付き合って結婚した後

三日月の空

疲れてるのに

陽菜と風呂を上がり、リビングでテレビを見ていた。

「優人、この芸人さん優人に似てない?」
「どこがだよ〜?」
「まぁ、優人の方がイケメンだけど!」

陽菜はやっぱり可愛い。襲いたくなってしまう。

「なぁ…そろそろ寝ていい?ちょっと疲れた…」
「いいわよ。私も寝るわ!」

2人は、ベッドに入り布団を被った。

「陽菜…少し聞いてくれないか?」
「いいわよ。」
「俺さ、少し自信ないんだ。教師として強くなれるか。」

陽菜は驚いたのか目を丸にしていた。

「優人は強い人よ!昨日言ってた先生は特別なのよ!」

陽菜は必死に励まそうとした。

「ありがと…じゃあそれだけだから、おやすみ…」
「えへへ…役に立てて良かった!おやすみ…」



少し経ってから、背後で何かもぞもぞ動いている。

「優人…その…」

陽菜だった。彼女は優人に胸を押し付けていた。

「優人…あのさ…え…えっち!しよ!」
「なんだよ…俺疲れてるの。」
「駄目ぇ?」
「だーめ。」

陽菜から誘われたら普通はするが、今回は本当に疲れているので断っ た。

「駄目…か…じゃあ1人でするから…優人が悪いんだからね…」
「陽菜?!」

陽菜は優人の後ろで1人で始めてしまった。

「あぁ…ひゃあっ…」
「陽菜まて!」

陽菜の喘ぎ声に耐えきれず押し倒してしまった。

「疲れてるんでしょ…?」
「大丈夫だ!ごめんな、俺がお前の気持ち分からなくて…」

陽菜は、涙を流して抱きついた。

「疲れてるのにごめんね…」
「陽菜のためだ。」
「駄目ぇ!早い!」

優人は陽菜に乗っかり、行為を始めた。


「はぁ…はぁ…優人…ありがとう…」
「ごめん、中に…」
「ううん、いいの。赤ちゃん、作ろ?」

陽菜とろりとした目で優人を見て、2回目をねだった。

「子供…欲しいのか?」
「うん!サッカーできるくらい!」

聞いた側も言った側も、恥ずかしくなってしまった。

「早く…2回目…」

結局、2人は夜が開けるまで愛し合った。

to be continued…

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