付き合って結婚した後

三日月の空

バレー後編

「すげぇな中野さん!」
「俺惚れたわ〜!」

中野はバレーの後も皆から話しかけられたり、褒められた。

「ねぇ、これまでのお詫びとして今度遊ばない?もちろん奢るから!」
「でも…私なんかが…」

中野は勇気が出ず、答えが出ない。そこに優人が現れ、中野の頭をガシッと掴んだ。

「行ってこいよ。なんなら俺が着いてこうか?」
「先生…」
「いいじゃない!先生も行きましょう!」

真希達も賛成してしまった。

「あ、いや…それは冗談で…」
「先生、クティちゃんのカフェ行きましょう。」
「クティちゃん?!いいわね!」

この後、色々とあり次の日曜日に皆連れてグーデンモルゲンクティのカフェへ行く事になってしまった。

「中野。」
「先生?」
「良かったな。勇気出してみるものだろ?」

中野は微笑んで、こちらを見た。

「先生…ありがとうございました。」
「そんな顔するなよ。その顔は卒業式に見せてくれ。」
「はい!ありがとうは卒業式まで取っておきます。」

中野は少し明るくなったのであった。



仕事が終わり、家へ帰った。

「陽菜〜!ただいま〜!」
「優人、おかえりなさい!お風呂にする?!ご飯にする?!それとも…」

陽菜が飛びついてくるのを避けて、トイレへ向かった。

「トイレにする。」
「もぉ〜!いじわる!」

そう言いつつ、鼻歌を歌いながら料理をする陽菜はご機嫌だった。

「おっ、今日はうどんか〜!」
「えへへ〜!上手でしょ〜?」

野菜が雑に切られ、明らかに色もおかしいが陽菜の手料理なので何も言えない。

「ほら!早く座って!」

2人は並んで座り、食べ始めた。
うどんは、変な色ではあるがとても美味しかった。

「え…嘘だろ…美味い…」
「当たり前よ〜!」



陽菜は機嫌が良いのか陽菜と一緒に風呂へ入れられ、ずっと一緒だった。

「なぁ陽菜…なんでずっと一緒なの?」
「あのさ…あれから毎日検査してるの!」
「は?検査?」

陽菜は箱を持ってきた。

「妊娠検査薬よ。」
「もしかして、デキたのか?!」
「それがまだなの…だから少しでもその気にさせたくて…」

陽菜は服を脱ぎ、セクシーランジェリーを見せた。

「だから…駄目…?」
「駄目じゃねぇよ。」

陽菜を押し倒し、手で刺激した。

「いやぁ!そんなとこ…!ダメぇ!」



「ひゃんっ!はぅ!ひっちゃった…」
「ご、ごめん…やりすぎた…」

本番が始まる前に、陽菜が力尽きてしまった。

「次は私の番よ!」

陽菜は優人のモノを慣れた手つきで刺激した。

「陽菜?!どこでそんな…!」
「優人の部屋…掃除してたら出てきた本に書いてた…」

なんと陽菜は本棚に紛れていた薄い本を見つけてしまったのだ。

「だからお仕置き!私以外の女の子でそんなことしたら駄目よ!」
「待て!流石にそれは…っ!」

明日は土曜日なので、朝まで続いてしまった。

to be continued…

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