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オレ様魔王の異世界無双

月田優魔

期待に胸を膨らませる

ガイアが産まれて15年の月日が経った。
その間ガイアは5000年後の世界のことを調べたり、父親の狩りを手伝ったりしていた。


「父よ、今日もイノシシが取れたぞ。食事にしよう」


「おお!ガイアやるじゃないか、もう立派に一人前だな」


当然だ、こんな姿になっても元魔王のオレ様だぞ、動物の狩りぐらい楽勝だ。
力も衰えてはおらんし、イノシシごとき寝ていても倒せるわ。


「ガイアちゃん、ご飯にしましょうか」


母の手料理は、魔王であるオレの舌をうならせるほど絶品なのだ。
5000年前は食事に無頓着で、殺戮にこそ価値を見出していたが、今は逆。
今は母の手料理を楽しみにしている。
中でもうまいのは、イノシシ肉のシチュー。
これはオレ様の大好物だ。
このオレを餌付けするとは、この世界で最強の存在は母なのかもしれんな…。


「そういえば、ガイアちゃんもそろそろ魔法学園に通う年頃ね」


「そうだな、ガイアがいなくなると寂しくなるな」


魔法学園とは、魔法騎士を育てるための学校であり、強い魔法騎士は国の軍事力そのものと言われている。
まあ、オレがその気になれば、この世界を支配することもできるだろうが、そんなことをしたら転生した意味がないからな。
オレは国や軍などに興味はないが、学園というのには、いささか興味がある。
5000年前には無かった機関だ。命懸けの実戦で強くなるのではなく、安定した教育と訓練で強くするとは、どんなものなのか?
盟友というのもできるらしい。
授業というのも経験してみたい。
期待に胸を膨らませる。
学園に行くのが楽しみだ。



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