過去なんて今更どうでもいい。

Chimna

「きゃっ……」その拍子にその女が持っていたプリントがその場に散らばるように落ちた。俺が拾おうとすると、「あ、、あの、ごめんなさい。大丈夫なので…」とオドオドしながら、俺が拾うのを断ろうとする。『いや、ぶつかったのは僕だし。手伝うよ。』そう言ってニコッと笑う。「いや、あのホントに……だい、じょぶなの、で…」その女は、周りを気にしながらまたそう言った。あー、そゆことね。周りの目が怖いからか。見るからにパシられてる感じだし。俺は拾いながら、その女の顔を見た。メガネを掛けて前髪は少し長めの髪をおさげにしたThe陰キャって感じの女。その女が持っていたプリントの量は明らかに普通の量じゃなかった。ジミナも手伝ってくれてやっとのことで拾い終えた時、「あ、の…ありがと、うございました…。」そう言い走って行こうとする。はいストップー。『待って、半分持つよ。』こんな量1人で持って行ったらまた落とすよ‪w「え、あ…いや、、大丈夫です」また断ろうとする。あーあー、なんか周りの目怖すぎ。ブスだなぁ。みんな。そんな怖い顔したらもっとブスになるよ。よっぽどこの女の方がマシだわ。そう周りを見ながらそう思っていたら、見つめられたと勘違いしたのか顔を赤くするそいつら。自意識過剰にも程があるな‪w《ねぇ、手伝ってもらったらいいんじゃない?手伝うって言ってるんだから、僕も行くし。僕、ちょっと眠いんだよね》どーゆー理由だよ。ジミナ‪w『行こっか』俺たちは半分以上持って先に歩いていく。「え、あ、ぁの、、ありが、とうござます…」『いーえ』((にこ 「っはぇ……///」((ザワっ おお、この女もこういう反応するんだ。《はぁ〜、、》ジミナが俺を見て呆れたようにため息をついた。いや、俺なんか悪い?笑っただけだよね?え、俺が悪いのか?《性格悪…》軽蔑したような目でこっちを見ながらそう言うジミナ。え、…それはさすがにひどすぎる。『どこが?』《別に》そう言って前を向く。いや、ジミンくんちょっと今日はいつもより酷い。俺の扱い雑すぎない?「ぁの…」急に声をかけられて俺たちは止まる。『んー?』「ここで大丈夫で、す。あ…りがとう、ございました。」『ううん、手伝ってよかった。結構遠かったね。』《あのさ、いつも1人でこんなことやってんの?》「え?」俺が喋っていると、ジミナが怖い顔をしながらそう言った。ジミナ、いつもだったら女の子にはこんなきつい言い方しないのに、どうしたんだろう。《他の奴らは手伝わないわけ?》「あ、いや。これは、私が好きでやってるだけで……」《ふぅん、好きでねぇ》ジミナはそう呟くともう興味を失ったように眠そうな顔をしながら、外を見ていた。いつもの女の子に対する態度となんか違った気がしたけど、気のせいかな?『今度は誰かに手伝ってもらいなね。じゃあ、』俺がそう言って教室に戻ろうとすると「ぁの…『え?』えっと、あの、名前…」名前?俺の名前知らないの?いや、まぁそんな奴もいるよね。うん。

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