一目惚れから始まった俺のアオハルは全部キミだった...
彼氏彼女 3
昼休みとなり、わたしとそうちゃんは屋上で一緒にお弁当を食べていた。
こないだ買ったスヌーピーのお弁当箱に、そうちゃんの好きなおかずを沢山詰め込んできた。やっぱりそうちゃんは玉子焼が大好きで、そればっかり食べてる。いっぱい入れてきて良かった。
食べ終わると、わたしの膝枕で寝るのが〈至福のとき〉なんだとか言って、膝枕をねだるそうちゃん。わたしの膝に頭を乗せると、本当に幸せそうな顔をするんだ...
目を閉じてるから寝てるのかと思ったら、そうちゃんが話し出した
「俺ん家さ、母親が看護師だって言ったろ?」
「うん、こないだ言ってたね」
「今も看護師やってるらしいんだけどさ...
あぁ、うちの両親、離婚してんだよ、俺が5才の時にね。
だからさ、遠足とか運動会とかはもちろん、こうゆうなんでもない日も、手作りのお弁当とかって食べた記憶がないんだよ...
それがさ、来蘭と出会って付き合うようになって、毎日大好きな来蘭のお弁当食べれるのがね、来蘭が思ってる以上に幸せなんだよ俺...ありがとな...」
 
わたしの頬には、知らないうちに涙が溢れていて、わたしの膝枕で寝ているそうちゃんの頬にぽたりと落ちた。
目を瞑っていたそうちゃんが、目を開けてわたしを見る
「泣くなよ来蘭」
って笑うそうちゃん
「だって...わたしなんかより、そうちゃんのがよっぽど寂しい思いしてきたんじゃないかと思ったら...
わたしたち、もっと早く出会いたかったね...」
そうちゃんは起き上がると、わたしを抱き寄せた。
「こうして出会えたんだからいいさ」
そう言って、そうちゃんのブレザーの中に隠されて、そっとkissされた...
「今度うちにおいで来蘭」
「え?行ってもいいの?」
「当たり前だろ?オヤジにも紹介したいし!」
「お、お父さんに?」
「サーフショップやってんだよ、うちのオヤジ。まぁそんな好きなことやってるオヤジだから母親は愛想つかしたんだろうけどね」
「お父さんと2人暮らしってこと?」
「うん、今はオヤジと2人。
アニキが居るんだけどね、5つ上のアニキが。一応大学生なんだけど、今はバックパッカーっつぅの?一人で世界中放浪してるよ」
って笑った。
こないだ買ったスヌーピーのお弁当箱に、そうちゃんの好きなおかずを沢山詰め込んできた。やっぱりそうちゃんは玉子焼が大好きで、そればっかり食べてる。いっぱい入れてきて良かった。
食べ終わると、わたしの膝枕で寝るのが〈至福のとき〉なんだとか言って、膝枕をねだるそうちゃん。わたしの膝に頭を乗せると、本当に幸せそうな顔をするんだ...
目を閉じてるから寝てるのかと思ったら、そうちゃんが話し出した
「俺ん家さ、母親が看護師だって言ったろ?」
「うん、こないだ言ってたね」
「今も看護師やってるらしいんだけどさ...
あぁ、うちの両親、離婚してんだよ、俺が5才の時にね。
だからさ、遠足とか運動会とかはもちろん、こうゆうなんでもない日も、手作りのお弁当とかって食べた記憶がないんだよ...
それがさ、来蘭と出会って付き合うようになって、毎日大好きな来蘭のお弁当食べれるのがね、来蘭が思ってる以上に幸せなんだよ俺...ありがとな...」
 
わたしの頬には、知らないうちに涙が溢れていて、わたしの膝枕で寝ているそうちゃんの頬にぽたりと落ちた。
目を瞑っていたそうちゃんが、目を開けてわたしを見る
「泣くなよ来蘭」
って笑うそうちゃん
「だって...わたしなんかより、そうちゃんのがよっぽど寂しい思いしてきたんじゃないかと思ったら...
わたしたち、もっと早く出会いたかったね...」
そうちゃんは起き上がると、わたしを抱き寄せた。
「こうして出会えたんだからいいさ」
そう言って、そうちゃんのブレザーの中に隠されて、そっとkissされた...
「今度うちにおいで来蘭」
「え?行ってもいいの?」
「当たり前だろ?オヤジにも紹介したいし!」
「お、お父さんに?」
「サーフショップやってんだよ、うちのオヤジ。まぁそんな好きなことやってるオヤジだから母親は愛想つかしたんだろうけどね」
「お父さんと2人暮らしってこと?」
「うん、今はオヤジと2人。
アニキが居るんだけどね、5つ上のアニキが。一応大学生なんだけど、今はバックパッカーっつぅの?一人で世界中放浪してるよ」
って笑った。
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