付き合って結婚した後

三日月の空

グーデンモルゲン!その2

店員が大きなモノを運んできた。それは、さっき頼んだパフェであった。

「わぁ〜!でっか〜い!」
「優人先生のとどっちが大きいですか?」

真田が優人のモノを指さしてにやけながら聞いた。

「ばーか。そんなん答えるかよ!」
「優人のはもうちょっとデカいよ。」
「陽菜?!そんなことねぇから!少し小さいから!」

下ネタのオンパレードで、中野はあまり会話に参加できない。

「中野ちゃんは下ネタいける感じ?」
「え?!大好…いや、普通です!」
「好きなの?!じゃあ、優人はぶっちゃけヤれる?」

中野は困惑していて、答えられなかったが女子の圧力というものに負けて答えてしまった。

「…うん…」
「おぉ〜!やったじゃん先生!」
「いや俺には陽菜がいるし、それは…」

優人は嬉しかったが、家に帰ってから陽菜の機嫌が悪くなるのを恐れて曖昧にしておいた。

「てかお前ら!パフェ食べろよ!」
「あぁ!上のアイスが溶ける!」

今どきの女子らしくみんなSNS用に写真を撮っていて、結局アイスが溶けた。

「何だこれ?!甘過ぎだろ?!」
「美味し〜!」
「優人、食べさせてあげる!」

陽菜がスプーンに乗せて、口に近づけた。

「でもみんな同じやつだろうが…」
「いいから食べろ〜!」

アイスも入っていたので、口に入った瞬間頭にキーン!ときた。

「ほら中野ちゃんも食べさせてあげて!」
「中野ちゃん?!そんなことしたら私が許さないわよ?!」

中野は陽菜が言い終わる前に食べさせてしまった。

「あぁ〜!何してるのよ〜?!」
「あら、中野ちゃんも大胆ねぇ〜」

陽菜は優人の頬をつねって怒ったが、可愛い。

そんなこんなで、この日は終わった。

to be continued…

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