過去なんて今更どうでもいい。

Chimna

『キム・テヒョン。よろしく。こっちは、パク・ジミン。』俺がそう言うと、その女はびっくりしたように凄い勢いで顔を上げて今まで前髪で隠れていた目を見開いて俺とジミナの顔を見る。『っ……、、っ』俺は初めてその女の顔を見た。化粧っ気のないその顔はメガネの奥の大きな目が印象的で、肌はツヤツヤ、鼻筋も通っていて誰から見てもわかる美人だった。そこらへんでギャーギャー騒いでるブス達よりこの女の方が全然美人だ。なんで顔をメガネと前髪で隠しているのか。勿体無い事してんな。「きむ、て…ひょん、ぱく、じみん…?」その女は、信じられないかのように俺達の顔をガン見してくる。『えっと、さっきから何にびっくりしてるの?』「え、、私のこと覚えてない、、いや、そりゃそうですよ、ね…。人違いかもしれない…し、、。」その女は悲しそうな表情でそう言った。俺この女と会ったことあるっけ?覚えてないって言ったけど、この女だって名前聞くまでわかってなかったでしょ。でも、見覚えがあるような無いような。《テヒョナ、早くしてくれる?》ジミナは、早く帰りたい気持ちを隠しもせず俺にそう言ってくる。『僕もいく。あー、君の名前は?ごめんだけど、覚えてなくて…。』「イ・〇〇で、す。」〇〇…。やっぱりわからない。『わかった。ありがとう。じゃあ、』「ありがとうございました。」〇〇はそう言って俺たちとは反対の方向に歩いていく。俺たちも教室に向かおうと歩きだした。

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