね。新規の登録なので、発行手数料、登録手数料、通行手数料、合わせて5000Gになります。・・・なるほど、賞金からの支払いということですね。承知致しました。でも、凄いですね。あの賞金首は50000Gですので、贅沢をしなければ一月は普通に暮らせますよ。最初はその日暮らしがやっとなのに。それに通常はFランクから始めるのですがCランクスタートです」
「あ、ありがとうございます」
「実は、相当有名な方だったりします?たまにいるんですよね。流浪の方とか」
「いえ、そんなことないですよ」
本当ですか〜?とまるで信じていない。
話を適当に切り上げ、泊まる場所を探すから早くして欲しいと伝えると、カードを渡された。
「これからは、クエストを受ける場合も達成報告も支払い、全てこのカード一つで行えるので無くさないでください。ステータスも、見れるので是非ご活用ください。分からないことがあったら、ヘルプみてもらえれば大丈夫です」
「わかりました、失礼します」
ギルドを出た俺は、カードの下の●マークに触るとメニュー欄が出てきて、そこにスキルがあったので自分の力を調べてみる。
名前:下根 太一
スキル:おちんちんMaster【ゴッドレイクイエムモード≪属性:神 物理反射 魔法反射 全能力上昇≫神なる力で守られたその力はあらゆる敵を神の名のもとに粛清する。同時に複数のスキル魔法を扱うことが可能なる、究極の力】
幻影霞斬り【分身を作り出し、敵の目を欺いて攻撃する必殺のちん術】
所持金:45000G
自分の目を疑った。
スキル欄がバグっている。おちんちんマスターって何だ。意味がわからない。
その後に書いてあることは凄くカッコイイし最高の内容なのに全てを台無しにするスキル名。
これは、名前変えることが出来ないのだろうかとヘルプを見ても変更なんてものは当然無い。
かといって、ギルドにいってこんなこと言ったらセクハラでブタ箱にぶち込まれてしまう。
「くっそ~せっかく、大金も払って、一気にCランクにもあがったのに!ハッ!」
そういえば、あの時はどうやって倒したのかと思ったけど、もしかしてこのスキルで倒したのか!?
え、まさか、いやいや、まさかな・・・チンコで・・・まさかね。
名前がそうだってだけだよな!!そうじゃないと困る!
「何で、こんな願いが・・・あ!誰にも負けない力、ちんちんの大きさも完璧にしてくれって言ったのにの~から意識が途切れて、まさか言えてなかったのか!?」
顔をあげると、目の前を歩いていた人たちがサッと顔をそらした。
今の独り言が聞こえてたようだ。
出店で食べる気力が失せた、今日泊まる宿を探さなくては。
・
・
・
途中、出店で宿屋の場所を聞き新人がよく利用する人気の宿屋を教えてもらって向かっていた。
中央通りから、ちょっと外れたところにある古いが手入れの行き届いたいい宿である。
おばちゃん一人で切り盛りしているらしく、新人冒険者は自分の孫のようなもんだと豪快に笑っていた。
「しっかし、こんなことは初めてだよ。登録一日目のぴっかぴかの新人さんがまさかCランクスタートでここを利用するなんてね」
「すいません、お金はあるんですが貢献度が足りないから貸すことが出来ないと言われてしまったので・・・」
「いいんだよ~気にしなくて、新人は新人さ!でも、油断しちゃいけないよ!油断大敵っていうだろ。今までも調子にのっちゃって帰ってこなかった――なんてことたくさんあるからね」
そういったおばちゃんの顔は少し寂しそうだった。
「とりあえず、一週間お願いします」
「はいよ、1泊100Gだから7日で700Gね。朝昼夜とご飯用意することは出来るから、食べたくなったらいいな。1食50Gだよ」
「ありがとうございます。とりあえず、朝だけお願いします。夜はわからないのでその時に考えます」
カードを石板の上にかざし支払いを済ませる。
まるで、ICカードだな。
でも、やっぱり商人の間では現金主義が多いみたいでカードで統一はやはり難しいらしい。
「宿は確保できたな。後は装備を買いに行くか」
俺は、おばちゃんから町一番の防具店の情報を入手したので、もしスキルがあれで間違いがないのなら、手に入れなくてはならない装備がある。
戦闘をするたびにこんにちわしてたのでは、話にならない。
俺は、決意を胸に店に向かった。
鎧をつけた人が二人立っている。
俺の前にも、人が歩いているので少し観察しているとカードみたいなのを見せているかお金を払ってカードを貰い通っている。
自分から番が来ても、両方持ってない俺は困り果てた。
「すみません、両方持ってなくて・・・」
「お前、どんな田舎から来たんだよ。たくっ・・・じゃあ、これに手を置いて」
石版みたいなものに手を置くように言われると、自分のステータス画面が表示された。
「うん、犯罪履歴なし。お、なんだ、お前。あの賞金首倒したのか。どこで会った」
すぐそこの茂みで倒したことを伝えると、ギルドに転送しておくから、賞金を受け取ったらギルドで払えば良いと許可を貰い門をくぐった。
門から少し歩くと出店が並んでおり、賑わっていた。
串焼きやら焼きたてのパンなど旨そうな物が並んでおり腹がぐーぐー鳴って仕方がない。
「よし!すぐに報告して食べにこよう!」
ギルドは、この出店ゾーンを抜けた先にあるみたいなので足早に向かった。
ドアを開けると、すぐ側に立っていたお姉さんが話しかけてきた。
「いらっしゃいませ、御用は何でしょうか?」
「あの、登録がしたくて」
衛兵に言われたことを伝えると「承っております。どうぞ、こちらに」と案内された。
「はい、下根 太一さんですね。新規の登録なので、発行手数料、登録手数料、通行手数料、合わせて5000Gになります。・・・なるほど、賞金からの支払いということですね。承知致しました。でも、凄いですね。あの賞金首は50000Gですので、贅沢をしなければ一月は普通に暮らせますよ。最初はその日暮らしがやっとなのに。それに通常はFランクから始めるのですがCランクスタートです」
「あ、ありがとうございます」
「実は、相当有名な方だったりします?たまにいるんですよね。流浪の方とか」
「いえ、そんなことないですよ」
本当ですか〜?とまるで信じていない。
話を適当に切り上げ、泊まる場所を探すから早くして欲しいと伝えると、カードを渡された。
「これからは、クエストを受ける場合も達成報告も支払い、全てこのカード一つで行えるので無くさないでください。ステータスも、見れるので是非ご活用ください。分からないことがあったら、ヘルプみてもらえれば大丈夫です」
「わかりました、失礼します」
ギルドを出た俺は、カードの下の●マークに触るとメニュー欄が出てきて、そこにスキルがあったので自分の力を調べてみる。
名前:下根 太一
スキル:おちんちんMaster【ゴッドレイクイエムモード≪属性:神 物理反射 魔法反射 全能力上昇≫神なる力で守られたその力はあらゆる敵を神の名のもとに粛清する。同時に複数のスキル魔法を扱うことが可能なる、究極の力】
幻影霞斬り【分身を作り出し、敵の目を欺いて攻撃する必殺のちん術】
所持金:45000G
自分の目を疑った。
スキル欄がバグっている。おちんちんマスターって何だ。意味がわからない。
その後に書いてあることは凄くカッコイイし最高の内容なのに全てを台無しにするスキル名。
これは、名前変えることが出来ないのだろうかとヘルプを見ても変更なんてものは当然無い。
かといって、ギルドにいってこんなこと言ったらセクハラでブタ箱にぶち込まれてしまう。
「くっそ~せっかく、大金も払って、一気にCランクにもあがったのに!ハッ!」
そういえば、あの時はどうやって倒したのかと思ったけど、もしかしてこのスキルで倒したのか!?
え、まさか、いやいや、まさかな・・・チンコで・・・まさかね。
名前がそうだってだけだよな!!そうじゃないと困る!
「何で、こんな願いが・・・あ!誰にも負けない力、ちんちんの大きさも完璧にしてくれって言ったのにの~から意識が途切れて、まさか言えてなかったのか!?」
顔をあげると、目の前を歩いていた人たちがサッと顔をそらした。
今の独り言が聞こえてたようだ。
出店で食べる気力が失せた、今日泊まる宿を探さなくては。
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途中、出店で宿屋の場所を聞き新人がよく利用する人気の宿屋を教えてもらって向かっていた。
中央通りから、ちょっと外れたところにある古いが手入れの行き届いたいい宿である。
おばちゃん一人で切り盛りしているらしく、新人冒険者は自分の孫のようなもんだと豪快に笑っていた。
「しっかし、こんなことは初めてだよ。登録一日目のぴっかぴかの新人さんがまさかCランクスタートでここを利用するなんてね」
「すいません、お金はあるんですが貢献度が足りないから貸すことが出来ないと言われてしまったので・・・」
「いいんだよ~気にしなくて、新人は新人さ!でも、油断しちゃいけないよ!油断大敵っていうだろ。今までも調子にのっちゃって帰ってこなかった――なんてことたくさんあるからね」
そういったおばちゃんの顔は少し寂しそうだった。
「とりあえず、一週間お願いします」
「はいよ、1泊100Gだから7日で700Gね。朝昼夜とご飯用意することは出来るから、食べたくなったらいいな。1食50Gだよ」
「ありがとうございます。とりあえず、朝だけお願いします。夜はわからないのでその時に考えます」
カードを石板の上にかざし支払いを済ませる。
まるで、ICカードだな。
でも、やっぱり商人の間では現金主義が多いみたいでカードで統一はやはり難しいらしい。
「宿は確保できたな。後は装備を買いに行くか」
俺は、おばちゃんから町一番の防具店の情報を入手したので、もしスキルがあれで間違いがないのなら、手に入れなくてはならない装備がある。
戦闘をするたびにこんにちわしてたのでは、話にならない。
俺は、決意を胸に店に向かった。
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