村人に転生したら、モンスターと会話できるようになってた。村人ライフしながらモンスター図鑑をつくろう!目指せモンスターキング!!
29話 オークの村復興計画
まず僕たちは草原を借りることとして、
そこに簡易的な椅子などを設置して、
そこで相談することとする。
今回も問題を取り上げてみると。
「第1にリザードマンの研究者1名が何かの研究にはまり汚染物質を大量に川にながし、その川がオークの村まできており、その水をくみ上げたオークたちが豚に提供、豚は苦しみだす。現在はその水を使いたくないのだが、水を与えないと豚が熱中症になるので、切らすわけにはいかず、とはいってももう一つの川まで遠いと」
こういった内容はこの草原を借りたオークたちから聞き出している。
「第2に毒化現象は森にまではびこり、森に生えるであろう【毒消し草】がでなくなり、またもや豚たちの治療がなくなる」
これは木人が教えてくれている。
神秘の森との融合、つまり同化現象により、
たくさんの森が抱えている問題を教えてくれたそうだ。
「第3に毒で死んだ豚は食べればオークたちに甚大なる被害をもたらす災害になるので、オークキングが絶対に食べないようにとのこと、中には食べてしまい猛毒になり死んでいるオークもいること」
まず豚の体内で成長した毒は豚を殺し、
そしてその毒は死体となることでさらなる危険にもなり、
それをオークたちが体内に摂取することで、
オークたちは毒による死亡となる。
本当に恐ろしいものだ。
よく死体は食うなとか言う人がいるが、そういうことなのかと。
「さて、僕たちは3つの問題から当たる必要がある、それぞれの特技を生かせる場所または特技がなくても生かせる場所を僕が適材適所にて指示を下す、みんなはそれでいいか?」
【はい】
全員が頷くと。
僕は簡単に支持を飛ばすのであった。
「まず、研究所対策は僕と皇女とジェシとベルと火炎獅子2体でいく」
「毒消し草対策は木人とチカとゴブリン3体でいく」
「死体処理をレックスとカスミとナナコでいく」
全員が黙ってうなずいている。
おそらく僕の指示ならちゃんと聞くに値すると考えてくれているのかもしれない、
それだけのことを僕はしてきたのだから。
「研究所対策は、武力の皇女とベルが必要で、ジェシは勉強のため、あと火炎獅子は移動対策で、ベルにいたっては戦力と移動対策となる」
「ちょっと武力に対しては自信がないのですが」
「大丈夫だよ皇女様、もっと深呼吸して、あなたは国の騎士団の元団長でしょう? どのようなことがあって退職したかは存ぜぬが」
「ふふ、そこまで調べていたが」
「それが僕の戦い方ですから」
「ベルとカヅとマヅは僕と皇女様とジェシをのせてくれるだけでいい、そのあとベルは戦力に変更になるからな」
「ふわぁああ、戦えられるならなんだっていいさ、ベルはやればできるベルなんだ」
「ったく久しぶりのぼくの出番ってところだね、最近はあまり話す隙がないから暇だったんだ」
「うおおお、おれはもりあがってきましたあああああ」
「だから、おまえはおれじゃくてわたしかうちにしろと親父とお袋に言われているだろうがああああ」
「兄貴こええええええ」
「まったく騒がしい連中です。師匠、がんばってきてください」
「お前もいくんだよ」
「え……」
「木人たちは毒消し草の復旧だ。おそらくチカちゃんと木人がキーをにぎり、ゴブリンたちの能力もフルにつかってくれ、ザバンドは農作業のスキルがあり、テナンドは毒解除があるんだ。カナードネは料理でもってたくさんのオークたちに豚以外の食べ物与えてくれ」
「このわしに任せろ、このドルイド娘を鍛えなおして、毒消し草を復活させようぞ」
「あわわ、やばいわ、ドルイドの魔法を把握してないわ」
「チカさんはこれを期にドルイドの魔法をしっかり復讐したほうがいいと思います」
「ザバンドにしては珍しいこと言うなぁ、俺はたらふく毒でもいいから豚くいてええええ」
「テナンド? あなた死ぬ気?」
カナードネの冷静な突っ込みに、その場が凍りつくも、
「最後は死体処理だ。カスミとナナコとレックスにお願いする。カスミはなんとなくで、ナナコは死霊術師だから死体とかかわったほうがいいとおもった、レックスが運ぶのを手伝ってくれる」
「にいにい、なぜに僕だけどうでもいい役目なの? なんとなくってないんじゃいの? そのままだと、にいにいをフルボッコしてゴリラにするわよ?」
「まぁおちつけ、お前はなんか意味があるんだろう」
「だからそれがおかしいっていってるでしょ?」
ナナコがなぜかブルブル震えながら、
こちらを懇願の瞳で見つめている。
胸を見せようとどんどんと近づいてくる。
「先輩色気戦法で死体処理から外してもらおうって無理ですよ」
「たたのむ、一発やらせるからカスミちゃんと」
「僕に逮捕されろと? リアルに戻ったらこの妹は僕を訴えるぞ」
「なら、どうすればいいの、ならチカちゃんの体なら?」
「ひゃええええ、私関係ありません、そういのはもっと恋愛してからでないとしちゃダメだってお母さんが」
「ならうちの体かしら? 高いわよ」
「いいからナナコ先輩、僕はそういった体は間に合っているので」
「だ、だれとやってるの」
「やってないですから、いいですかナナコ先輩はもっと死体とかかわってください、せっかっくの死霊術師なんですから」
「誰も望んでないわ、うちは世界で一番死体が大嫌いなの」
「それは何度も聞いております。そういう職業に選ばれたのだから仕方ないでしょう、僕なんか戦闘スキルのないただの村人で、モンスタースキルを覚える程度ですから、先輩と僕が戦場にいけば僕が死ぬんですから」
「さらばだ。戦友よ」
「勝手に殺さないでください」
「いやだーだれか、このななこをたすけてください」
「あきらめてください」
ナナコ先輩の断末摩が聞こえなかったのは内緒。
そこに簡易的な椅子などを設置して、
そこで相談することとする。
今回も問題を取り上げてみると。
「第1にリザードマンの研究者1名が何かの研究にはまり汚染物質を大量に川にながし、その川がオークの村まできており、その水をくみ上げたオークたちが豚に提供、豚は苦しみだす。現在はその水を使いたくないのだが、水を与えないと豚が熱中症になるので、切らすわけにはいかず、とはいってももう一つの川まで遠いと」
こういった内容はこの草原を借りたオークたちから聞き出している。
「第2に毒化現象は森にまではびこり、森に生えるであろう【毒消し草】がでなくなり、またもや豚たちの治療がなくなる」
これは木人が教えてくれている。
神秘の森との融合、つまり同化現象により、
たくさんの森が抱えている問題を教えてくれたそうだ。
「第3に毒で死んだ豚は食べればオークたちに甚大なる被害をもたらす災害になるので、オークキングが絶対に食べないようにとのこと、中には食べてしまい猛毒になり死んでいるオークもいること」
まず豚の体内で成長した毒は豚を殺し、
そしてその毒は死体となることでさらなる危険にもなり、
それをオークたちが体内に摂取することで、
オークたちは毒による死亡となる。
本当に恐ろしいものだ。
よく死体は食うなとか言う人がいるが、そういうことなのかと。
「さて、僕たちは3つの問題から当たる必要がある、それぞれの特技を生かせる場所または特技がなくても生かせる場所を僕が適材適所にて指示を下す、みんなはそれでいいか?」
【はい】
全員が頷くと。
僕は簡単に支持を飛ばすのであった。
「まず、研究所対策は僕と皇女とジェシとベルと火炎獅子2体でいく」
「毒消し草対策は木人とチカとゴブリン3体でいく」
「死体処理をレックスとカスミとナナコでいく」
全員が黙ってうなずいている。
おそらく僕の指示ならちゃんと聞くに値すると考えてくれているのかもしれない、
それだけのことを僕はしてきたのだから。
「研究所対策は、武力の皇女とベルが必要で、ジェシは勉強のため、あと火炎獅子は移動対策で、ベルにいたっては戦力と移動対策となる」
「ちょっと武力に対しては自信がないのですが」
「大丈夫だよ皇女様、もっと深呼吸して、あなたは国の騎士団の元団長でしょう? どのようなことがあって退職したかは存ぜぬが」
「ふふ、そこまで調べていたが」
「それが僕の戦い方ですから」
「ベルとカヅとマヅは僕と皇女様とジェシをのせてくれるだけでいい、そのあとベルは戦力に変更になるからな」
「ふわぁああ、戦えられるならなんだっていいさ、ベルはやればできるベルなんだ」
「ったく久しぶりのぼくの出番ってところだね、最近はあまり話す隙がないから暇だったんだ」
「うおおお、おれはもりあがってきましたあああああ」
「だから、おまえはおれじゃくてわたしかうちにしろと親父とお袋に言われているだろうがああああ」
「兄貴こええええええ」
「まったく騒がしい連中です。師匠、がんばってきてください」
「お前もいくんだよ」
「え……」
「木人たちは毒消し草の復旧だ。おそらくチカちゃんと木人がキーをにぎり、ゴブリンたちの能力もフルにつかってくれ、ザバンドは農作業のスキルがあり、テナンドは毒解除があるんだ。カナードネは料理でもってたくさんのオークたちに豚以外の食べ物与えてくれ」
「このわしに任せろ、このドルイド娘を鍛えなおして、毒消し草を復活させようぞ」
「あわわ、やばいわ、ドルイドの魔法を把握してないわ」
「チカさんはこれを期にドルイドの魔法をしっかり復讐したほうがいいと思います」
「ザバンドにしては珍しいこと言うなぁ、俺はたらふく毒でもいいから豚くいてええええ」
「テナンド? あなた死ぬ気?」
カナードネの冷静な突っ込みに、その場が凍りつくも、
「最後は死体処理だ。カスミとナナコとレックスにお願いする。カスミはなんとなくで、ナナコは死霊術師だから死体とかかわったほうがいいとおもった、レックスが運ぶのを手伝ってくれる」
「にいにい、なぜに僕だけどうでもいい役目なの? なんとなくってないんじゃいの? そのままだと、にいにいをフルボッコしてゴリラにするわよ?」
「まぁおちつけ、お前はなんか意味があるんだろう」
「だからそれがおかしいっていってるでしょ?」
ナナコがなぜかブルブル震えながら、
こちらを懇願の瞳で見つめている。
胸を見せようとどんどんと近づいてくる。
「先輩色気戦法で死体処理から外してもらおうって無理ですよ」
「たたのむ、一発やらせるからカスミちゃんと」
「僕に逮捕されろと? リアルに戻ったらこの妹は僕を訴えるぞ」
「なら、どうすればいいの、ならチカちゃんの体なら?」
「ひゃええええ、私関係ありません、そういのはもっと恋愛してからでないとしちゃダメだってお母さんが」
「ならうちの体かしら? 高いわよ」
「いいからナナコ先輩、僕はそういった体は間に合っているので」
「だ、だれとやってるの」
「やってないですから、いいですかナナコ先輩はもっと死体とかかわってください、せっかっくの死霊術師なんですから」
「誰も望んでないわ、うちは世界で一番死体が大嫌いなの」
「それは何度も聞いております。そういう職業に選ばれたのだから仕方ないでしょう、僕なんか戦闘スキルのないただの村人で、モンスタースキルを覚える程度ですから、先輩と僕が戦場にいけば僕が死ぬんですから」
「さらばだ。戦友よ」
「勝手に殺さないでください」
「いやだーだれか、このななこをたすけてください」
「あきらめてください」
ナナコ先輩の断末摩が聞こえなかったのは内緒。
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