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コミュニケーション部 ただ駄弁るだけ

葵 希帆

 コミュニケーション部

 私立黒石高校は地方都市にある普通の進学校だ。

 一クラス四十人の六クラス。それが三学年。
 制服は白のブレザーに男子は黒のスラックス、女子は黒のスカートと少し珍しいがどこにでもあるような制服である。

田舎の高校にしては大きい学校の部類に入る。
 襟には男子は紺のネクタイ、女子は紺のリボンを締める決まりになっている。
 そんなに大きいと、部活動の種類も多くなる。
 この高校は五人以上の部員と顧問さえいれば、とりあえず部室はもらえる。予算は実績がなければもらえないが。

 そんな黒石高校の部活棟の三階の奥の部屋に、『コミュニケーション部』という部活が存在する。

 このコミュニケーション部は現代の若者のコミュニケーション障害を改善するために設立された部活だ。

 だが実態は違う。

 このコミュニケーション部は―――



 ただ駄弁るだけの部活である。

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