Absolute(公)

アカイル

日常消失

その日僕はトラックに轢かれた。


----10分前----

僕の名前は神之 覇屋(しんの はや)、普通にどこにでもいる高校生だ。

『おはよ...覇屋』

今声をかけてきたのは幼なじみの倉石 桜(くらいし さくら)、幼稚園の頃からよく遊んでいる美少女だ。

「おはよ...桜」

『昨日のアニメ見た?......』

平凡な毎日を暮らしていた僕らはある日...いつもの日常を失った...

「危ないっ」

『え?』

ーー バーン

突っ込んできたトラックから桜を庇うために桜を突き飛ばした

(もう...死ぬ...のかな...)

「大...好き...だよ...さく...ら...」

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