第二話竜騎士団第一軍団長

—マクシム街ニュース広場—

「は、反乱軍だー！！皆んな避難か防御魔法を展開しろー！殺ヤられるぞーっ！！！」

サイレンの鐘が街中に鳴り響くと同時に魔法陣が四方から展開した

「魔結界:ソウル・アウトリス！」

「えっ…あ、貴方は…！な、何故此処に？！」

「話は後だ。私が此処に居て何が悪い？」

「いえむしろ有難い位です！！」

「ふふっ、お主も避難しろ、此処はわしと今から来る人間で充分だ」

「えっ…今から来るにんげん？？？」

「ほら反乱軍に混ざって来ているだろ？」

「えっ…あ、あの人がですか？」

「ああそうだ。だからお主も避難しろ」

「わ、わかりました！！第一軍”シヨン団長”も武運を祈っております！」

ふぅ、やっと避難したか…
よし、これで全員避難したな……さてアイ　　　ツを此処に呼ぶ方が手取り早いな。

「移動魔法:ヒューグレイス」

「うわあっ！？！？」

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—— by マイ

いてて…急に地面に落とされたわ…
前を見るとそこには明らかに強そうなオーラを放っている見た目三十歳位の男の人がさっき会った竜騎士団達と同じ服…いや色が違うだけの人が私を見つめながらたっていた。

「えっ、あ、貴方も竜騎士団の人ですか？」

「そうだな。だが、君が会った竜騎士団とは位が違う…位だな。簡単に言うと、私は”竜騎士軍第一軍団長シヨン・エルス”だ。君に頼みたい事が会って此処まで連れて来たんだ。」

えっ？第一軍団長ぅ？？！！！
うん見ればわかる、強い奴やん。

「わ、私はクロスビマイです初めまして。それでシヨンさんは私に何の御用ですか？」

「ふふっ嘘はいかんぞマイさん。貴女も私と目的は一緒でしょう？」

流石団長様、既に見破られてました。

「分かるんですね。私も貴方と同じ反乱軍を止めに来ました。」

「じゃあ話が早い、直ぐに向かうぞ。」