ノベルバユーザー3700

行先

いつかあなたはわたしを置いて先に行ってしまうのでしょう。
わたしはただそれを追いかけることもなく眺め、あなたの辿った道を外して歩き出すのでしょう。

もしその先がまた同じ道に繋がっているのなら、わたしはあなたの道を辿っているとも知らずに、あなたに追いつくのでしょう。

そしたらわたしに、手を差し伸べて

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