薬師無双〜ドーピングで異世界を楽しむ〜
激動の二日目
──ギムウェルムに来て二日目。
朝食を食べ終えた俺とリアラは、今日は別々に行動する事にした。
その理由としては、昨日周っていない場所の観光(買い物)をしたいらしい。
(昨日は本当地獄だったな……)
そんな地獄を二日連続で味わうのは耐えられないと判断した俺は、今日一日魔法について考えたいと言って、別行動をする事にしたのだ。
「なんとかリアラの買い物地獄から回避した事だし早速、魔法について色々試して見るか」
魔力を右手の掌に集め、小さな竜巻をイメージする。
すると、掌には小さな竜巻がちゃんと出来ていた。
ステータスを確認してみるとちゃんと風魔法を覚えていた。
「よし。どうせなら、この風魔法極めていつか空を飛びたいもんだな」
風魔法は、攻撃、防御、補助。
全てに置いて、万能だし極めておいて損は無いしな。
「んじゃ、今日は一日中風魔法の訓練でもやるか」
それから俺は、掌で出していた竜巻を指でも魔力を集めればいけるのではないかと思い試したがちゃんと出来た。
他にも、竜巻の規模を大きくしたり、小さくしたり、長くしたり、短くしたりなど色々試してみた。
やはり規模が大きくなるにつれ、それに伴うMPの値は増えるが、MP1600超えの俺には些細な事だった。
そして、風魔法を使い続け一時間。
MPは600程消費していたが、風魔法はレベル2と増えていた。
「中級魔力回復薬を飲みながら訓練すれば、リアラが帰って来る頃にはレベル4までは上がっているかもな」
今日はとことんやるか。
「だが、それにしても暇だな。久しぶりに調合でもやるか」
まずは、中級魔力回復薬を一本飲みMPをほぼ全回復する。
そして中級回復薬が33個あるので、魔力茸も33個創造する。魔力茸は一つMP40消費するので、合計で1320も消費したが、中級魔力回復薬を三本飲み、また全回復する。
それから、中級回復薬33個と魔力茸33個を薬品調合を発動し、中級魔力回復薬が合計33個出来たのだが、器用増加のお陰で、この内の6個に☆が付いていた。 
☆の付いた中級魔力回復薬はMP回復量が30%から40%へと上がっていた。
そして、一気に合成した事もあり、調合スキルもレベル8へとなった。
調合を終えた後は、ドーピングを始める。
魔力の木の実(M)を16個創造し食べる。
そして、3本中級魔力回復薬を飲む。
16個食べるとMPは126も増えていた。
それからもまた魔力の木の実を創造し、中級魔力回復薬を飲むを繰り返していく。
「うぷっ………吐きそう……だが、耐えるんだ俺……空を……人類の夢を……叶える為に……」
途中、あまりにも気分が悪くなりすぎて訳の分からない事を言いながらも、なんとか吐かずに中級魔力回復薬37本を全て使い切る事に成功したのだ。
魔力の木の実は恐らく200個以上は食べ、よくそんなに食べれたなと自分でもかなり驚いていた。
MPも3450まで増え、今日一日で二倍以上も増えたのだ。頑張った甲斐はあったようだ。
そして丁度リアラも観光から帰って来たので、風魔法を解除し今日の訓練もこれまでにする事にした。
「ただいまアラン!」
「お帰りリアラ。今日は何してたんだ?」
「それがね、聞いて! 今日、美味しいって評判のケーキ屋さんを見付けて──」
なんか、嫌な予感が……
「ジャーン! これっ! ケーキお持ち帰りしてきたの! 本当は二人で食べに行きたかったんだけどね……でも、私アランが喜ぶ顔が見たくて、ずっと長い行列に並んでたのよ」
…………ですよね。
「夕御飯までまだ時間あるし、早速頂きましょアラン!」
「……ああ」
こうして俺は昨日に引き続き、激動の二日目を終えたのであった。
朝食を食べ終えた俺とリアラは、今日は別々に行動する事にした。
その理由としては、昨日周っていない場所の観光(買い物)をしたいらしい。
(昨日は本当地獄だったな……)
そんな地獄を二日連続で味わうのは耐えられないと判断した俺は、今日一日魔法について考えたいと言って、別行動をする事にしたのだ。
「なんとかリアラの買い物地獄から回避した事だし早速、魔法について色々試して見るか」
魔力を右手の掌に集め、小さな竜巻をイメージする。
すると、掌には小さな竜巻がちゃんと出来ていた。
ステータスを確認してみるとちゃんと風魔法を覚えていた。
「よし。どうせなら、この風魔法極めていつか空を飛びたいもんだな」
風魔法は、攻撃、防御、補助。
全てに置いて、万能だし極めておいて損は無いしな。
「んじゃ、今日は一日中風魔法の訓練でもやるか」
それから俺は、掌で出していた竜巻を指でも魔力を集めればいけるのではないかと思い試したがちゃんと出来た。
他にも、竜巻の規模を大きくしたり、小さくしたり、長くしたり、短くしたりなど色々試してみた。
やはり規模が大きくなるにつれ、それに伴うMPの値は増えるが、MP1600超えの俺には些細な事だった。
そして、風魔法を使い続け一時間。
MPは600程消費していたが、風魔法はレベル2と増えていた。
「中級魔力回復薬を飲みながら訓練すれば、リアラが帰って来る頃にはレベル4までは上がっているかもな」
今日はとことんやるか。
「だが、それにしても暇だな。久しぶりに調合でもやるか」
まずは、中級魔力回復薬を一本飲みMPをほぼ全回復する。
そして中級回復薬が33個あるので、魔力茸も33個創造する。魔力茸は一つMP40消費するので、合計で1320も消費したが、中級魔力回復薬を三本飲み、また全回復する。
それから、中級回復薬33個と魔力茸33個を薬品調合を発動し、中級魔力回復薬が合計33個出来たのだが、器用増加のお陰で、この内の6個に☆が付いていた。 
☆の付いた中級魔力回復薬はMP回復量が30%から40%へと上がっていた。
そして、一気に合成した事もあり、調合スキルもレベル8へとなった。
調合を終えた後は、ドーピングを始める。
魔力の木の実(M)を16個創造し食べる。
そして、3本中級魔力回復薬を飲む。
16個食べるとMPは126も増えていた。
それからもまた魔力の木の実を創造し、中級魔力回復薬を飲むを繰り返していく。
「うぷっ………吐きそう……だが、耐えるんだ俺……空を……人類の夢を……叶える為に……」
途中、あまりにも気分が悪くなりすぎて訳の分からない事を言いながらも、なんとか吐かずに中級魔力回復薬37本を全て使い切る事に成功したのだ。
魔力の木の実は恐らく200個以上は食べ、よくそんなに食べれたなと自分でもかなり驚いていた。
MPも3450まで増え、今日一日で二倍以上も増えたのだ。頑張った甲斐はあったようだ。
そして丁度リアラも観光から帰って来たので、風魔法を解除し今日の訓練もこれまでにする事にした。
「ただいまアラン!」
「お帰りリアラ。今日は何してたんだ?」
「それがね、聞いて! 今日、美味しいって評判のケーキ屋さんを見付けて──」
なんか、嫌な予感が……
「ジャーン! これっ! ケーキお持ち帰りしてきたの! 本当は二人で食べに行きたかったんだけどね……でも、私アランが喜ぶ顔が見たくて、ずっと長い行列に並んでたのよ」
…………ですよね。
「夕御飯までまだ時間あるし、早速頂きましょアラン!」
「……ああ」
こうして俺は昨日に引き続き、激動の二日目を終えたのであった。
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