幼馴染みの2人は魔王と勇者〜2人に挟まれて寝た俺は2人の守護者となる〜
ダンジョン攻略~1~
ダンジョンの入り口は、僕たちが採掘している場所に存在していた。
そして、それを見つけた冒険者たちは我先にとダンジョンに入っていった。
「俺たちも行こうぜ」
「そうだね」
「ねぇ、このダンジョンってどんなダンジョンなのかな?」
「さぁ? 世界中に色んなダンジョンがあるし、それぞれのダンジョンがあるからこのダンジョンもどんなダンジョンなのか分からないんだよな」
「以外に物知りなんだね」
「喧嘩売ってんのか?」
「ほら、そろそろ行くよ」
「「「はーい」」」
そして、ダンジョンの入り口の入り口に着いた。
そこは、中が全く見えない膜のようになっている入口があった。他の冒険者たちがそれになんの躊躇もなく入っていく。その光景に僕は唖然としていた。が、僕以外の三人は特に気にも留めずそのまま歩いて行った。
「フォレス、何してるんだよ。行こうぜ」
「う、うん」
そして、僕たちは同時にその中に入っていった。
中に入るとき、意識がどこかに飛ばされる感触を味わった。
「……あれは?」
その時に何かを見た気がするけど、僕はそれが何なのか思い出すことが出来なかった。
「フォレス、何してるんだ?」
「う、うん」
僕たちはダンジョンに入った時は同時だったけど、その場に現れたのは僕が最初で、ノルメ、カリーナ、リュクスの順番だった。
そして、一番最初に現れた僕が見たその光景に目を奪われていた。
「なに、この荒れた世界は……」
本当にここはダンジョンの中なのか? そう思わせるその光景にノルメがその場に現れるまで呆然と立ち尽くしていた。
まるでこの世界の未来なのか過去なのかそれは分からないけど、世界は灰色の雲に囲われ、草木は荒れ果て水は枯れている。そして、空には超巨大なドラゴンの集団、台地には巨大な狼などの見たことない魔物も闊歩している。
「これは、すごいですね」
「ダンジョンって、こんな感じなのか?」
「違う、と思います。昔、王城で読んだ本にダンジョンの種類が書いてあったけど、こんなダンジョンは乗ってなかったです」
「ってことは、このダンジョンは今までにないダンジョンってことか?」
「そうだと思います」
それから、リュクスとカリーナと合流した。
二人にも同じ質問をしてみると二人とも知らないと答えた。
「そっかー、僕だダンジョン初めてなんだけど、どうやったら攻略になるのかな? それに、一緒に入ってきた冒険者の人たちが見えないんだけど、なんで?」
「順番に説明するぞ。このダンジョンの攻略法は一つ。生き残って終わりまで行くこと。で、一緒に入ってきた冒険者は構造は同じだけど、別の空間に飛ばされた可能性が高い。こういった特殊なダンジョンは極々稀に存在する」
「詳しいんですね。魔王さん」
「魔王舐めるなよ」
「あ~はいはい」
「お前、殺すぞ?」
魔王と聖女が遊んでいるのを横目に、僕とカリーナはそれを無視して先に進むことにした。
「いつまでいちゃついてるの? 行くよ」
「「いちゃついてない!!!!」」
「フォレス、私たちもいちゃつく?」
「ダンジョンから出た後でならいくらでも、それまでは一旦我慢して」
「ちぇ、はーい」
さて、みんなが揃って人生初めてのダンジョン攻略、そして、みんなで広大なダンジョンを攻略できる。ウキウキしてきた。
「フォレス、何してるんだ。行こうぜ」
「う、うん」
そして、僕たちは今いる丘から降りるようにダンジョンの最深部に向かって歩き始めた。
そして、それを見つけた冒険者たちは我先にとダンジョンに入っていった。
「俺たちも行こうぜ」
「そうだね」
「ねぇ、このダンジョンってどんなダンジョンなのかな?」
「さぁ? 世界中に色んなダンジョンがあるし、それぞれのダンジョンがあるからこのダンジョンもどんなダンジョンなのか分からないんだよな」
「以外に物知りなんだね」
「喧嘩売ってんのか?」
「ほら、そろそろ行くよ」
「「「はーい」」」
そして、ダンジョンの入り口の入り口に着いた。
そこは、中が全く見えない膜のようになっている入口があった。他の冒険者たちがそれになんの躊躇もなく入っていく。その光景に僕は唖然としていた。が、僕以外の三人は特に気にも留めずそのまま歩いて行った。
「フォレス、何してるんだよ。行こうぜ」
「う、うん」
そして、僕たちは同時にその中に入っていった。
中に入るとき、意識がどこかに飛ばされる感触を味わった。
「……あれは?」
その時に何かを見た気がするけど、僕はそれが何なのか思い出すことが出来なかった。
「フォレス、何してるんだ?」
「う、うん」
僕たちはダンジョンに入った時は同時だったけど、その場に現れたのは僕が最初で、ノルメ、カリーナ、リュクスの順番だった。
そして、一番最初に現れた僕が見たその光景に目を奪われていた。
「なに、この荒れた世界は……」
本当にここはダンジョンの中なのか? そう思わせるその光景にノルメがその場に現れるまで呆然と立ち尽くしていた。
まるでこの世界の未来なのか過去なのかそれは分からないけど、世界は灰色の雲に囲われ、草木は荒れ果て水は枯れている。そして、空には超巨大なドラゴンの集団、台地には巨大な狼などの見たことない魔物も闊歩している。
「これは、すごいですね」
「ダンジョンって、こんな感じなのか?」
「違う、と思います。昔、王城で読んだ本にダンジョンの種類が書いてあったけど、こんなダンジョンは乗ってなかったです」
「ってことは、このダンジョンは今までにないダンジョンってことか?」
「そうだと思います」
それから、リュクスとカリーナと合流した。
二人にも同じ質問をしてみると二人とも知らないと答えた。
「そっかー、僕だダンジョン初めてなんだけど、どうやったら攻略になるのかな? それに、一緒に入ってきた冒険者の人たちが見えないんだけど、なんで?」
「順番に説明するぞ。このダンジョンの攻略法は一つ。生き残って終わりまで行くこと。で、一緒に入ってきた冒険者は構造は同じだけど、別の空間に飛ばされた可能性が高い。こういった特殊なダンジョンは極々稀に存在する」
「詳しいんですね。魔王さん」
「魔王舐めるなよ」
「あ~はいはい」
「お前、殺すぞ?」
魔王と聖女が遊んでいるのを横目に、僕とカリーナはそれを無視して先に進むことにした。
「いつまでいちゃついてるの? 行くよ」
「「いちゃついてない!!!!」」
「フォレス、私たちもいちゃつく?」
「ダンジョンから出た後でならいくらでも、それまでは一旦我慢して」
「ちぇ、はーい」
さて、みんなが揃って人生初めてのダンジョン攻略、そして、みんなで広大なダンジョンを攻略できる。ウキウキしてきた。
「フォレス、何してるんだ。行こうぜ」
「う、うん」
そして、僕たちは今いる丘から降りるようにダンジョンの最深部に向かって歩き始めた。
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