幼馴染みの2人は魔王と勇者〜2人に挟まれて寝た俺は2人の守護者となる〜
カリーナとのデート④
お昼を食べ終わった俺たちは、再びぶらぶらと歩きだした。
次にカリーナの目を奪ったお店は宝石店だった。
「フォレス、私ここに入ってみたい」
「良いよ。入ろうか」
中に入ると、ガラス張りの棚に色々な宝石が並んでいた。
その宝石一つ一つがとても高いものだという事は一目見るだけで分かった。
「いらっしゃいませ」
中に入ると、スーツのようなものを着た男性が綺麗なお辞儀をして僕たちを迎え入れてくれた。
「ごゆっくりご覧ください」
宝石をみるカリーナは子供のように目をキラキラさせていた。
「フォレス! 凄くきれいだよ!!」
「うん……カリーナの方が綺麗だよ」
「? なにか言った?」
「!? い、いや! な、無いも言ってないよ。うん、何も……」
「そう?」
危なかった! 宝石を見るカリーナの横顔が本当に可愛くて綺麗だったから、無意識に言ってしまった。
でも、良かった。聞こえてなかった……。
その時、カリーナが手をポンと叩いて、あるものを『収納』から取り出した。
「フォレス! これ! ここなら加工とかできるんじゃない!?!?」
カリーナが取り出したのは、鉱石採掘祭でカリーナ、リュクス、ノルメ、僕が掘った鉱石だった。
ほとんどの鉱石は換金をしてしまったが、気に入った数個は手元に残していたのだ。
その鉱石を店員さんの元に持って行った。
「店員さん、鉱石の加工って受けてますか?」
「はい、承っておりますよ」
「そ、それじゃあ! この鉱石たちの加工をお願いします」
カリーナはそれが入った袋を店員さんに渡した。
「!? お、重い! 一体どれだけの……はぁ!?!?!?!?」
店員さんはその量を見ると、目を丸くして自分が宝石を扱う店員だという事を忘れて驚いていた。
「す、すみません、取り乱しました。ここまでの量の鉱石を初めて見ました」
「そうなんですか? 僕たち、これを鉱石採掘祭で採って来たんです」
「鉱石採掘祭、ですか。大変でしたね」
「え、あ、あぁ、そうですね、大変でした」
そうだそうだ、鉱石採掘祭で鉱山にダンジョンが出現して、一般人にも被害が出たんだった。
ほかに、大変なことがあったから忘れていた。
「加工するのは良いのですが、どのように加工しましょうか? ネックレスだったり、指輪だったりいろいろなものに加工できますよ」
「う~ん、実際、どれが誰の鉱石かもう覚えてないんですよね……。お任せって出来ますか?」
「はい。問題ないですよ」
そして、色々と手続きをして、作り終わるのが僕たちが出向する前日だという事だ。
「分かりました。では、その日に取りに来ますね」
「はい。お待ちしておりますね」
「あ、フォレス、お金お金!」
カリーナに言われて思い出した。日本だと、後払いが多いが、こっちだとどうか分からない。
「お金は後払いで大丈夫ですよ。その為の先ほどの面倒くさい手続きですから」
そして、鉱石を店員さんに預けて僕たちは外に出た。
宝石店に長いこといたみたいで、日が暮れ始めていた。
「カリーナ、少し話があるんだけど良いかな?」
この話はあまり、デート中にする話じゃないが、ノルメとレイさんがいると話ずらい。
「それじゃ、何か飲み物でも飲みながら話そうよ」
温かい飲み物を買って、ベンチに座った。
次にカリーナの目を奪ったお店は宝石店だった。
「フォレス、私ここに入ってみたい」
「良いよ。入ろうか」
中に入ると、ガラス張りの棚に色々な宝石が並んでいた。
その宝石一つ一つがとても高いものだという事は一目見るだけで分かった。
「いらっしゃいませ」
中に入ると、スーツのようなものを着た男性が綺麗なお辞儀をして僕たちを迎え入れてくれた。
「ごゆっくりご覧ください」
宝石をみるカリーナは子供のように目をキラキラさせていた。
「フォレス! 凄くきれいだよ!!」
「うん……カリーナの方が綺麗だよ」
「? なにか言った?」
「!? い、いや! な、無いも言ってないよ。うん、何も……」
「そう?」
危なかった! 宝石を見るカリーナの横顔が本当に可愛くて綺麗だったから、無意識に言ってしまった。
でも、良かった。聞こえてなかった……。
その時、カリーナが手をポンと叩いて、あるものを『収納』から取り出した。
「フォレス! これ! ここなら加工とかできるんじゃない!?!?」
カリーナが取り出したのは、鉱石採掘祭でカリーナ、リュクス、ノルメ、僕が掘った鉱石だった。
ほとんどの鉱石は換金をしてしまったが、気に入った数個は手元に残していたのだ。
その鉱石を店員さんの元に持って行った。
「店員さん、鉱石の加工って受けてますか?」
「はい、承っておりますよ」
「そ、それじゃあ! この鉱石たちの加工をお願いします」
カリーナはそれが入った袋を店員さんに渡した。
「!? お、重い! 一体どれだけの……はぁ!?!?!?!?」
店員さんはその量を見ると、目を丸くして自分が宝石を扱う店員だという事を忘れて驚いていた。
「す、すみません、取り乱しました。ここまでの量の鉱石を初めて見ました」
「そうなんですか? 僕たち、これを鉱石採掘祭で採って来たんです」
「鉱石採掘祭、ですか。大変でしたね」
「え、あ、あぁ、そうですね、大変でした」
そうだそうだ、鉱石採掘祭で鉱山にダンジョンが出現して、一般人にも被害が出たんだった。
ほかに、大変なことがあったから忘れていた。
「加工するのは良いのですが、どのように加工しましょうか? ネックレスだったり、指輪だったりいろいろなものに加工できますよ」
「う~ん、実際、どれが誰の鉱石かもう覚えてないんですよね……。お任せって出来ますか?」
「はい。問題ないですよ」
そして、色々と手続きをして、作り終わるのが僕たちが出向する前日だという事だ。
「分かりました。では、その日に取りに来ますね」
「はい。お待ちしておりますね」
「あ、フォレス、お金お金!」
カリーナに言われて思い出した。日本だと、後払いが多いが、こっちだとどうか分からない。
「お金は後払いで大丈夫ですよ。その為の先ほどの面倒くさい手続きですから」
そして、鉱石を店員さんに預けて僕たちは外に出た。
宝石店に長いこといたみたいで、日が暮れ始めていた。
「カリーナ、少し話があるんだけど良いかな?」
この話はあまり、デート中にする話じゃないが、ノルメとレイさんがいると話ずらい。
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