神に気に入られて異世界転生した俺は、救世と終焉の神殺しとなる
19話 ゼロとの別れと冒険者ギルド
誤字修正しました
冒険者養成所とは名の通り冒険者を育成する学校で、本来なら11歳から通う事が許される学校である
王都にある3つの学校とは異なり、国ではなく冒険者ギルドが経営母体で冒険者志望の子供達がより効率的に依頼を受けれる様にするための場所である
貴族用の学校以外も冒険者の授業はあるが養成所はより実践的な授業があるのだ
また、駆け出し冒険者の死亡率も養成所に通うと色々教えて貰えるので低下する
唯一の懸念は授業料だが、養成所に入る際の試験で特待生になれば免除で、それ以外は入学金と授業料が必要だが入学金は国から貸して貰え、授業料はギルドから貸して貰える
但し、両者に返済が終わるまではランクアップは出来ず、依頼も限定されるので借りる人はあまりいないのが現状だ
他にはメイド・商人・魔道具ギルドがありメイドギルドは同じ様な学校がある
内容も養成所とほぼ変わらないが、唯一違うのは学費の返済方法で、雇った貴族などが立て替えて完済してしまう場合があり、代わりに給金から利息込みで引かれるのでどちらが良いとは一概には言えない
話が脱線したので冒険者養成所に戻そう
ゼロは紹介状を書くので殿下達と一緒に王都の冒険者養成所に通えとの事だ
なぜいきなりこんなことを言い出すのか訳が分からん
「はぁ!?」って声を上げると父には許可を貰っているからとの事だった
後、殿下達の帰還に合わせてゼロは家庭教師を辞める事にもなっているそうだ
またも声を出す俺にゼロは説明をする
「ラフィ。お前に教える事がもうねぇんだよ。魔法に関しては勿論、武術全般も基礎は叩き込んだ。応用もしっかり出来ている。体術も同様だ。俺じゃもう教えれる範囲はねぇんだ。唯一お前が学ぶ必要があるのならそれは養成所にしかねぇ。だから家庭教師は終わりなんだよ」
ゼロから学ぶべきものは学び終わってたのか
家庭教師の件は納得できる
養成所の話に関しても筋は通している
だが何か気に食わない
何に対して気に食わないのかはわからないが気に食わない
なので俺はゼロに勝負を挑んだ
条件は・・・
「俺が勝ったら約束通り9歳の入学まで家庭教師を続けろ。負けたらゼロの言う通りにするしゼロも好きにすればいい」
「おもしれぇ・・俺に勝つ気かよラフィ?」
「ああ、気に食わないからぶちのめす!!」
「くっくっくっ・・・おもしれぇ・・おもしろすぎんぞラフィ!!」
そう言って合図も無しにお互い庭に出て斬り合う
試合ではなく死合・・本気の殺し合いだ
お互い庭に出ると同時に結界を張り合う
これでお互いの殺気で死人が出る事は無い
殺気は濃密になればそれだけで心臓が止まり人を殺せる
だから漏れないようにしないと、クロノアス家の屋敷は大量の死体で溢れてしまう
お互いにそれは避けるべき事態なので自然と阿吽の呼吸になってしまった
防音はしてないので音は当然鳴り響く
いきなりの剣の打ち合いに慌てて家の者・護衛の者・殿下達が何事かと見に来るが、そこにはお互い笑いながら本気の殺し合いをしている師と弟子がいた
お互い目にも止まらぬ速さで剣を振り下ろし・突き・薙ぎ払う
お互い手の内は分かっているのだ
なら勝敗は当然、経験の差で決まる
それだが全てではないが勝負には時の運もある
但しお互い全てが拮抗し合って初めて勝負は時の運になるのだ
なので結果は必然であり、何かが関与できるはずも無く・・・
ゼロの勝利で終わった・・・・・
ゼロは背を向け一言「またな!」そう言い残し去って行った
俺は勝負に負けたが悔しくは無かった
ゼロの言う教えられないもの、俺に足りないものは直感ではあるが何となくわかった
ゼロは口は悪く粗暴だが面倒見は良い
彼は最後の最後までグラフィエル・フィン・クロノアスの教師であり師であった
ゼロとラフィの決闘が始まり、出立の用意をしていた者たちの手が止まってしまい、幾ばくかの時間が過ぎてしまった為、1日出立を遅らせて明日出発することになった
俺はゼロの言う通り養成所へ通う事とする
両親はまだ早いし乗り気でないのならばと言葉をかけてくれたが、俺に行かない選択肢は無かったので両親に「いつかゼロをぶん殴りたいので」と冗談のつもりで目標を言って安心させる
両親は苦笑しつつ「そうか、なら行って来い!」と背中を押してくれた
翌日、俺は兄姉達と殿下達の馬車に同乗させてもらい王都へと向かった
道中、弱い魔物が2回ほど夜中に襲ってきたが護衛達にあっけなく倒される
クロノアス領を出て1週間後、俺は再び王都バウレストへと足を踏み入れた
王都に来て3日が経ち、俺は必要な物を買い揃えて冒険者ギルドへ来ていた
養成所への入学受付もギルドで行っているためだ
最も年齢が足りてないので周囲からはガキが何の用だ?って目で見られてるが
受付のお姉さんに声を掛けて紹介状を渡すと、お姉さんは慌てて階段を駆け上がって行く
暫くすると40代位だろうか?細マッチョな男性が降りてきた
「君が紹介状を持ってきた子かね?」
聞かれたので「はい」と返事をする
男性は顎に手をやり何か考えているようだ
そこへウォルドさん達が顔を見せた
「あれ?ラフィ君じゃないか。今日はどうしたんだい?」
「師匠の手紙を持って来たんですよ」
「ゼロの?・・・あー、あれか!で、ギルマスは考え込んでるわけか」
やはり年齢の事なのだろうか?
俺はまだ7歳。入学は最低年齢でも11歳で普通は13歳から通う者が多い
その理由は簡単な話で、冒険者は12歳からなれるが成人は15歳以上になるためだ
13歳から養成所に通い15歳で登録が半分以上である
次に多いのが11歳から通い13歳で登録で、12歳から登録は珍しい(いないわけではない)
養成所に通わなくても実は冒険者になれる
ただ通わない者は結構な確率で直ぐに辞めるか死んでしまう者が多い
ギルドは養成所へなるべく入るよう促してはいるのだが、3~4割が入らない
なので紹介状があるとはいえ、7歳の子を入れるかはギルドマスターの判断になる
「ウォルド。この子の実力は?」
と、ギルドマスターが聞くと・・
「俺達5人相手に完勝出来るレベルですよ。しかも余裕を持ってね。ぶっちゃけると養成所に行く意味がわからないほどの強さです」
そう答えるウォルドさんに同意する4人
周りに会話が聞こえてたらしく辺りがざわつく
そんな中ギルドマスターは
「そこまでお前達に言わせるか。それでも彼が入れたいと言うのなら・・・」
そこまで言ってまた考え込むギルドマスター
周りの目が痛いので早く決めてもらえませんかねぇ
「手紙にはなんて書いてあったんですか?」
ウォルドさんが聞くと手紙にはこう書かれていたそうだ
『俺の弟子で養成所に入れる年齢は規定外になるだろうが俺の次につぇーから特例でぶち込んでくれ。今なら秋季に間に合う筈だろ?戦闘訓練は必要ねぇからそれ以外でな。早けりゃ半年、遅くても1年以内には出てくはずだから・・御託並べずにぶち込め!俺が紹介状書いてんだ。断ったら二度とギルマスからの指名依頼は受けねぇ。それと俺が直々にお前をシバく!以上!!
追記 たまにはウォルド達のパーティーに入れて実戦経験詰ませてやってくれ』
「だ、そうだ・・」
ギルドマスターは深くため息をつき、ウォルドさん達は「マジかよ・・」と顔を引きつらせて苦笑いしていた
「まぁ、SSSの紹介状を断るわけにもいかん・・・と言う事で特例で入学を許可するが・・ウォルド、任せたぞ?」
「ちょ!ギルマス!俺らにも稼ぎが・・・」
「SSSからの依頼って事で受理しとく。実地訓練はお前らが専任だ。依頼料はないが代わりに実地訓練の時の素材の買取は優遇してギルドへの納税は免除してやる。後はそこの坊主と決めろ。これは決定事項だ!」
そう告げるとギルドマスターは俺に向き直って
「紹介状はあるが一応テストは受けてもらう。それをしないと実地訓練の許可が出せないからな」
「わかりました。そういえば以前に魔物に襲われてる人を助けた時のやつがアイテムボックスの中へ入れっぱなしなんですが買取りは僕でもしてもらえるんでしょうか?」
「構わんよ。それも審査に組み込もう。案内するからそこで出してくれ。それからテストを行おう。ウォルド!任せたぞ!」
そして俺は案内された場所にオーク30体を全て出したのだが・・
「なんだこの量は!?オークの上位種6体に・・これは変異種か!?」
やはり驚かれてしまった
変異種を見た全員は見たことが無い変異種だったので、どの程度の強さだったのかを聞いてきた
なので正直にオークジェネラルとオークキングを合わせた位と答えると今度は絶句される
だがその言葉が信用に足るかはは疑問が残ると言った感じで、子供の言う事だから間違っているのでは?とギルドマスターは思っていた
ギルドマスターは職員に鑑定をさせると同じ答えが返ってきて、驚きを超えて絶句していた
この変異種の討伐ランクは最低でもB。最悪Aはあるかもしれないとの事だった
こいつ倒したのって4か月位前だよな
その事も伝えるとテストは中止になり養成所への入学が決まり「1週間後の朝にギルドに来るように」と言われ、その場を後にした
買取に関しては流石に口外できないレベルなのでウォルドさん達の換金に混ぜてもらい、納税は今回のみ特例で免除してくれた
納税の免除やウォルドさん達の買取に混ぜて貰ったので、買い取り額の半分を謝礼として渡すとやっぱり驚かれてしまうのだった
冒険者養成所とは名の通り冒険者を育成する学校で、本来なら11歳から通う事が許される学校である
王都にある3つの学校とは異なり、国ではなく冒険者ギルドが経営母体で冒険者志望の子供達がより効率的に依頼を受けれる様にするための場所である
貴族用の学校以外も冒険者の授業はあるが養成所はより実践的な授業があるのだ
また、駆け出し冒険者の死亡率も養成所に通うと色々教えて貰えるので低下する
唯一の懸念は授業料だが、養成所に入る際の試験で特待生になれば免除で、それ以外は入学金と授業料が必要だが入学金は国から貸して貰え、授業料はギルドから貸して貰える
但し、両者に返済が終わるまではランクアップは出来ず、依頼も限定されるので借りる人はあまりいないのが現状だ
他にはメイド・商人・魔道具ギルドがありメイドギルドは同じ様な学校がある
内容も養成所とほぼ変わらないが、唯一違うのは学費の返済方法で、雇った貴族などが立て替えて完済してしまう場合があり、代わりに給金から利息込みで引かれるのでどちらが良いとは一概には言えない
話が脱線したので冒険者養成所に戻そう
ゼロは紹介状を書くので殿下達と一緒に王都の冒険者養成所に通えとの事だ
なぜいきなりこんなことを言い出すのか訳が分からん
「はぁ!?」って声を上げると父には許可を貰っているからとの事だった
後、殿下達の帰還に合わせてゼロは家庭教師を辞める事にもなっているそうだ
またも声を出す俺にゼロは説明をする
「ラフィ。お前に教える事がもうねぇんだよ。魔法に関しては勿論、武術全般も基礎は叩き込んだ。応用もしっかり出来ている。体術も同様だ。俺じゃもう教えれる範囲はねぇんだ。唯一お前が学ぶ必要があるのならそれは養成所にしかねぇ。だから家庭教師は終わりなんだよ」
ゼロから学ぶべきものは学び終わってたのか
家庭教師の件は納得できる
養成所の話に関しても筋は通している
だが何か気に食わない
何に対して気に食わないのかはわからないが気に食わない
なので俺はゼロに勝負を挑んだ
条件は・・・
「俺が勝ったら約束通り9歳の入学まで家庭教師を続けろ。負けたらゼロの言う通りにするしゼロも好きにすればいい」
「おもしれぇ・・俺に勝つ気かよラフィ?」
「ああ、気に食わないからぶちのめす!!」
「くっくっくっ・・・おもしれぇ・・おもしろすぎんぞラフィ!!」
そう言って合図も無しにお互い庭に出て斬り合う
試合ではなく死合・・本気の殺し合いだ
お互い庭に出ると同時に結界を張り合う
これでお互いの殺気で死人が出る事は無い
殺気は濃密になればそれだけで心臓が止まり人を殺せる
だから漏れないようにしないと、クロノアス家の屋敷は大量の死体で溢れてしまう
お互いにそれは避けるべき事態なので自然と阿吽の呼吸になってしまった
防音はしてないので音は当然鳴り響く
いきなりの剣の打ち合いに慌てて家の者・護衛の者・殿下達が何事かと見に来るが、そこにはお互い笑いながら本気の殺し合いをしている師と弟子がいた
お互い目にも止まらぬ速さで剣を振り下ろし・突き・薙ぎ払う
お互い手の内は分かっているのだ
なら勝敗は当然、経験の差で決まる
それだが全てではないが勝負には時の運もある
但しお互い全てが拮抗し合って初めて勝負は時の運になるのだ
なので結果は必然であり、何かが関与できるはずも無く・・・
ゼロの勝利で終わった・・・・・
ゼロは背を向け一言「またな!」そう言い残し去って行った
俺は勝負に負けたが悔しくは無かった
ゼロの言う教えられないもの、俺に足りないものは直感ではあるが何となくわかった
ゼロは口は悪く粗暴だが面倒見は良い
彼は最後の最後までグラフィエル・フィン・クロノアスの教師であり師であった
ゼロとラフィの決闘が始まり、出立の用意をしていた者たちの手が止まってしまい、幾ばくかの時間が過ぎてしまった為、1日出立を遅らせて明日出発することになった
俺はゼロの言う通り養成所へ通う事とする
両親はまだ早いし乗り気でないのならばと言葉をかけてくれたが、俺に行かない選択肢は無かったので両親に「いつかゼロをぶん殴りたいので」と冗談のつもりで目標を言って安心させる
両親は苦笑しつつ「そうか、なら行って来い!」と背中を押してくれた
翌日、俺は兄姉達と殿下達の馬車に同乗させてもらい王都へと向かった
道中、弱い魔物が2回ほど夜中に襲ってきたが護衛達にあっけなく倒される
クロノアス領を出て1週間後、俺は再び王都バウレストへと足を踏み入れた
王都に来て3日が経ち、俺は必要な物を買い揃えて冒険者ギルドへ来ていた
養成所への入学受付もギルドで行っているためだ
最も年齢が足りてないので周囲からはガキが何の用だ?って目で見られてるが
受付のお姉さんに声を掛けて紹介状を渡すと、お姉さんは慌てて階段を駆け上がって行く
暫くすると40代位だろうか?細マッチョな男性が降りてきた
「君が紹介状を持ってきた子かね?」
聞かれたので「はい」と返事をする
男性は顎に手をやり何か考えているようだ
そこへウォルドさん達が顔を見せた
「あれ?ラフィ君じゃないか。今日はどうしたんだい?」
「師匠の手紙を持って来たんですよ」
「ゼロの?・・・あー、あれか!で、ギルマスは考え込んでるわけか」
やはり年齢の事なのだろうか?
俺はまだ7歳。入学は最低年齢でも11歳で普通は13歳から通う者が多い
その理由は簡単な話で、冒険者は12歳からなれるが成人は15歳以上になるためだ
13歳から養成所に通い15歳で登録が半分以上である
次に多いのが11歳から通い13歳で登録で、12歳から登録は珍しい(いないわけではない)
養成所に通わなくても実は冒険者になれる
ただ通わない者は結構な確率で直ぐに辞めるか死んでしまう者が多い
ギルドは養成所へなるべく入るよう促してはいるのだが、3~4割が入らない
なので紹介状があるとはいえ、7歳の子を入れるかはギルドマスターの判断になる
「ウォルド。この子の実力は?」
と、ギルドマスターが聞くと・・
「俺達5人相手に完勝出来るレベルですよ。しかも余裕を持ってね。ぶっちゃけると養成所に行く意味がわからないほどの強さです」
そう答えるウォルドさんに同意する4人
周りに会話が聞こえてたらしく辺りがざわつく
そんな中ギルドマスターは
「そこまでお前達に言わせるか。それでも彼が入れたいと言うのなら・・・」
そこまで言ってまた考え込むギルドマスター
周りの目が痛いので早く決めてもらえませんかねぇ
「手紙にはなんて書いてあったんですか?」
ウォルドさんが聞くと手紙にはこう書かれていたそうだ
『俺の弟子で養成所に入れる年齢は規定外になるだろうが俺の次につぇーから特例でぶち込んでくれ。今なら秋季に間に合う筈だろ?戦闘訓練は必要ねぇからそれ以外でな。早けりゃ半年、遅くても1年以内には出てくはずだから・・御託並べずにぶち込め!俺が紹介状書いてんだ。断ったら二度とギルマスからの指名依頼は受けねぇ。それと俺が直々にお前をシバく!以上!!
追記 たまにはウォルド達のパーティーに入れて実戦経験詰ませてやってくれ』
「だ、そうだ・・」
ギルドマスターは深くため息をつき、ウォルドさん達は「マジかよ・・」と顔を引きつらせて苦笑いしていた
「まぁ、SSSの紹介状を断るわけにもいかん・・・と言う事で特例で入学を許可するが・・ウォルド、任せたぞ?」
「ちょ!ギルマス!俺らにも稼ぎが・・・」
「SSSからの依頼って事で受理しとく。実地訓練はお前らが専任だ。依頼料はないが代わりに実地訓練の時の素材の買取は優遇してギルドへの納税は免除してやる。後はそこの坊主と決めろ。これは決定事項だ!」
そう告げるとギルドマスターは俺に向き直って
「紹介状はあるが一応テストは受けてもらう。それをしないと実地訓練の許可が出せないからな」
「わかりました。そういえば以前に魔物に襲われてる人を助けた時のやつがアイテムボックスの中へ入れっぱなしなんですが買取りは僕でもしてもらえるんでしょうか?」
「構わんよ。それも審査に組み込もう。案内するからそこで出してくれ。それからテストを行おう。ウォルド!任せたぞ!」
そして俺は案内された場所にオーク30体を全て出したのだが・・
「なんだこの量は!?オークの上位種6体に・・これは変異種か!?」
やはり驚かれてしまった
変異種を見た全員は見たことが無い変異種だったので、どの程度の強さだったのかを聞いてきた
なので正直にオークジェネラルとオークキングを合わせた位と答えると今度は絶句される
だがその言葉が信用に足るかはは疑問が残ると言った感じで、子供の言う事だから間違っているのでは?とギルドマスターは思っていた
ギルドマスターは職員に鑑定をさせると同じ答えが返ってきて、驚きを超えて絶句していた
この変異種の討伐ランクは最低でもB。最悪Aはあるかもしれないとの事だった
こいつ倒したのって4か月位前だよな
その事も伝えるとテストは中止になり養成所への入学が決まり「1週間後の朝にギルドに来るように」と言われ、その場を後にした
買取に関しては流石に口外できないレベルなのでウォルドさん達の換金に混ぜてもらい、納税は今回のみ特例で免除してくれた
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