幼馴染みの2人は魔王と勇者〜2人に挟まれて寝た俺は2人の守護者となる〜
鉱石採掘祭数日前
クリエイ王国の王都に着いた僕たちは、早速冒険者ギルドでノルメの冒険者登録を行った。
それからは、お祭りが始まるまで王都観光に繰り出すことにした。
今回は二手などに別れることなく四人全員で観光に行っていた。
王都自体、鉱山に囲まれている場所にあるため、沢山の宝石などを良く見かける。
だから、宝石は見飽きてしまった。女子は別だが……。
「ノルメ!! この宝石見てよ!」
「さっきの宝石とはまた違った輝きがあるね」
「っスー、リュクス、違い分かる?」
「まぁ、分かるが、どうでもいい」
「え? 分かるの?」
「色々見てきてるからな」
リュクスなら分かってくれると思ったのに、なんだこいつ?
「……裏切者」
「……はぁ?」
宝石を見続けながら、歩いていくこと十数分。遠くから声が聞こえた。
「冒険者の皆様! こちらで今回の鉱石採掘祭に警備隊に応募できます!! そして、今回から全員参加ではなくなりました。皆様の実力をこちらで判断して決めさせていただきます!!」
台に乗った女性が暑苦しい冒険者たちが集まる場所で頑張っていた。
そんな女性に男たちは反対の異を唱えていた。
「ふざけるな!! 今までは誰でも参加出来ただろ!! なんで今になって試験されなきゃいけないんだ!!??」
「「そうだそうだ!!」」
しかし、その女性はたじろぐことなくきっぱりと言い放った。
「この決定は国王様が決めたことです。今回の参加者があまりにも多いことから決まったことです。異論は認められません!」
少し強引だけど、参加者が多いし鉱石の量にも限度があるからしょうがない。
「お姉さん。試験はどういった形でいつ、どこで行われるんですか?」
その場にいた重装備の青年が声を掛けた。
「えー、そうですね。場所は、王宮の裏にある鉱山麓で行われます。日時は一週間後のお昼ごろから三日間行われます。試験内容は、王宮騎士団長と戦ってもらいます。それに合格した者は私と宮廷魔術師の二人と面談をしてもらいます。まぁ、騎士団長に認められたものはほぼほぼ合格だと思うので、頑張ってください」
「一週間後か。警備隊に入るか普通に参加するか、みんなどうする?」
「鉱石を採掘する方は採掘した鉱石貰えるのかな?」
「貰えるだろ。そうしないと参加者も不満爆発だろうしな」
「私、カリーナと採掘したい!」
最近ノルメは自分の意見を言えるようになってきて、嬉しく思う。
「それじゃ、私はノルメと一緒に採掘するほうに参加するよ。フォレスたちはどうするの?」
「今回は僕も採掘するほうに参加しようかな。偶には普通に遊びたい」
「う~ん、だったら俺も参加しようかな」
ということで、今回はみんなで鉱石ほりほりすることになった。
それから、この街を探索し終えた僕たちはお祭りまでそれぞれの思う休日を満喫してた。
ノルメは教会に行ったり、服の買い物にカリーナを連れて回したりしている。
カリーナは、僕にくっ付いてきたり、ノルメについて行ったりいつも誰かに甘えている。
リュクスは一人で冒険者活動をしてお金稼ぎをしていた。
そして、お祭りの数日前、参加者専用の受付に向かって僕たちは歩いていた。
そこで、僕たちは懐かしの人と再会した。
それからは、お祭りが始まるまで王都観光に繰り出すことにした。
今回は二手などに別れることなく四人全員で観光に行っていた。
王都自体、鉱山に囲まれている場所にあるため、沢山の宝石などを良く見かける。
だから、宝石は見飽きてしまった。女子は別だが……。
「ノルメ!! この宝石見てよ!」
「さっきの宝石とはまた違った輝きがあるね」
「っスー、リュクス、違い分かる?」
「まぁ、分かるが、どうでもいい」
「え? 分かるの?」
「色々見てきてるからな」
リュクスなら分かってくれると思ったのに、なんだこいつ?
「……裏切者」
「……はぁ?」
宝石を見続けながら、歩いていくこと十数分。遠くから声が聞こえた。
「冒険者の皆様! こちらで今回の鉱石採掘祭に警備隊に応募できます!! そして、今回から全員参加ではなくなりました。皆様の実力をこちらで判断して決めさせていただきます!!」
台に乗った女性が暑苦しい冒険者たちが集まる場所で頑張っていた。
そんな女性に男たちは反対の異を唱えていた。
「ふざけるな!! 今までは誰でも参加出来ただろ!! なんで今になって試験されなきゃいけないんだ!!??」
「「そうだそうだ!!」」
しかし、その女性はたじろぐことなくきっぱりと言い放った。
「この決定は国王様が決めたことです。今回の参加者があまりにも多いことから決まったことです。異論は認められません!」
少し強引だけど、参加者が多いし鉱石の量にも限度があるからしょうがない。
「お姉さん。試験はどういった形でいつ、どこで行われるんですか?」
その場にいた重装備の青年が声を掛けた。
「えー、そうですね。場所は、王宮の裏にある鉱山麓で行われます。日時は一週間後のお昼ごろから三日間行われます。試験内容は、王宮騎士団長と戦ってもらいます。それに合格した者は私と宮廷魔術師の二人と面談をしてもらいます。まぁ、騎士団長に認められたものはほぼほぼ合格だと思うので、頑張ってください」
「一週間後か。警備隊に入るか普通に参加するか、みんなどうする?」
「鉱石を採掘する方は採掘した鉱石貰えるのかな?」
「貰えるだろ。そうしないと参加者も不満爆発だろうしな」
「私、カリーナと採掘したい!」
最近ノルメは自分の意見を言えるようになってきて、嬉しく思う。
「それじゃ、私はノルメと一緒に採掘するほうに参加するよ。フォレスたちはどうするの?」
「今回は僕も採掘するほうに参加しようかな。偶には普通に遊びたい」
「う~ん、だったら俺も参加しようかな」
ということで、今回はみんなで鉱石ほりほりすることになった。
それから、この街を探索し終えた僕たちはお祭りまでそれぞれの思う休日を満喫してた。
ノルメは教会に行ったり、服の買い物にカリーナを連れて回したりしている。
カリーナは、僕にくっ付いてきたり、ノルメについて行ったりいつも誰かに甘えている。
リュクスは一人で冒険者活動をしてお金稼ぎをしていた。
そして、お祭りの数日前、参加者専用の受付に向かって僕たちは歩いていた。
そこで、僕たちは懐かしの人と再会した。
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