【初稿版】特オタ~特撮ヒーローズオルタネイト~

青空顎門

第十五話 怪物 ③さよなら

「〈オーバーペインキラー〉!」

 攻撃が結合ユナイト超越人イヴォルヴァーに届く正にその瞬間、雄也は魔法を発動させ――。

〈Final Arts Assault〉
「レイヴンアサルトナイトメア!」

 膨大な魔力を帯びた拳を貫手の形に変え、ミトンガントレットの先端で結合ユナイト超越人イヴォルヴァーのゼリー状の体を抉った。
 メルの悲鳴はない。
 事前に〈フィジカルアナライズ〉によって結合ユナイト超越人イヴォルヴァーの神経系を把握し、闇属性の精神干渉魔法〈オーバーペインキラー〉によって魔力で疑似的に痛覚を遮断したからだ。

「メル!」

 そして、雄也は抉って開いた胸部から無理矢理結合ユナイト超越人イヴォルヴァーの体内に入り込み、彼女を抱き寄せて一気に引きはがした。

「待ちなさい!」

 直後そうはさせまいとカエナが右手を伸ばしてくる。
 しかし、所詮は常識の範疇に留まる人間の力でしかない。
 その手を掴み取ることは容易く、全力で握れば脆くも潰されてしまう程度だ。

「あ、が、ああああああああああああああっ!」

 片手を握り潰されたカエナは、見るも無残な顔つきで悲鳴を上げた。
 それこそ、彼女もまたこれ程の痛みを受けた経験などないのだろうから当然だ。
 だからこそ、やはり忌々しい。
 そうした痛みを欠片も知らずに、メル達にそれ以上の苦痛を強いたことが許せない。

「う、ああ、あああ」

 その苦しみは正にそれに対する罰と言っていいだろう。
 結合ユナイト超越人イヴォルヴァーのゲル状の体が彼女の血で赤く染まっていく様を視界の端に捉えながら、そう思う。

「メル、メル。大丈夫か?」

 それから雄也は視線を移し、超越人イヴォルヴァーと化したメルに呼びかけた。
 そうしながら頬を優しく撫でるように触れる。彼女の体もまた半透明で、そのプルプルとした感触はファンタジーに登場する魔物、スライムのようだった。

「あ、う」

 頬の感触に導かれるように、メルがぼんやりと口を開く。
 しかし、発声器官の調子がおかしいのか、しっかりとした言葉にはならない。
 それ以前に、カエナの精神干渉からは逃れられたようではあるものの、突然幻影から解放されて戸惑っているのだろう。状況を把握し切れていないようだ。

「あ……」
『メル。大丈夫か?』

 だから〈テレパス〉を用いて、改めてもう一度問いかける。と、そこでようやく事態を飲み込んだのか、メルは縋るように抱き着いてきた。

『お兄ちゃん! お兄ちゃん、お兄ちゃん!』

 それから同じく〈テレパス〉によって必死な様子で言葉を伝えてくる。
 雄也はそんなメルの痛々しい姿を見て、彼女を慰撫するように強く抱き締め返した。
 しかし、今尚彼女の首にはカエナが作った魔動器が嵌められている。
 すぐに解放してやりたいところだが、何かしら罠が仕かけられていないとも限らない。
 力ずくで取り外したり、破壊したりするのは危険だろう。故に――。

「オ、オルタ、ネイト! よくもっ!」

 既にこと切れた結合ユナイト超越人イヴォルヴァーの本体から這い出て、怨嗟の声を上げているカエナへと視線を移す。

「メル。少し離れてろ」
『で、でも……』

 腕を取って離れたくなさそうに渋るメルの頭を柔らかく撫でてから、雄也は彼女の傍を離れて床にへたり込んでいるカエナへと近づいた。
 その潰れた右手から流れ出していた血は断面で留まり、循環しているようだ。恐らく水属性の魔法の力で流れを操り、失血を最小限で防いでいるのだろう。
 よく頭が回ると感心する以上に、その生き汚さが不愉快だ。死を忌避する気持ちがあるにもかかわらず、他者の生命を弄んだ身勝手さは反吐が出そうだ。

「終わりだな。カエナ・ストレイト・ブルーク」

 そうした怒りを抑え込むように静かに告げ、それからカエナへと手を伸ばす。

「ふ、ふふふ」

 と、彼女は座り込んだままジリジリと後退りしつつも不気味に笑った。

「何がおかしい」
「あ、ははははははっ!」

 問いに応えず、哄笑し出すカエナ。

『う、あ、あああああ』

 正にその直後、背後からメルの苦しむ声が〈テレパス〉によって伝わってきた。

「メル!?」
『痛い、苦しい……お兄、ちゃん、助け、て』

 振り返ると体がさらに変質していくメルの姿。
 曲がりなりにも彼女の形を保っていた半透明の肉体が、それこそ本当にスライムのようにドロドロに溶けていく。

「メル!」

 思わず駆け寄るが、しかし、彼女に触れていいものか判断がつかず、傍で両手を空中で彷徨わせながら膝をつくことしかできない。
 やがて彼女は完全に形を失って、落ちた水滴のように床の上に広がり出した。
 その途中で首にはまっていた首輪型の魔動器は外れ、床に転がった先で消滅する。
 これの最後の作用によってメルが過剰進化オーバーイヴォルヴしてしまったと見て間違いない。
 結果論だが、早々に引き千切るべきだったかもしれない。
 無論、その場合はその場合で何かしら罠があった可能性もあるが。

「メル、大丈夫か?」
『あ、う、わ、わたし……』

 いずれにせよ、変異がもたらす苦痛は一先ず沈静化したらしい。
 呆然とした様子ながらも言葉が返ってくる。

「ふ、ふふふ、精々後悔なさい。〈テレポート〉」

 そんな雄也達を余所に、カエナは転移で逃げ出そうとしていた。

「……え?」

 しかし、発生した魔力とは裏腹に彼女はその場に留まったままだった。
 どうやら転移することができなかったようだ。

(これは……ラディアさん達か?)

 正確に状況を把握できている訳ではないが、恐らく彼女達が転移妨害の魔動器を使用してくれているのだろう。
 いずれにせよ、メルの過剰進化オーバーイヴォルヴで意識を逸らした隙に逃げ出そうという彼女の思惑は潰えた訳だ。雄也の手の外でそうなった辺りは、因果応報とでも言うべきだろう。

「……俺だけがここに来たと思ったか?」

 正直、転移の素振りを見せたカエナに内心では焦っていたが、それでも彼女を追い詰めるために平静を装いながら意図的に嘲るように問いかける。
 そうしながら雄也は立ち上がって振り返り、彼女ににじり寄った。

「ひっ、こ、来ないで!」

 すると、カエナは小さく悲鳴を上げ、尻餅をついたままズリズリとさらに後退りする。
 思い通りにならなければ弱さが露呈する。本当に性根が子供染みている。
 その見苦しい様に苛立ちが募り、思わず舌打ちをしてしまう。

「メ、メル! 私を助けなさい!」

 カエナはそんな雄也に尚のこと怯えながらメルに目を向けて言った。
 しかし、メルに反応はない。

「メル!」

 声の調子を強めて、さらに娘の名を呼ぶカエナ。

『……ふざけ、ないで』

 そんな彼女に対し、メルは絞り出すように〈テレパス〉で声を伝えてきた。
 人としての形を失った恐怖心や混乱を抱いている只中にかけられた身勝手な言葉に、クリアに比べると無邪気で甘い彼女も我慢の限界を超えてしまったようだ。

『誰が貴方のことなんか! わたし達を実験道具扱いしておいて勝手なこと言わないで! わたしはもう貴方のことを母親だなんて思わない!』

 初めて耳にするメルのハッキリと憤怒が滲んだ声。
 それにはカエナも少しばかり驚いたようだ。一瞬目を見開き、それから忌々しげにメルを睨みつける。結局、そこで自分本位の反応にしかならない辺り、呆れてものも言えない。
 だから、雄也はオルタネイトの仮面の中で眉をひそめながらカエナの胸倉を右手で荒々しく掴み、そのまま一気に持ち上げた。

「ぐっ、う」

 首が軽く締まり、呻き声を上げながら恐れの感情を強く顔に浮かべるカエナ。
 人間そうされる経験などそうあるものではない。
 その浮遊感や息苦しさに恐怖心を抱くのは当然のことではある。が、かどわかした人々に散々苦痛と恐怖を与えてきた彼女に同情する気持ちはない。

「ま、待ち、なさい。メルとクリアの命を助けたいなら、私を見逃しなさい」
「何?」

 苦し紛れとしか思えない言葉。だが、双子の命が関わっているとなれば耳を傾けざるを得ない。少し手の力を緩めて問いかける。

「わ、私は過剰進化オーバーイヴォルヴを抑える方法を知っているわ」
「…………だったら……教えて貰おうじゃないか」

 改めて胸倉を強く掴み、雄也は威圧するように一段声を低くした。

「お、脅しには、屈しないわ。私が死ねば、あの子達を元に戻せなくなるんだから」

 雄也の言葉に対し、カエナは虚勢を張るように口の端を吊り上げながら告げる。

『お兄ちゃん、騙されちゃ駄目! 結局過剰進化オーバーイヴォルヴした超越人イヴォルヴァーを元に戻す方法は見つからなかったって言ってたもん!』
「あ、貴方なんかに、本当のことを、言う訳ないでしょう?」

 慌てたように弁明するカエナ。ハッキリ言って信用ならないが、万一彼女の言葉が正しいならと思えば、確かに危害を加える訳にはいかない。
 とは言え、ここは魔法のある異世界。そして、ここにいるのは、そんな世界でも輪をかけて常識外の存在であるオルタネイトだ。
 彼女に屈することなく、情報だけを奪う術ぐらいある。

「は、早く、下ろしなさい! 過剰進化オーバーイヴォルヴを鎮静化する方法、知りたくないの?」
「知りたいな。だけど、別にお前の口から聞こうなんて最初から思ってないさ」
「え?」
「お前の脳に直接聞く」

 呆けるカエナに対し、雄也はそう返して左手でその頭を鷲掴みにした。

「〈オーバーブレインハック〉」

 そして精神干渉魔法を発動させ、彼女の脳裏にある情報を強制的に引きずり出す。

「あ、あああ、や、やめて! 頭の中に入ってこないで!」
「お前は実験台にした人間にやめてと言われた時やめたのか? いや、どうせ請う機会も与えずに実験動物扱いしたんだろう」

 カエナの懇願に冷たく返し、その思考を丸裸にする。結果は――。

「……やっぱり嘘か。だろうとは思ったけど、つまらない真似をする」

 彼女の言う過剰進化オーバーイヴォルヴを鎮静化する方法など、どこにも存在しなかった。
 その浅ましさに、胸倉を掴む手に過剰に力を込めてしまう。

「う、ぐ、う」

 そうしながら仮面があってよかったと心から思う。
 きっとメルに今の顔を見せたら、酷く怖がらせてしまうだろうから。

「ま、待っ、て。まさか、娘の前で、母親を殺すというの?」
「まだ母親面できるつもりか。まあ、精々悼んで貰えるように祈っておけ」
「私は、人間なのよ!」
「それがどうした。俺は、相手が何であれ、自由を奪う存在を許さないだけだ」

 雄也はそう告げると今度は左手でカエナの首を掴んだ。

「ただ、俺にはお前の方が超越人イヴォルヴァー達より余程怪物に見えるけどな」
「ひっ」

 これ以上、恐怖と苦しみに歪んだ醜い顔を見ているのも、不快を通り越して憐れに思えてきた。だから、雄也は右手を離し、首だけを支えにその体を持ち上げ――。

「他者の人格を手段としてのみ扱う者に断罪を」

 そのまま容赦なく首の骨を圧し折った。
 鈍い音と共に、断末魔の叫びもなくカエナは静かに息絶え、体から力が抜ける。
 左手を離すと不自然な格好で彼女は床に落ち、歪な体勢で動かなくなった。
 その様を見届け、それから左手に残る嫌な感触を心に刻むように掌に視線を移す。

(怪物、か。……もう俺もそうかもな)

 元の世界なら中二病な思考だが、現状を鑑みれば洒落では済まない。
 どんな大義を掲げても、客観視すれば人殺しに過ぎないのだから。
 雄也は自嘲気味に小さく息を吐き、振り返ってメルの元へと歩み寄った。そして名前を呼ぼうとして、しかし、彼女が何となく怯えているように見えて立ち止まる。

「……俺が怖いか?」
『………………ううん』

 問いかけに一瞬以上間を置いて否定するメル。分かり易い。
 しかし、それは隠そうと試みることができる程度の小さな恐れで、雄也が抱いた怒気に気圧されたことによるもののようだった。
 そこに雄也が取った行動に対する憎悪や怒りは感じ取れない。

「憎くないか?」

 娘の目の前で母親を殺すのか、というカエナの問いを脳裏に甦らせながら尋ねる。
 どのような理由があれ、メルの彼女に対する複雑な感情があれ、母親の仇であることに間違いはない。メルには雄也を恨む権利がある。

『ううん』

 しかし、今度は間髪容れずにメルは否定した。これは本心だろう。とは言え――。

(……恨まれないってのも、少し複雑だな)

 悪行をなしたことに変わりはない以上、むしろ糾弾された方がいくらか気が楽だ。

(いや、そんな考えは甘えか)

 あるいは、単にヒロイズムに酔っているだけかもしれない。

『それより……ありがとう、お兄ちゃん。来てくれて』

 どこか力なく言葉を伝えてくるメルに、思考を打ち切って意識を彼女に戻す。

「そんなの当たり前だろ? けど……ごめんな」

 改めてメルの傍に寄り、ゲル状と化してしまった体に触れる。

「もっとうまく立ち回ってたら、こんなことには……」

 メルまで過剰進化オーバーイヴォルヴしてしまったとなれば、どちらかを選択しなければならない。
 彼女達に対応した属性の腕輪は、一つしかないのだから。

『……お兄ちゃん、クリアちゃんは?』

 そんな雄也の悔恨の言葉には何も言わず、彼女は諦観の宿った声と共に妹の身を案じた。

「あ、ああ、訓練場に匿ってる」
『……せめて謝らないと』
「謝る?」
過剰進化オーバーイヴォルヴしたクリアちゃんの姿を怖がっちゃったから』

 自分を責めるように呟くメル。その様子は気丈と呼ぶには弱々し過ぎる。
 過剰進化オーバーイヴォルヴの結末について完全に受容したという訳でもないだろう。当然のことだ。
 心残りを探すのもまた、その事実から意識を逸らすための一種の逃避かもしれない。

「メル……悪いけど、二人には選んで貰わなくちゃいけない」

 そんな彼女に取捨選択の上に成り立つ生存の可能性を提示するのは、残酷な話かもしれない。それでも、そんな選択でも最悪よりはマシなのだ。
 だから、雄也は腕輪が持つ可能性についてメルに話した。
 すると、考え込んでしまったかのように彼女からの〈テレパス〉が途絶えてしまう。

「……メル?」

 逃避で保っていた心の均衡を崩してしまったかと心配し、雄也は問いかけるように名前を呼んだ。それに対して彼女は顔を上げるようにゲル状の体の一部を持ち上げ――。

『なら、早く帰らないと!』

 諦めでも捨鉢でもない、力が戻った声で言葉を伝えてきた。

「あ、ああ。けど……」

 そんなメルの吹っ切れた口調に戸惑い、躊躇を声に滲ませてしまう。

『大丈夫だよ、お兄ちゃん。大丈夫だから』

 対して彼女は安心させるように落ち着いた言葉を返してきた。

「…………分かった。帰ろうか」

 いずれにせよ、早くクリアの元に戻るべきなのは確かだ。
 そう己に言い聞かせて口を開く。

『うん。じゃあ、〈テレポート〉で……って言いたいとこだけど、阻害されてるんだよね』

 不可避的に通信もまた妨害されており、こちらの状況を伝えることができない。
 そのためもあってかメルの言う通り、転移妨害は未だ効果を発揮したままだ。

『一旦外に出ないとだね。お兄ちゃん、くっついていい?』

 そうした現状を前に彼女はそう結論すると、スライム染みた体を動かして近づいてきた。
 見た感じ機敏には動けなさそうなので、雄也に運んで貰いたいのだろう。

「勿論。けど、ちょっと待ってくれ。属性を変えるから。……アルターアサルト」
《Change Phtheranthrope》

 ここから移動するにしても、正確な現在地も間取りも分からない以上、下手をすると地下で迷ってしまう可能性もある。
 それを許容できる程、精神的余裕がある訳でもないし、早く帰るに越したことはない。
 なので、雄也は真っ直ぐ上へと突っ切ってしまうために翼人プテラントロープ形態を選択した。

「よし。メル、いいぞ」

 その言葉を受けて、メルは再び傍にズリズリと寄ってくる。

『ありがと』

 それから彼女は感謝の言葉を口にすると、オルタネイトの新緑色の装甲をゆっくりと上り始めた。そして自身の体を薄く引き延ばして、雄也の全身を包み込んでくる。

『お兄ちゃん、気持ち悪くない?』
「大丈夫だ。不思議な感じだけど、ひんやりしてて悪くない」

 どことなく不安げな問いに対し、雄也は彼女が必要以上に己の姿に引け目を感じたりしないように柔らかな口調で返した。
 装甲の隙間から入り込んで素肌と触れ合っている部分もあり、少し違和感はある。が、口にした通り不快感はない。それは間違いなく事実だ。

「さて、じゃあ、行こうか」
『うん!』

 陰りの消えたメルの返事を合図に、雄也はその場から一気に跳躍した。と同時に――。

《Launcher Assault》
「〈エアリアルライド〉」

 グレネードランチャー風の武装を装備しつつ、魔法で空力制御を行って上方へと急激に加速をかける。
 当然すぐさま天井に行く手を遮られるが、雄也はそのまま速度を緩めずに新緑色の砲弾で壁を撃ち抜いて道を作った。そのまま作り出した穴から屋敷の外へと飛び出す。
 すると、周囲を超越人イヴォルヴァー対策班が包囲している光景が目に入った。
 その中にはラディアの姿もあり、やはり転移妨害は彼女達のおかげだと確信する。

『ラディアさん、メルは取り戻しました。俺達は訓練場に戻ります』
『っ! ユウヤか! 了解した! 後の処理は任せろ』

 そのラディアに通信で簡潔に報告を済ませておく。
 後はこの場を離れるだけだ。

「よし。メル、まずは家に寄って、それから皆のところへ」
『うん。〈テレポート〉!』

 雄也の言葉に弾んだ声で応じて、魔法を発動させるメル。
 そうして雄也達は、彼女の魔法でその場から転移したのだった。

(それにしても、メルの態度は一体……)

 過剰進化オーバーイヴォルヴの結末を理解しているはずの彼女の様子に疑問を抱きながら。

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