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「拝啓、親愛なるヒカルに告ゲル」

コバヤシライタ

第五部「雨降りと嘘つき」①

「雨降りと嘘つき」

いつものように傘を忘れた僕は
君のところにずぶ濡れで向かう
傘を二つもった君が「待ってたよ」って
目の前にいることを想像した僕に
雨が「調子にのるな」と笑う

君が笑うとき、僕の胸が痛まないように
「さようなら」と君が言わないように恋をするほど
僕は君のためにそんなに器用に生きれない
だから今日も僕は君に会いに行く


いつものように傘を忘れた僕を
雨は「懲りないやつ」だと僕をずぶ濡れにする
傘を二つ持った君が「待っていたよ」って
目の前にいることを想像できるくらい
僕はまだ君の僕になれてないね

僕が笑うとき、君の胸が痛まないように
君が僕の知らない場所でどんな君か知りたいなんて
僕は君のためにそんなことは思えたりしない
だから今日も僕は君と笑っている

君が笑うとき、君の胸が痛まないように
「君のために尽くしてる」と胸を張って言えるほど
僕は君のためにウソつきになれるように頑張る
だから今日も、僕と君は笑っている

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