自重を忘れた少年は貴族になる

時雨古鷹

アオイ

 転生?

〈お気づきになりましたか?〉

〈誰!〉

〈私はあなたのスキルになります〉

〈スキル?〉

〈はい。名前はマスターがつけてください〉

アオイそれがお前の名前だ〉

〈ありがとうございます。マスター〉

〈よろしく。それよりもしかして、俺転生してる?〉

〈はい。マスターは転生しています〉

〈アオイ、俺の名前は?〉

〈それなら、ステータスと唱えてください〉

『ステータス』

《名前》 フィル

《性別》 男

《種族》 人族

《体力》 100/100

《魔力》 2500/2500

《レベル》 1

《スキル》 鑑定 隠蔽 心身強化 アイテムボックス 転移

《固有スキル》 ナビゲーション 創造魔法 無詠唱

《魔法適正》 全属性

《称号》 転生者

《加護》 ???

〈なんで《加護》は???なの〉

〈それは洗礼を受けてないからですよ〉

〈ふーんとりあえず詳細見よう〉

《鑑定》 
 相手のステータスやものなどの性能などを見ることができる。隠蔽改で以上は見ることができない。

《隠蔽》
 ステータスを隠すことができる。鑑定改で見破られる。

《心身強化》
 自身を強化することができる。

《アイテムボックス》
 アイテムなどの所持品を異空間にしまっておくことができる。

《転移》
 行きたい場所に行くことができる。ただし一度行ってないとダメ。

《ナビゲーション》
 フィル専用のスキル。現在はアオイと呼ばれている。

《創造魔法》
 魔法やスキルなどを作り出すことができる。命あるものは作り出せない。

《無詠唱》
 魔法を詠唱しないで発動できる。

《転生者》
 前世の記憶をもっている人に与えられる称号。

(チートかな?)

 ステータスをひとまず見たフィルは、やすむことにした。

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