【異世界転生、いぢめられっ子だった俺に人生最大のモテ期襲来、でも、俺女の子になってます!エチエチな事がしたい一心で魔王を倒す事にしました(旧名ガンスリンガー)】

島風

第7話 第2階層攻略と休息の間

俺は休息の間で一泊して疲れを癒すと、先へ進んだ

 休息の間の近くに下に降りる階段があった

 階段の近くに魔法陣がある、それがおそらくこの階の宝物がもらえる場所だ

 試練の塔の2階がそういうパターンだった

 魔法陣の真ん中に立つと魔法陣が輝き出した

 そして俺を光が包む

 俺の手の甲に紋章が描かれた。そして、感じる

「これ、魔法の結界かな?」

俺はイービルアイの様な『魔力障壁』の結界を手に入れた

 多分、俺は少し位の物理攻撃は効かなくなっている筈だ

「このダンジョンの階のボスを倒すと、そのボスの特性がもらえるという事かな?」

誰もいないのに、語ってしまう。もう2日も人と話してない

「次は攻撃魔法を貰えるといいな」

その呟くと、階段を降りる

 降りる前にもちろんゴーレムで偵察は済ませてある

 次の階はキラーラビットだらけだった

「良かった、簡単だ」

俺は後悔した。自分の発言を......

 キラーラビットは攻撃力も防御力も弱い魔物だった

 だが、俊敏で、倒すのは骨が折れる

 最初は魔法の弾丸で倒すつもりだったが、俺の腕でも当たらない

 結局、短剣で戦うはめになった

 『瞬歩』で距離を詰め、短剣で倒す

 魔法がこもった短剣の威力は感じていたが、

 とにかく、この階はキラーラビットの数がめちゃくちゃ多かった

「ぜーゼー

 まだか、休息の間は」

俺は疲れた声をだした。戦闘を延々と5時間は行っていた

「次の部屋を抜けたら休息の間だ」

自分にいい聞かせる

「その前にキラーラビットが10匹か......」

俺は無言になった

 次の部屋でキラーラビットと死闘を演じた

 俺は魔力障壁のおかげで全く怪我をする事は無かった

 しかし、戦いの疲労は半端では無かった

 ただ、虚しく激しい運動をした様な感じだ

 ようやくキラーラビット10匹目を倒して、俺は先の魔法陣に進んだ

 前回は俺が気を失ったから早々と休息の間に逃げ込む事になったが、

 今回は少し、余裕があった

 魔法陣に進むとやはり光が俺を包み、手の甲の紋章が更に広がった

「これは多分、あれだ」

俺は試しに跳躍した、キラーラビットの様に、

 そして空間を蹴って跳躍の軌道を変えた

「これ、面白い」

俺が新しく手に入れたユニークスキルは『跳躍』と『空間跳躍』だった

 『跳躍』は人間の10倍以上の跳躍を可能とする

 更に『空間跳躍』は飛んでいる最中、空間を蹴って、軌道を変える事ができる

 今、単純に遊んでいるが、この跳躍と空間跳躍すれば、

 まず魔法や剣は避けられる。かなり使えるユニークスキルだ

 ひとしお遊んだ後、俺は休息の間に進んだ

 休息の間で俺はまた一泊する事にした

「シャワーが浴びたい......」

汗だくだった。だが、この休息の間にシャワーなんてものは無い

俺は黙って調理を始めた。

 昼はおにぎりだけだったから、ようやくちゃんとした物が食べれる

 料理は美味かった。たらふく食べて、疲れてそのまま寝てしまった

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