元厨二病少女 、転生したのは 大好きだったアニメのキャラクターでした。
1、元厨二病少女
突然だが、皆さんは " 厨二病 " と云う重症な病を知っているだろうか。
私、 黒霧 兎は 知っている。
否、誰よりも知っている 。
何故って、そりゃぁ 勿論、私もその病にかかっていた 痛い 黒歴史を持つ 女の子ですから。
最初に 厨二病に 目覚めたきっかけなんて、知る訳もない。否、思い出したくもない。
＿＿ だが、思い出さなければ。
あの、痛すぎる 私の黒歴史の日々 … !!
最初は多分、アニメの影響だったと思う。
… (実は 、ただたんに 厨二病と云う名の病に 自然とかかっただけだが、暫し 見苦しい 空想だけの 理由をお聞きください。)
あの頃、何か 強い者に憧れていた。それこそ、あれだよアレ。異世界転生とか、主人公無双とか。
私には、一生 着いていくと決めた ミューズ様が 居た。
強くて、凛々しくて、可愛くて、綺麗で、ドSで、ドSで、ドSで!! 。
ドSを推すのは 、そこが特に好き、否！愛しているからである！
＿＿ まぁ、その ミューズ様 の 愛を語ったら 世界が混沌の闇に包まれ、集結を迎えても 終えられないが …
… はっ。
＿ ごほん、ついつい 口調が 厨二っぽくなるのは 気にしないでね ♡ (無理のある可愛こぶりっ子にご注意下さい。只今、黒霧 のは顔が土砂降り中で御座います。)
と ･ に ･ か ･く !!
全く、誰が 妨げているんだ。私の話を。全く。取り敢えず まぁ、憧れていた 御方が 居たのだ。
近付きたいと、先ずは 口調を合わせた。
近付きたいと、次に 服装を似せた。
近付きたいと、最後に ミューズ様の 必殺技を お借りして 叫んでみた。
それを 繰り返しているうちに、あっという間に 痛い 痛い 少女の かんせーいっ。
… こんな 明るい モンじゃないがな、今からしたら。
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