転移守護者と10人の天使《テン・エンジェルズ》
特訓
「ここだ。守、ここに入れ。」
「ここって…。」
「龍の泉の水を飲まないと入れないエリアだな。まぁ入ってみろ。」
「すげぇぇ!めっちゃ広いし神秘的!」
「そこまでか(笑)。まぁいい。始めるぞ。」
「はい!そういやエグサリュートは?」
「あいつは見回りだ。そこらへんにいるだろう。まずはオリジナル魔法の作成だ。そこから身体強化の魔法を教える。まずはオリジナル魔法を作ってみな。」
オリジナル魔法か…。んー、流星雨とかは定番だし…。あ、いいの思いついた!
「できましたよ!そうか。見してみろ。」
「了解です。守護ノ意思ッ!」
「ほぅ。防御魔法か…。面白いの考えるな。攻撃魔法は作ったか?」
「はい!行きます!神威乱波ッ!」
「ッ!」
ドーーンッ!
「あ…。」ヤッチマッタ
「やっちまったって顔するな!なんだよあの威力は!?ビックリしたぞ!」
「俺もビックリしました。これでいいですか?」
「あ、あぁ。大丈夫だ。これから身体強化を教える。魔力を体で繕い、圧縮させる。そうすると身体を強化できるわけだ。やってみろ。」
魔力を体に纏わせて…、圧縮…。あ、できたかも。
「身体強化ッ!」
「おぉ。できてるできてる。お前さんは飲み込みが早いな。教えがいがある。次は剣術を教える。その次は槍術だ。全ての武器を使えるようにしてやる。」
「本当ですか?ありがとうございます!」
「これで一通り教えたが次は実践形式で行う。我が剣を構えるからかかってこい。」
「わかりました!目覚めよッ!神宝双剣槍カミラッ!」
「その武器、みたことがないな…。」
「俺自身の具現武器ですから。行きます!身体強化ッ!交差龍豪槍ッ!」
「グゥッ!旋風乱舞ッ!身体強化ッ!雷豪斬撃ッ!」
「終焉魔法、spell breaker!流星雨ッ!」
「ぐわぁ!ふぅ、強くなったな、守。」
「いえいえ。アルカナさんが教えてくれたからですよ。そういえばなんでそんなに強いのに魔王と戦わないんですか?」
「それは簡単だ。戦う手段がないからだ。我には魔族に特攻の光、終焉、影を使えない。それに我ら龍種は主に龍の姿で戦っているから武器は持てないから意味がないが聖武器を持っていないからだな。」
「なるほど。」
「一つ言っておく。お前のスキル、進化ノ宝玉が開花した時、お前はもっと強くなれるであろう。頑張れよ。」
「はい!」
あれこれして1ヶ月後。
「今までありがとうございました!」
「守、これから敵は強くなっていくが挫けず諦めず頑張れよ。困ったときは我たちに頼るが良い!それではな!」
「さよなら!ありがとうございました!エグサリュート、送ってくれるか?」
「あぁ、お安い御用だ。」
こうして特訓が終わったのであった。
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