話題のラノベや投稿小説を無料で読むならノベルバ

「拝啓、親愛なるヒカルに告ゲル」

コバヤシライタ

第一部「星の船」②

「松山新聞 Go! Go! 島野ヒカル! 2008年 9月13日」

遅めのルーキーは間違いなく球界屈指のスターの座をほしいがままにしようとしている。今週も先週と同じ水曜日に登板した。球界随一の打線を擁するが投手不足で下位に低迷しているチームを相手にヒットを散発の5本に押さえ込み今シーズン2度目の完封勝利を仕留めた。これで勝敗は10勝3敗。防御率は1.97とリーグ唯一の1点台を保ったままだ。とにかくヒカルが出た試合は点の少ないタイトなゲームになる事が多い。味方の打線の援護が遅くても見失わずに淡々と投げ続ける姿は、何度も書くが本当に中学生の時から一緒である。
さて少々気が早いかもしれないが、再来週にこの連載の16周年を迎える。ただ一人の連載で10年以上も続くのは異例中の異例であろうが、毎回この4の倍数の記念日付近で、いつもヒカルはとんでもないことをしてくれるのだ。テレビの普及した今ではワイドショーで読者もしっかり勉強済みであろうが、あの地方リーグ時代の前代未聞の大珍事件からもう四年もたっていたのだ。しかし、今のヒカルはあこがれのプロ入りも果たし、ある程度のキャリアも手に入れることが出来た。ここで何か起こるというのは非常に考えにくいのだが…。とにかくいつになっても私を含めたファンを楽しみにしてくれる「記念日」が今年も間違いなく訪れようとしている。

「「拝啓、親愛なるヒカルに告ゲル」」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く