輪廻 創

ノベルバユーザー406338

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「なに、僕がここの次の健闘会の代表だと」
(だか、健闘会とは各区の代表がその区の特色を生かし生き抜く見世物なのだろう)
(なのに何故、来たばかりの僕が代表になるのだ)
「そうか、外から来た僕を管理したいのが真の目的なのか」
(確かに、さっき見た感じここの国自体はかなり技術があるらしい)
(彼に埋め込まれているという機械も言われなければ気づかないほどだ)
「でも、それならそれで、僕にその機械を埋め込めばいいのではないか?」
(なるほど、この国のものでないものに、無理やり機械を埋めたら印象が悪いのか)
(それに、参加すれば必ず良い生活ができるのどから断る理由もないのか)
「何、通訳として一緒に君も着いてくるのか」
(確かに、私が話せるのは君だけだか)
(また、迷惑をかけてしまうな)

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