ごく普通な男子高校生の赤点戦記

ゴム印勇気

プロローグ

僕の名前は斎藤光。ごくごく普通の春から高校生はになる男である。

「はぁー友達と遊びてぇなー」

中学校のころ、光はわりと世間でいう、陽キャに近しい存在ではあったが、陰キャと呼ばれるクラスの隅に追いやられた生徒達とも仲良くする、悪くはない学級委員だった。そのため、友達もわりといるのだ。

「なんで春休みなのに課題がでるんだよ、ほんと。こんなことなら他の高校にすればよかったなー」

光は高校受験と呼ばれる受験にちょっと失敗し、第二希望の高校に進学することになったのだ。

「あーでも都会の女の子との恋愛、楽しみやなー」

...言い忘れていたが、当然チェリーである。田舎に住む光は妄想を膨らませながら意気揚々と課題にてをつけていった。


これから待ち受けている過酷な高校生活も知らずに...

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