薬師無双〜ドーピングで異世界を楽しむ〜
元凶
目の前に群がる約1000体程の魔物。
魔物自体は大した強さではないのだが、数の暴力は流石にキツい。
だが、今俺がここで倒れる訳にも行かない。
リアラと約束したんだし、悲しい想いをさせる訳にはいかないしな。
そして俺は、右手に持つ大剣をグッと握り、魔物の群れへと駆け出した。
──やる事は同じ、ただひたすらに斬り、そして薙ぎ払う。
ただ、最初に比べると圧倒的に大剣の扱い方にも慣れ、動きなどに無駄がなくなったと感じる。
恐らく、大剣スキルを獲得したんだろう。
そんな事を考えてると、俺は魔物に囲まれるが、手に力を込め、身体を捻る。
すると囲っていた魔物達は見事に真っ二つになっていた。
俺がしたのは所謂、回転斬りだ。
さっきまでの俺ならここで魔法を放っていただろうが、少しでもMPはこの異常現象の元凶である魔物を倒す為に温存しときたいので、ここで大剣スキルを獲得したのは好都合だろう。
それからは、ひたすら魔物を斬り刻み、30分程で1000はいた魔物をようやく全て倒し終えた。
「はぁっ、はぁっ。疲れた〜。後は元凶である魔物を倒して終わりか」
多少の切り傷や打撲はあるが、問題はない。
でも一応回復魔法で治しておくか。
それにしても、元凶である魔物はどこにいるんだろうか?
てっきりこの大群の中にいると思ったんだが、目に見える程の魔力を持つ魔物なんかいなかったし……
そう考えていた時だった。
「ギュルォオオオオオオオオオオオオオッ!」
突然の咆哮と共に、地が震えた。
俺は咆哮が聴こえた上空へとゆっくりと顔を向けると、そこには元凶であるだろうそいつが居た。
「マジかよ………」
そこには、夥しい程の魔力を纏っている、ドス黒いドラゴンが、上空から鋭い眼光でこちらを睨んでいたのであった。
魔物自体は大した強さではないのだが、数の暴力は流石にキツい。
だが、今俺がここで倒れる訳にも行かない。
リアラと約束したんだし、悲しい想いをさせる訳にはいかないしな。
そして俺は、右手に持つ大剣をグッと握り、魔物の群れへと駆け出した。
──やる事は同じ、ただひたすらに斬り、そして薙ぎ払う。
ただ、最初に比べると圧倒的に大剣の扱い方にも慣れ、動きなどに無駄がなくなったと感じる。
恐らく、大剣スキルを獲得したんだろう。
そんな事を考えてると、俺は魔物に囲まれるが、手に力を込め、身体を捻る。
すると囲っていた魔物達は見事に真っ二つになっていた。
俺がしたのは所謂、回転斬りだ。
さっきまでの俺ならここで魔法を放っていただろうが、少しでもMPはこの異常現象の元凶である魔物を倒す為に温存しときたいので、ここで大剣スキルを獲得したのは好都合だろう。
それからは、ひたすら魔物を斬り刻み、30分程で1000はいた魔物をようやく全て倒し終えた。
「はぁっ、はぁっ。疲れた〜。後は元凶である魔物を倒して終わりか」
多少の切り傷や打撲はあるが、問題はない。
でも一応回復魔法で治しておくか。
それにしても、元凶である魔物はどこにいるんだろうか?
てっきりこの大群の中にいると思ったんだが、目に見える程の魔力を持つ魔物なんかいなかったし……
そう考えていた時だった。
「ギュルォオオオオオオオオオオオオオッ!」
突然の咆哮と共に、地が震えた。
俺は咆哮が聴こえた上空へとゆっくりと顔を向けると、そこには元凶であるだろうそいつが居た。
「マジかよ………」
そこには、夥しい程の魔力を纏っている、ドス黒いドラゴンが、上空から鋭い眼光でこちらを睨んでいたのであった。
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