【異世界転生、いぢめられっ子だった俺に人生最大のモテ期襲来、でも、俺女の子になってます!エチエチな事がしたい一心で魔王を倒す事にしました(旧名ガンスリンガー)】

島風

第13話 旅立ちと喪失

俺はこれからどうしようか?

 俺はまた自問自答した

 島村達のところに帰る?

 論外だ、俺は南以外みんな嫌いだ。特に須田

「......殺してやりたい......」

魔族と人間の橋渡し?

「......俺にできる訳がない......」

目的が決められない

「エルアラメインの試練のダンジョンか......」

アルナロックの試練のダンジョンの勇者は魔王を倒したければ、

 エルアラメインへ行けと言っていた

「いいかもな、勇者では無く、俺が魔王を倒す未来も」

俺たちは魔王を倒さないとこの世界で永遠に輪廻をさまよう

 来世で元の世界に戻るには魔王を倒すしかない

「なら、答えは一つだ。エルアラメインで魔王を倒せる魔法を取得する」

俺はアルナロック試練の塔から王都まで戻った

 その日は宿に泊まり、明くる日馬車でエルアラメインの王都へ向かった

 幸い、国王から多少この国の貨幣を持たされていた

 馬車代と途中の街での何日かの宿泊には十分だった

 馬車の旅はなかなかきついものだったがなんとかエルアラメインについた

 馬車の旅で、同じ馬車に乗り合わせた人が話かけてきたが、

 俺に会話を成立させる様な高等な技術はなかった

 俺は尚も孤独だった

「......どうしよう......」

エルアラメインの王都『ハイデルベルク』に到着して俺は困った

 手元には宿代もなかった

 ダンジョン攻略の際の食糧を仕入れたいが、それどころでは無い

 ある程度まとまった金がいる

 どうするか?......

「......体を売ろう......」

 俺は決めた。俺には他に売るものも他に稼ぐ手段もなかった

☆☆☆

宿でできるだけ綺麗で、露出の多い服に着替えると

 夜の街に出た。お相手を見つける為だ

 酒場の近くをウロウロした

 何人かに声をかけられたが、逃げた

 怖いおっさんも気持ちが悪いおっさんも勘弁して欲しい

 そこへ一人の男から声をかけられた

「君、ここで何をしてるんだ?」

「えっと、私......」

俺は一人称を私に変えた。女らしく見える様にする為だ

「俺と遊ぶか?」

ナンパだ。成功だ

「その、あの......」

俺は恥ずかしくなった、元男でも自分が何しようとしているか考えたら......

 だが、意を決して俺は言い出した

「私、そのお金が無くて、その......」

男は目が少し動いた。少し悲しそうな顔をする

 俺に同情しているのか......

 この人にしよう、優しそうだし、それに若くてイケメンだ

「いくらだ?」

男は聞いてきた。だが、相場がわからない

 適当に金額を言う

「1万ディナールでどうですか?」

「ちょっと高いな......」

「じゃ、5千で......」

俺は必死だった。できるだけ早く済ませたかった

「わかった......」

俺は若い男に連れられて安宿に入った

 多分、そういう事をする専用の宿だ

「どれ位一緒にいられるんだ?」

男は聞いてきた。俺は朝までを希望した

 一泊宿代が浮く

「その朝まで......」

「......わかった......」

欲張りな要求だったろうか?

 男は少し以外そうな顔をした

 粗末な部屋に通された

 俺はその男と少し喋った。久しぶりの会話

 この男は聞き上手だった。とても優しかった

 しばらく話すと男はシャワーする様言ってきた

「はい」

言われた通り、シャワーを浴びる

 体にバスタオルを巻いて出る。うまくまけない......

 入れ替わりで男がシャワーに入る

 胸の鼓動が大きくなる。逃げたい衝動にかられるが、今更逃げられない

 男とベッドに入り、キスをされる。俺のファーストキスだった

 男はあちこち触ってきた。気持ち悪い

 俺はそれなりに快感も感じた。それなりに女の子ぽく可愛い声も出して喘いだ

 客へのサービス位の常識は持ち合わせていた

 ......そしていよいよ......

 俺は覚悟した。だが、男は突然聞いてきた

「本当にいいのか?」

「な、何がですか?」

「お前、初めてだろ?」

「............」

俺は無言になった。やはりわかるのか......

「今なら止めてもいいぞ」

「でも、お金が......」

「いい、金は約束通り渡す」

俺は考えた。どうせ一回だけでは済まない

 これから何日か同じ事をしなければならない

「いえ、お願いします。娼婦にもプライドがあります」

「処女の娼婦もプライドも聞いた事がないんだがな......」

男はそのまま続けた。俺を気遣ってか、ゆっくり動いてくれた

 でも、痛かった。俺はできるだけ我慢したが、涙が出てきた

 事が終わると男はお金をくれた。約束の10倍以上だ

「こんなに?」

「この辺の相場とお前の容姿なら3万が打倒だ」

「でもそれよりずっと多いです」

「処女の女にはかなりの価値がある、お前は安売りしたんだ」

「......」

俺は夜遅くまでこの男と話した

 男は俺の悩みを聞いてくれた

 そして言った

「多分、お前にも何か問題があるぞ。それにお前が気がつかない」

「私が悪いのですか?」

「いや、いぢめるのはいぢめている奴の方が悪い

 でもいぢめは自分から回避できる筈だ」

男は親身に聞いてくれた

「一晩中じゃ無くて2時間位にして一夜で何人か男をとった方がいいぞ」

男はアドバイスしてくれた。確かにその方が稼げる

「ありがとうございます」

俺は男にお礼を言った。そして、その日は二人でその安宿で泊まった

 この男は優しい男だった。だが、俺は屈辱感で、涙が出て来た

 寂しい、辛い。惨めだった

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