一目惚れから始まった俺のアオハルは全部キミだった...
next stageへ 5
翌日、加奈に連れられて来た病院の待合室の長椅子に加奈と二人、状況が飲み込めないまま腰掛けていた...その診療科目は『産婦人科』
内科に受診受付したはずなのだが、問診され、症状を話すと、こちらへと回された...
尿検査とエコー検査をされ、診察室に呼ばれ、中に入る。
「おめでとうございます。妊娠3ヶ月です」
放心状態で診察室から出ると、出迎えてくれた加奈にわたしは言った。
「赤ちゃん出来てるって...」
言葉にしたら、後から後から涙が出てきた。
「来蘭どうして泣くの?」
加奈はわたしを落ち着かせるように抱きしめて、背中を撫でてくれた。
「おめでたいことなんだから、泣くことないでしょ?」
諭すように加奈が言う。
「だって...これから東京ドームなのに...バンドとしてもこれからなのに...」
ふぅとひとつ息を吐いてから加奈はわたしに言った
「そうゆうこと抜きにして、来蘭はそのお腹の子を産みたいの?産みたくないの?どっち?」
「産みたい...」
そう即答したわたしに加奈は
「それなら、まずは青木に伝えないとね」
と言う加奈に
「そうちゃん喜んでくれるかな...」
「喜ぶに決まってるでしょ!きっとあいつ泣くよ?号泣するよ?」
「そうかな?」
「当たり前でしょ!どんだけ来蘭にベタ惚れだと思ってんのよ!
あ...ちょっと待って来蘭、あたしいい事思いついた」
内科に受診受付したはずなのだが、問診され、症状を話すと、こちらへと回された...
尿検査とエコー検査をされ、診察室に呼ばれ、中に入る。
「おめでとうございます。妊娠3ヶ月です」
放心状態で診察室から出ると、出迎えてくれた加奈にわたしは言った。
「赤ちゃん出来てるって...」
言葉にしたら、後から後から涙が出てきた。
「来蘭どうして泣くの?」
加奈はわたしを落ち着かせるように抱きしめて、背中を撫でてくれた。
「おめでたいことなんだから、泣くことないでしょ?」
諭すように加奈が言う。
「だって...これから東京ドームなのに...バンドとしてもこれからなのに...」
ふぅとひとつ息を吐いてから加奈はわたしに言った
「そうゆうこと抜きにして、来蘭はそのお腹の子を産みたいの?産みたくないの?どっち?」
「産みたい...」
そう即答したわたしに加奈は
「それなら、まずは青木に伝えないとね」
と言う加奈に
「そうちゃん喜んでくれるかな...」
「喜ぶに決まってるでしょ!きっとあいつ泣くよ?号泣するよ?」
「そうかな?」
「当たり前でしょ!どんだけ来蘭にベタ惚れだと思ってんのよ!
あ...ちょっと待って来蘭、あたしいい事思いついた」
「現代ドラマ」の人気作品
書籍化作品
-
-
93
-
-
1978
-
-
4405
-
-
314
-
-
23252
-
-
58
-
-
17
-
-
111
-
-
35
コメント